シフトを減らされたら辞めるべき?合意なくシフトを削減することは認められるのか

何の前触れもなくシフトを減らされ、辞めるべきか否か迷ってしまうケースが少なくないのだとか。予定していた収入が見込めないことにより、生活にも支障が出てしまうので、急なシフト削減をされては戸惑ってしまうのも無理はありません。では、どのような理由でシフトが減らされてしまうのでしょうか。打開策のヒントと共にご紹介していきます。

シフトを減らされたら辞めるべき?

 

理由も分からないまま、シフトを大幅に減らされてしまったという従業員は案外多いようです。

 

シフトを減らされたから辞めるべきなのかな……」と思い至り、頭を悩ませてしまうこともあるのだとか。

 

しかし、シフトを減らされたからといって、必ず仕事を辞めなければならない、というわけではありません。

 

たとえシフトを減らされたとしても、辞める・辞めないの判断は個人の自由。続けることが苦痛ならばすっぱり辞めるも良し、空いた時間で別のバイトをしたり、副業をするも良しです。

 

ただし、シフトを減らされることにはそれなりの理由が伴います。

 

次の項目ではシフトを減らされる理由についてご紹介していきますので、辞めるか続けるかの判断材料にしてみてください。

 

シフトを減らされる理由

仕事失敗

JackF-stock.adobe.com

 

シフトを減らされる理由として真っ先に考えられるのは、「その従業員を辞めさせたい意図がある」ということ。

 

できれば自分から辞めてもらいたいと思っているものの、直接言うわけにもいかず、シフトを減らすという手段に出るケースが少なくないようです。

 

もちろん、辞めさせたいという理由の他に、人件費の削減や、売り上げが下がっていることにより給料の支払いが難しくなっている、といった事情を抱えている場合もあります。

 

下記でシフトを減らされる理由についていくつかご紹介していきますので、ご自身の状況と照らし合わせ、現状を打開するためのヒントとしてお役立てください。

 

作業効率が悪く、シフトに入れると生産性が下がる

 

仕事の覚えが悪かったり、ミスが多かったりすると、作業効率が落ちて生産性が下がります。

 

つまり、シフトが減った理由は、その人をシフトに入れると利益よりも損失の方が大きい、と判断されてしまったということ。

 

多少人手が足りなかったとしても、基準以下の働きをしてばかりいる従業員をシフトに入れるよりは、少数精鋭で業務に当たった方がかえってスムーズに回ります。

 

そのため、シフトの時間が減らされてしまうのです。

 

経営が傾いており給料を払うのが困難

 

売り上げが思うように伸びず、従来通りの給料を支払うことが困難になり、シフトを減らされてしまうことも。

 

この場合、個人の力だけでシフトを増やしてもらえるよう働きかけることは、かなり難しいかもしれません。

 

最悪、経営が立ち行かなくなることも想定し、次の職場を探すのが無難ではないでしょうか。

 

勤務態度が悪い

 

当日欠勤や無断欠勤を繰り返したり、お客様との間にトラブルをしょっちゅう引き起こしているような従業員は、仕事ができる・できないに関わらず「勤務態度が悪い」とみなされます。

 

急に休まれたらその分シフトの調整が必要になりますし、あまりに態度が悪ければクレームを多くもらってしまうことも考えられます。

 

安定しない働きぶりを見せる従業員よりも、シフトが入っている日には確実に出勤し、問題も起こさず働いてくれる人を多くシフトに入れたいと考えるのは、使用者としてむしろ当然のことではないでしょうか。

 

もし、ご自身の勤務態度を振り返り、働き方に問題があるようなら、この先シフトを増やしてもらうためには行動で示すしかありません。

 

失った信頼を取り戻すためにも、誠意をもって働くことを心掛けてくださいね。

 

嫌がらせ

 

特に多いのが、退職の意思を告げたことがきっかけでシフトを急激に減らされてしまうパターン。これを嫌がらせだと感じてしまうのも無理はないでしょう。

 

「どうせ近々辞めるのだから」という理由でシフトを減らすことは、とても正当な対応とは言えません。

 

あまりにも急激に減らされた場合、それは法に反している可能性があります。

 

次の項目で労働契約法についてご説明していきますので、もし行き過ぎたシフト削減をされている場合は、使用者に訴えかけることも視野に入れましょう。

 

合意なくシフトを減らすのは労働契約法違反にあたる可能性がある

ノーを突き付ける男性

takasu-stock.adobe.com

 

予定より一日や二日シフトが減らされるのは珍しいことではありませんが、

「週5日出勤するはずが、週2~3日に減らされた」

「面接で説明を受けた労働時間と現在の労働時間が、一日当たり3時間以上少ない」

というレベルで削減されてしまえば、違和感を覚えるのは当然のことです。そもそも、何の説明も無く急激にシフトを減らすことに問題は無いのでしょうか。

 

結論から言えば、合意なくシフトを減らすことは、労働契約法違反にあたる可能性があります。

 

労働契約法第八条に、以下の定めがあります。

(労働契約の内容の変更)

第八条 労働者及び使用者は、その合意により、労働契約の内容である労働条件を変更することができる。

つまり、合意が無い場合は労働条件の変更、すなわちシフトを大幅に減らすことは認められないということ。

 

加えて、契約内容に明らかに反したシフト削減を行うと、休業手当の支払い義務が生じる場合があります。労働基準法第二十六条を見てみましょう。

(休業手当)

第二十六条 使用者の責に帰すべき事由による休業の場合においては、使用者は、休業期間中当該労働者に、その平均賃金の百分の六十以上の手当を支払わなければならない。

もし、減らされた分の休業手当が支給されているなら問題ありませんが、そうでない場合は使用者が労働基準法にも違反していることになります。

 

まずは使用者に対し、大幅なシフト削減は労働契約法や労働基準法に反している可能性があることを指摘し、改善が見られない場合は労働基準監督署に相談してみてはいかがでしょうか。

 

シフトを大幅に減らされたら辞めるのも一つの手

思慮

kei907-stock.adobe.com

 

自分に明らかな問題がある場合は別ですが、急にシフトを減らし、その理由も説明してくれない職場に、無理に留まり続けることはありません。

 

もちろん、簡単に辞める必要もありませんよ。

 

シフトを減らされて辞めるのも、続けながら新たなことにチャレンジするのも自由です。自分にとって最善だと思われる選択をしましょう。

積極採用中!ホテル・旅館の求人

求人をもっとみる

ご入力いただいたメールアドレスに資料をお送りいたします。

必須企業名

ご担当者様名を入力してください

必須ご担当者様名

ご担当者様名を入力してください

必須メールアドレス

メールアドレスを入力してください

必須電話番号

電話番号を入力してください

資料請求のお申し込みを受け付けました

資料請求をお申し込みいただきありがとうございました。
入力いただいたアドレスにメールをお送りいたしましたので、ご確認ください。

万が一メールが届かない場合は、info@omotenashi.workまでお問い合わせいただきますようお願いいたします。

専任アドバイザーに相談する

ページ上部へ戻る