接客業の正社員でも土日祝に休める?
飲食店やホテル・旅館、アパレルなどの接客業は、土日祝が勝負です。当然ながら土日は出勤することが多く、正社員は特にその傾向が強く見られます。
しかし、土日祝休みを確保できる、または休日がしっかり整備されている接客業がゼロかというと、その限りではありません。
また、雇用形態を正社員からパート・アルバイトにすることで土日祝休みの求人が見つかりやすくなることも。
この記事では、接客業の正社員でも土日祝に休みやすい職場の例や、休みの希望がかなう職場を探すコツについて解説します。ワークライフバランスを整えるための参考に、役立ててくださいね。
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接客業の正社員・土日祝休みの仕事例
接客業やサービス業に携わる限り、土日祝に休めることはまれです。しかし、接客業の中には平日営業がメインの職場もあります。以下のような仕事なら、土日祝の休みがかないやすいでしょう。
- 社員食堂スタッフ
- オフィス街の飲食店
- 金融機関の窓口業務
- 日曜日を定休としている居酒屋やバー
- 学校の売店・食堂スタッフ
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接客業の正社員・土日祝休みの仕事を探すには?
平日休みが当たり前の生活をしていると、土日祝に休める仕事への憧れが強くなることもありますよね。この項目では、接客業の正社員で、土日祝に休みやすい仕事を探すためのコツを紹介します。
十分に人手がいる職場を選ぶ
接客業に限らず、人手不足な職場は休みが取りづらい傾向にあります。
制度上は休んで良いとされているものの、「職場の雰囲気的に休めない」「忙しすぎてそれどころではない」など、現実的に休めないというケースは少なくありません。
人手が十分足りていたり、スタッフ同士のフォローが強かったりする環境では、休みも取りやすいはずです。
また、従業員のライフスタイルによる事情を理解してくれる職場であれば、より働きやすさを感じられるでしょう。
休みがしっかりと保証されている企業を選ぶ
「必ずしも土日祝休みでなくとも良いけど、休みはしっかり取れる仕事に就きたい」
上記のような場合は、完全週休二日制や週休二日制という仕組みを設けている職場、有給休暇取得実績がある企業を視野に入れてみると良いでしょう。
接客の仕事をする以上、土日祝休みで働くのは厳しいですが、きちんと休みを取れる環境を選ぶことでリフレッシュする時間を確保できます。
ただし、週休二日制は「月1回以上、週に2日間の休みが設定されている休日形態」です。必ず毎週2日休めるとは限りませんので注意してくださいね。
もし、毎週2日間休みがほしい場合は、完全週休二日制が適しているでしょう。また、ある程度シフトの希望を出せる職場や、土日祝もローテーションで公平に休める職場を狙うこともおすすめ。
ホテル業界の求人を取り扱う当サイト「おもてなしHR」でも、完全週休二日制の仕事や、シフトの融通が利きやすい仕事を数多く掲載しているので、ぜひチェックしてくださいね。
雇用形態を正社員からパート・アルバイトにする
先述した通り、雇用形態を見直すことで、接客業でも土日祝休みの仕事に就ける可能性が高まります。どうしても土日祝に休みたいのであれば、パートやアルバイトで働くことを検討してもよいかもしれません
パート・アルバイトにすれば「平日のみOK」「週4からOK」など、働き方の幅が広がるためです。
もともと正社員として活躍してきた方の中には、パートやアルバイトという働き方をすることに、ためらいを感じる方もいるでしょう。
確かに、給料や福利厚生は、正社員より充実していないかもしれません。しかし、その分働き方が自由なため、生活・プライベートを大事にしやすいはず。
副業OKとしているケースもあるので、時間に余裕ができた場合は別の仕事にチャレンジすることもおすすめ。収入源をいくつか作ることで、金銭面に関する不安を軽減できるはずです。
接客業の正社員で土日祝に休みたいなら
正社員の接客業で土日祝休みの仕事は、そう多くはありません。
「休みをしっかり取りたい!」ということであれば、「完全週休二日制」「週休二日制」など、休みの環境が整っている職場を検討することで悩みが解決することも。月に数回でも土日祝に休めれば、プライベートを充実させられるのではないでしょうか。
シフトの自由度が高い職場としては、ホテルや旅館もおすすめです。ホテル・旅館の仕事を探す際には、おもてなしHRにご相談ください。