笑顔が無いと面接に落ちるって本当?
笑顔が無いと面接に落ちる、なんて意見もありますが、「うまく笑えなかったけど無事に受かった」というケースも多々あるそう。
なお、笑顔が無かったら100%落ちるとは限りませんが、印象に大きく影響するのもまた事実です。
笑顔を意識しながら話すことで、面接官とのやり取りがスムーズになったという声もありますよ。
ですが、いくら笑顔が好印象だからといって、ただ笑っていればいいというものではありません。次の項目では、面接に適した笑顔についてご紹介していきます。
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面接に適した笑顔とは
一口に「笑顔」といっても、その種類は多岐に渡ります。面接にふさわしい笑顔とは、どのような状態を指すのでしょうか。面接に適した笑顔のポイントをご紹介していきます。
「ヘラヘラ」ではなく「にこやか」を意識
締まりのない軽薄な笑顔は、相手に不快感を与える恐れがあります。また、気のない愛想笑いも同様です。
下手をすると「ヘラヘラしていてやる気が無いのでは?」という疑いをかけられかねませんので、面接の際はにこやかな印象になるよう意識して笑顔を作ってみましょう。
何でもかんでも笑って答えるのは、あまりおすすめできませんよ。
口角を軽く上げる程度で良い
笑顔だと印象がいいといっても、満面の笑みを浮かべる必要はありません。
あまり笑いすぎると話すときにも邪魔になってしまいますので、笑っていると認識できる程度に口角を上げることを意識してみてください。
それにプラスして朗らかに話せば、通常時との表情の差が顕著ではなくても、笑顔を浮かべていることが面接官に十分伝わりますよ。
笑顔を控えた方がいい場面もある
面接官の話を聞く時や、これまでの経歴を話す時など、真剣さを求められる場面では笑顔を抑えるのが望ましいでしょう。
快活さをアピールするのに適した場面と、誠実さを見せる場面を見極め、それに応じて表情を管理することで、面接官に好印象を与えることができるのではないでしょうか。
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面接で答えに詰まってしまったら?
予期せぬ質問をされたり、緊張で用意していた答えを忘れてしまったりすると、答えに詰まることがあります。この時大切なのは、とにかく長時間沈黙しないこと。
分からないことに対して黙り込んでしまうのは、コミュニケーションの断絶を意味しますので、絶対に避けなければいけません。
では、面接で答えに詰まったらどのように対処をするべきなのか、例をご紹介していきましょう。
もう一度質問をかみ砕いて尋ねてみる
質問の内容が難しくて言葉に詰まってしまった場合は、もう一度内容をかみ砕いて聞き返してみるのがおすすめです。
「〇〇に関するご質問ということでよろしいでしょうか?」という具合に、簡略化した上で尋ねましょう。答えを考えるまでの時間稼ぎにもなりますよ。
もし、かみ砕くのも難しい質問なら、もう一度質問を繰り返してもらうのも手でしょう。
「少し考える時間がほしい」と許可を取る
答えるために少々時間がかかる質問をされたら、考え込むのではなく「少し考える時間をいただいてもよろしいでしょうか?」と許可を求めてみても。
ただし、許可を取ったからといって長々と考え続けるのはよくないので、長くても1分以内には答えを導き出せるよう頭を回転させなければなりません。
素直に答えられないことを告げる
どうしても答えられそうにない質問なら、素直に答えられないと告げましょう。
「申し訳ございませんが、準備不足のため答えられません」というように潔く伝える方が、適当に答えたり、黙り込んでしまうよりも印象が悪くなりませんよ。
緊張したからといって必ず面接に落ちるということは無い
面接で緊張しない人の方が珍しいので、多少緊張したところで落ちてしまうことはありません。
ただし、緊張のあまり答えに詰まるようなことが何度も繰り返されると、面接官も不信感を抱いてしまうでしょう。
面接の準備を十分にし、緊張感をうまく飼いならせるよう意識することで、必要以上にガチガチになってしまう事態を防げるのではないでしょうか。