面接のお礼メールを送るのは逆効果?お礼メール作成のコツとは

面接のお礼メールは、送っても送らなくても合否には関係ないという説をよく耳にします。ですが、それでも送りたいとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。ここで気になるのが、「面接のお礼メールがかえって逆効果になってしまわないか?」ということ。果たして、お礼メールを企業に送ることで悪い影響は生まれるのでしょうか。

目次

    面接後にお礼メールを送るのは逆効果?

     

    面接後のお礼メールは、意味がないどころか逆効果という意見もあるようですが、お礼メールが原因で面接の合否に影響が出ることは滅多にないようです。

     

    そのため、お礼メールを送りたいが迷っているという方は、安心して送ってみてくださいね。

     

    ただし、あまりにも常識からかけ離れた文面や、誤字脱字だらけのお礼メールを送ってしまえば、確かに印象は悪くなってしまいます。

     

    感謝の気持ちを正確に伝えられるよう、構成と文章をきちんと整えることに意識を集中させれば、おかしなメールになってしまう事態はほとんど起こりません。

     

    まずはお礼メールの基本を知り、部分的に自分なりのアレンジを加えられるようになる段階を目指しましょう。

     

    お礼メールの構成

    メール

    Rawf8-stock.adobe.com

     

    お礼メールの基本となる構成をご紹介していきます。文章の型を知れば、メールの文面を考えるのは難しくありませんよ。

     

    1、件名

     

    件名を考える際のポイントは、送り主とメールの内容がひと目でわかるようにすることです。

    【本日の面接のお礼】〇〇大学 おもてなし花子
    【〇〇大学 おもてなし花子】一次面接のお礼

    上記の例のように、シンプルかつ明確なタイトルにしてください。

     

    2、宛名

     

    宛名はできるだけ詳しく書くのが好ましいです。「会社名+部署名+役職(肩書き)+氏名」の順で、知っている範囲の項目を記載してください。

     

    例えば、採用関係のメールを受け付けている担当者の部署や氏名が明かされている場合は、以下のような宛名になります。

    〇〇株式会社〇〇部

    採用担当 〇〇 〇〇様

    もし、会社名や部署名のみ判明している場合は、以下の通りになります。

    〇〇株式会社〇〇部

    採用ご担当者様

    会社名や部署名の誤りや、敬称のつけ忘れなどに十分注意しましょう。

     

    3、挨拶

     

    「時候の挨拶などを書いた方がいいの?」と悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、お礼メールには書かなくても構いません。

    お世話になっております。

     

    〇〇大学〇〇学部〇〇科4年、おもてなし花子です。

    というように、本文に移る前に簡潔な挨拶と自己紹介をしてください。

     

    4、本文

     

    本文は長々と書きすぎず、2~3文程度にまとめるのがポイントです。

    本日はお忙しい中、面接のお時間をいただき誠にありがとうございました。

     

    以前より貴社を第一志望としておりましたが、面接を通じてその気持ちがより一層強くなりました。

     

    もし次の機会をいただけた折りには、何卒よろしくお願いいたします。

    面接に時間を割いていただいたことを中心に、押しつけがましくない程度に前向きな気持ちを伝えるとバランスがいいですよ。

     

    5、結び

     

    短い部分ですが、結びが無いと締まりのない文章になってしまいます。

    取り急ぎ、お礼をお伝えしたくメールを差し上げました。

     

    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

    上記のように、簡潔にまとめましょう。

     

    6、署名

     

    メールの最後に、署名を記載します。

    ・大学名

    ・氏名

    ・連絡先

    の3点を明記してください。以下に例をご紹介します。

    ——————————————-

    〇〇大学〇〇学部〇〇学科

    おもてなし 花子

    自宅TEL:000-0000-0000

    携帯TEL:000-0000-0000

    E-mail:hanako-omotenashi@xxx.co.jp

    ——————————————-

    仕切り線は点線以外でも構いませんが、あまり華美すぎるものはNGなので注意しましょう。

     

    面接のお礼メールを送る際の注意点

    PCに向かう女性

    fizkes-stock.adobe.com

     

    面接のお礼メールを送る際、いくつか注意すべきことがあります。どれも難しいことではありませんが、見落とすとお礼メールが逆効果になりかねませんので、十分にお気をつけください。

     

    お礼メールはなるべく早く送ること

     

    お礼メールは面接の当日中、遅くとも24時間以内に送る必要があります。

     

    それ以上遅くなると、どうしても取って付けたような印象になってしまいますので、それならばむしろ送らない方がいいでしょう。

     

    宛名ミスは絶対にNG!

     

    本文中のミスももちろんですが、宛名のミスはご法度です。入念な確認をすれば確実に防げるミスですので、送信前に何度もチェックしておくと安心です。

     

    面接で言えなかったことをメールで送るのは控えて

     

    お礼メールは、あくまで面接をしてもらったことへの感謝を伝えるためのものです。

     

    面接で話し足りなかったことや、聞かれてもいない自己PRを書き連ねるのは、印象を損なう行為ですので、絶対に控えましょう。

     

    お礼メールが必ずしも逆効果になるわけではないが、プラスに働く見込みも低い

     

    面接のお礼メールが必ず逆効果になることはありませんが、大きなミスや礼を欠いた文章を送ってしまえば、印象の悪化は避けられないでしょう。

    「お礼メールはあくまで感謝の気持ちを伝えるためのもの」という認識を忘れず、送るか否かの判断をしてください。

     

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