効果的な模擬面接で本番の採用面接に備えよう!

就職・転職活動の要ともいえる採用面接には、万全の準備を整えて臨みたいですよね。それには模擬面接を繰り返し行うことが有効です。模擬面接に期待できる効果や、効率的な模擬面接の進め方について解説します。

就職活動・転職活動の成功には模擬面接が必要?

勝利

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採用面接は、仕事探しで避けて通ることができない道です。面接対策の参考書を読んだり、イメージトレーニングを行う人が多いのでないでしょうか。

より万全な面接対策のためには、これらに加えて模擬面接も行いたいところです。模擬面接は意外にも実践者は少ないそうで、その理由としては模擬面接のやり方が分からない、練習相手がいない、相手がいても気恥ずかしいといったことが挙げられます。

それだけに、模擬面接をしっかりと積み重ねて本番に臨めばライバルに差を付けることができるはず。

今回の記事では、模擬面接に期待できる効果や模擬面接の進め方、本格的な模擬面接を受けられる機関などについて解説します。ぜひ、参考にして模擬面接に取り組みましょう!

模擬面接は何のために行うのか

まずは模擬面接は何のために行うものなのか、どのような効果が期待できるのかを見ていきましょう。取り組みの意義が分かれば、より意欲的に実践できるはずです。

面接の空気に慣れる

採用面接でまったく緊張しないという人はいませんよね。きちんとした回答を準備し、イメージトレーニングを重ねていても、いざ本番となると頭が真っ白になってしどろもどろ…という状態に陥ることもあるでしょう。

しかし、環境で模擬面接を繰り返せば、面接の空気に慣れていきます。場数を踏むことで、緊張が程よく緩和され、本番では落ち着いた態度で受け答えができるはずです。

考えがまとまる

伝えたいことを的確にまとめて話すのは、そう簡単なことではありません。緊張が伴う採用面接であればなおさらです。

考えをまとめる有効な方法のひとつが、声に出して話してみるということです。模擬面接の回数を重ねれば、志望動機や職務経歴、長所や短所など面接で必ず聞かれる事柄は、自然と繰り返し声に出して話しますよね。

それによって考えがまとまり、本番では要点をすっきりと伝えられるようになるのではないでしょうか。

自分の面接を客観的に把握できる

模擬面接は、第三者の視点で採用面接における自分の長所・短所を把握することにも役立ちます。

詳しいやり方は後述しますが、模擬面接中の自分の姿をビデオに撮影してみると、それまで気が付いていなかった口癖や、目ざわりな所作が見つかるかもしれません。反対に「思ったよりもハキハキ話せている」など良い点が見つかり、自信が生まれることもあるでしょう。

また、自分の外見や話し方の印象を、面接官になったつもりで見てみましょう。

正しい姿勢で椅子に座った時のスーツの裾の長さや声の大きさ、スピード。前髪の長さや位置、メイクの仕上がりが面接に相応しいものかどうかをチェックして、気になる部分は微調整してくださいね。

模擬面接の進め方

チェックリスト

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模擬面接を実施することにはさまざまなメリットがありますが、どのように行えば良いのでしょうか。ひとりで行う場合、身近な人に相手になってもらう場合、就職・転職のサポート機関を利用する場合の進め方を紹介します。

ひとりで行う場合

模擬面接をしたいけれど相手が見つからない!という場合は次の方法でひとり模擬面を行いましょう。

ひとりであってもなるべく本番の環境に近づけるために、ドアで区切られた部屋に椅子を用意してスーツを着用することが望ましいです。そして、自分の全身が映るようビデオカメラやスマートフォンをセットしてビデオを撮影します。

あとは本番のつもりで入室して椅子に座り、正面に面接官がいると思って想定される質問に答え、退室するところまで模擬面接を通しで行います。そして撮影したビデオを見て、改善するべき部分を改善するのです。

これを繰り返せばどんどんブラッシュアップされ、自信を持って採用面接を受けることができるはずです。

また、就職支援サイトなどで公開されている面接シミュレーションを利用するのも良いでしょう。面接官の立場を体験できるシミュレーションもあり、企業が求める人物像を探るための参考になるのではないでしょうか。

誰かに相手を頼む場合

家族や友人・知人などに面接官役を頼む場合には、見てほしい項目をまとめたチェックリストを作成しましょう。応募書類のコピーと併せて渡し、評価してもらいます。ビデオ撮影も忘れずに。

チェックリストに入れるべき項目は、以下の通りです。

  • 身だしなみに乱れがないか
  • 質問に対して的確な返答をしているか
  • 質問に対して簡潔に答えているか
  • 声は聞き取りやすい大きさ/スピードか
  • 言葉遣いは正しいか
  • 熱意を感じられるか
  • 話の内容に矛盾は無いか
  • 伝えたいことがはっきり伝わっているか
  • 順序立てて話ができているか
  • 気が付いた長所/短所

率直な評価を下してくれるように頼んでおくことが、模擬面接の成果を得るコツです。

また、第三者に参加してもらうことによって面接のイメージが広がります。和やかな面接、圧迫面接、淡々と進む面接や、面接官が複数いる場合など、さまざまなパターンを想定して行いましょう。

就職・転職支援の機関を利用する場合

大学のキャリアセンターやハローワーク・ジョブカフェなどの就職・転職を支援する機関では、模擬面接を行っていることがほとんどです。

入室から退室まで本番さながらで、模擬面接の相手も初対面であったり、そう親しくはない職員さんです。そのため、よりリアルな採用面接の空気を感じ取ることができるのではないでしょうか。

模擬面接を受けるには予約が必要な場合もあるため、利用する機関で確認の上、臨んでくださいね。

模擬面接をやらないのはもったいない

模擬面接は場数を踏んだ分だけ、自分の長所・短所が見えてくるものです。イメージトレーニングも有効ですが、面接中の態度や受け答えを客観的に把握するという点では、模擬面接に勝る対策はないのではないでしょうか。

ハローワークなどでは就職・転職のプロによる模擬面接を無料で受けることができます。また、就職・転職エージェントにも、希望があれば模擬面接を実施してくれるところもあります。

こうしたサービスを利用しないのは、非常にもったいない話。使えるものは何でも使って、第一志望の内定を勝ち取りましょう!

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