介護付きのホテルに注目!概要とサービス内容とは?

ユニバーサルデザインの客室を保有するホテルは、いまではそれほど珍しくはありませんよね。しかし、介護を前提としたホテルはまだまだ多くはありません。より多くのニーズを叶えるため介護に対応できるホテル運営への取り組みが、今後は必須となる可能性があります。将来のために、介護ホテルに関する内容を押さえておきましょう。

「介護」にホテル業のホスピタリティが活かせる!

BillionPhotos.com – stock.adobe.com

 

介護事業は大きな枠組みで考えれば、ホテル事業と同じサービス業と捉えることができます。そのため、ホテルで積み重ねたホスピタリティの精神を活かし、介護事業への参入を検討している企業も徐々に増えているようです。

 

高齢者の介護は、少子高齢化社会であることから、ますます注目される業種といっても良いでしょう。

 

介護ホテルでは一泊から中・長期の滞在を受け入れているホテルもあり、お客様は老人ホーム入所の順番待ちに利用したり、介護するご家族の急な予定変更などによって介護ができない場合に重宝されているとのことです。

 

基本的に、介護ホテルは専門の介護スタッフが必要となります。実際には介護職員だったスタッフがコンシェルジュなどを務め、お客様のご家族からのご相談などにも丁寧に応えるという仕事をこなすこともあります。

 

介護ホテルが運営される目的は、要介護者のためだけではありません。介護する側が自分を癒し、疲れを取りたいときに利用するケースもあるのです。介護する側がストレスを溜めてしまっては、要介護者にもそのストレスが伝わり、お互いに悪影響を及ぼします。

 

そういった事態を避けるためにも、介護ホテルが社会の中で重要な役割を担っていることが分かりますね。

 

介護ホテルのサービス内容とは

 

一般的なホテル同様、介護ホテルにもチェックイン・チェックアウトがあり、時間もそれほど大差ありません。ただ、事情を話せばチェックイン・チェックアウトの時間を早めたり遅くさせたりと、柔軟な対応をしてくれるホテルも多いことが特徴です。

 

朝食や夕食の食事介助、おむつ交換などの排泄介助、服の脱ぎ着せの更衣介助はもちろんのこと、服薬を確認してくれるのもうれしいサービスです。さらに希望があれば、夜間の見回りなどで安否確認をしてくれるホテルもあるそうです。

 

老人ホームと介護ホテルに違いはある?

 

老人ホームは介護施設の一種です。そもそも介護施設とは「介護が受けらえる施設全般」のことを指し、日常生活のサポートや介助をサービスとして提供する施設を意味しています。

 

老人福祉法第29条第一項によると、有料老人ホームとは「食事づくり、介護(食事・入浴・排泄)、洗濯や掃除などの家事、健康サービスに関する4つのサービスのうち、1つ以上を実施し、かつ高齢者を入居させている施設」と定義されています。

 

老人ホームのなかにも様々な形態があります。しかし、介護ホテルは介護サービス付きで安心して宿泊してもらえるだけでなく、元気な方にも宿泊してもらえるように整えられた施設です。

 

要介護者の入居を前提とした老人ホームですが、介護ホテルはあくまでも宿泊に特化した介護施設であることを忘れないでくださいね。

 

参照:老人福祉法/厚生労働省

 

介護ホテルを運営するときのポイント

pikselstock – stock.adobe.com

 

ホテルのホスピタリティを存分に活かせるからといって、介護ホテルの運営はそう甘いものではありません。

 

介護ホテルの運営で気を付けるべきポイントをご紹介します。

 

人に合ったホスピタリティを行う

 

介護の現場では、サービスのやりすぎは「過剰介護」とされ、だからといって放任したとしても「配慮不足」と判断されてしまうことが難しいポイントでもあります。介護事業はホテル業と同じサービス業と捉えても、サービスの質は若干異なります。

 

ホテルでは、さまざまなお客様に合ったサービスをするために余計なお世話をしないよう、自らの憶測で勝手に行動を起こすことはあまり良しとされません。そのため、周辺状況を瞬時に察知し、あえて放っておくこともありますよね。

 

ところが、時にはホテルマンとしての立派なホスピタリティが、介護の現場ではマイナスに働くこともあるのです。

 

上質なおもてなしのほかにも、「介護スタッフ」としての感性や判断力、人間性を備わってこそ、介護事業が成り立つことを覚えておきましょう。

 

柔軟性を重視する

 

自宅で介護をしている方のなかには、老々介護をしている方も多くいらっしゃいます。老々介護の負担は両者にとって非常に大きく、ホテル側には相応の配慮が必要となります。

 

ある温泉旅館ではユニバーサルデザインに力を入れており、全館を車いすでの異動が可能になっているそうです。

 

さらに客室の露天風呂には車いすで入浴できるようになっており、事前に連絡をすれば介助ヘルパーを派遣してもらえる工夫もしています。食事も、固さや量をあらかじめ選ぶことができるので、老々介護であってもゆっくり羽を伸ばして過ごせると人気なのです。

 

介護をする家族の疲労緩和・軽減も考える

 

介護を前提としたホテルでは、要介護の方の癒しを考えることはもちろん大切です。しかし、さらに求められるのは介護をしているご家族の心身の疲れを癒すことです。

 

介護をする側のストレスなども見越したサービスが、今後の介護事業には不可欠でしょう。マッサージやエステなどのプランを用意しても良いかもしれませんね。

 

ホテルのノウハウを活かし「安心して任せられる」介護ホテルを!

BillionPhotos.com – stock.adobe.com

 

ホテルで積み重ねられた接客ノウハウは、どのような業界であっても活かせる技術です。数ある業界のなかでも、特に介護事業にはより多くのノウハウが活かせるに違いありません。

 

しかし、先述した通り、介護ホテルをうまく運営するためには人に合ったホスピタリティを考えることが重要となります。サービス業として、ホテル事業と介護事業で共通しているのは、スタッフ一人ひとりが持つ「優しさ」をどのように行動に移すのかという点です。

 

お客様に「このホテルなら安心して任せられる」と感じてもらえるよう、サービスについて追究することが必要でしょう。

積極採用中!ホテル・旅館の求人

求人をもっとみる

ご入力いただいたメールアドレスに資料をお送りいたします。

必須企業名

ご担当者様名を入力してください

必須ご担当者様名

ご担当者様名を入力してください

必須メールアドレス

メールアドレスを入力してください

必須電話番号

電話番号を入力してください

資料請求のお申し込みを受け付けました

資料請求をお申し込みいただきありがとうございました。
入力いただいたアドレスにメールをお送りいたしましたので、ご確認ください。

万が一メールが届かない場合は、info@omotenashi.workまでお問い合わせいただきますようお願いいたします。

専任アドバイザーに相談する

ページ上部へ戻る