ホテルラウンジの飲み放題付き宿泊プランは安価でも提供可能!プランを打ち出すメリットと注意点を紹介!

ホテルのラウンジは、利用するだけでどことなく高揚感が高まる空間ですよね。そんなラウンジのドリンクが飲み放題で、宿泊もできるとなればお客様に大満足していてだけることでしょう。ラウンジのあるホテルであれば、飲み放題付き宿泊プランに興味があるという担当者も多いはず。プラン作成に役立つ情報をまとめましたので、ぜひプラン作成のヒントにしてみてくださいね。

目次

    ホテルラウンジでの飲み放題付き宿泊プランとは?

    ホテルのラウンジは、ランチやディナー、アフタヌーンティーなどが提供されるホテルロビー付近に位置する談話スペースです。

     

    ホテルラウンジはカフェのような一面も持ち合わせているため、宿泊の有無に関わらず利用できることが大半であり、仕事の商談や待ち合わせなどでも利用されています。

     

    そんなホテルラウンジの中には、ラウンジで提供するドリンクが飲み放題という宿泊プランもあるようです。外でお酒などをたくさん楽しんだ後、そのまま眠りにつくことができるホテルラウンジの飲み放題は、お客様にこのうえない幸福感を味わっていただけることでしょう。

     

    しかし、メリットを享受するのはお客様のみではありません。提供をするホテルにも大きなメリットをもたらすのです。ホテルラウンジでの飲み放題付き宿泊プランの4つのメリットをはじめ、宿泊プラン例、プラン作成の注意点をご紹介します。

     

    ホテルラウンジ飲み放題付き宿泊プランを打ち出すメリット

    iStock.com/kokouu

     

    ホテルラウンジでの飲み放題付きの宿泊プランを提供することで、ホテルが受ける4つのメリットをみていきましょう。

     

    新規のお客様が見込める

    ホテルラウンジでのディナーに、憧れを持つ方は少なくありません。しかし、他の飲食店と比較するとホテルラウンジの料金は割高であることも多く、敷居が高いというイメージから行くことを躊躇しているという方も一定数いることでしょう。

     

    ここで活躍するのが、カジュアルさを演出する「飲み放題」です。特に20代~30代前半ほどの飲み盛りであれば、何杯飲んでも金額を気にしなくて良いという飲み放題をきっかけに、宿泊予約を検討する方もいるはずです。

     

    回転率が上がる

    飲み放題は、120分・150分などと時間制限が設けられることが一般的ですが、これはお客様の長居を抑制する効果を持ちます。

     

    予約なしのお客様が来た際、飲み放題のお客様がいればたとえ満席であっても「後〇分後にお席が空きます」と案内することができますよね。しかし、時間無制限であれば「お席が空くまでお待ちいただくしか…」という回答しかできません。

     

    機会損失を防ぐためにも、回転率を上げるためにも、飲み放題付き宿泊プランは効果的なのです。

     

    客単価を上げることができる

    ホテルラウンジの利用料と宿泊料金をセット販売することで、客単価を上げることができるのは言わずもがなでしょう。

     

    それぞれで提供するよりかは割安で提供するホテルも多いようですが、ラウンジ・宿泊のいずれか一方のみの予約よりも管理は楽なうえ、2名以上の予約が見込めるため、売上は大きくなるはずです。

     

    リピーターを作ることができる

    これまで利用がなかったお客様、あるいは宿泊のみでしか利用がなかったお客様がラウンジで素敵な時間を過ごすことができれば、別日のランチ・ディナーにラウンジを利用してくれるかもしれません。

     

    また、記念日や誕生日の宿泊で満足したお客様からの「また利用したい」という口コミも多く見受けられました。年に1度や2度の頻度ではありますが、このように感じてもらえるお客様が増えればホテルの売上も徐々に大きくなっていくことでしょう。

     

    ホテルラウンジ飲み放題付き宿泊プラン例

    iStock.com/Enes-Evren

     

    ホテルに大きなメリットをもたらしてくれるラウンジの飲み放題付き宿泊プランですが、実際に打ち出されているプランにはどのようなものがあるのでしょうか。ホテルのクラス別に、3つのプランをご紹介します。

     

    最上階から夜景とシャンパンを味わえるプラン

    シティホテルなどのハイクラスなホテルで提供されていることが多いのは、シャンパンやカクテルが飲み放題の宿泊プランです。ラウンジが高層ビルの最上階に位置していることが多いため、美しい夜景とともに素敵な夜を過ごすことができます。

     

    値段は1泊2日の2名利用で5万円程度から、高いものであれば10万円を超えるものまでと幅広く用意されており、特別な日の思い出づくりとして利用されることが多いようです。

     

    また、どちらかと言えば「ディナー時の飲み放題」というよりも、「ラウンジを利用し放題」という位置付けをするホテルが多く、この場合は朝食やティータイムなども宿泊料金に組み込まれています。

     

    ロビーラウンジで地酒を味わえるプラン

    ミドルクラスのホテルで提供されている宿泊プランの中には、地元のお酒を提供しているプランが多く見受けられました。

     

    1泊2日1名あたり2~3万円程度で提供されているものが多いようですが、中には1名1万円程度で「ラウンジ内で1時間飲み放題」というプランも存在します。これぐらいの値段であれば、お客様もそこまで気負うことなくご利用いただけそうですよね。

     

    ビジネスホテルで発泡酒を提供するプラン

    1名1万円以下、飲み放題・朝食付きの宿泊プランを打ち出しているビジネスホテルもあります。

     

    提供しているドリンクは発泡酒・ハイボール・ワイン・ソフトドリンクと限定的で、提供されるおつまみもピーナッツなどの軽食に限られるようですが、宿泊料金も含めてこの金額であれば、ビジネスマンや若年層も気軽に利用ができそうです。

     

    ホテルラウンジ飲み放題付き宿泊プランの注意点

    iStock.com/MaximFesenko

     

    「安価な飲み放題付きの宿泊プランも可能なのか」と驚いたのと同時に「プランを作ってみようかな」という気持ちが芽生えたホテル担当者もいるはずです。では、プラン作成の際にはどのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。

     

    ホテルラウンジの飲み放題付き宿泊プラン作成の、注意点を3つご紹介します。

     

    原価と提供金額のバランスを考える

    まず気にしていただきたいのが、飲み放題付き宿泊プランの位置づけです。広告塔のような扱いにするのであれば採算度外視という考え方もできますが、そうでない場合にはしっかりと利益を考える必要があります。

     

    提供するドリンクの種類や品数、また客室クラスによってによって原価は大きく異なりますので、プラン作成の際には、どれほどのサービスを提供すべきか、どれだけの利益を確保すべきかを自ホテルでしっかり定めるようにしましょう。

     

    ラウンジ利用のルールを設ける

    プランの大枠を決めることができたら、ラウンジ利用のルールを設定しましょう。

     

    飲み放題はグラスは交換制にするのか、利用時間に制限を設けるか、食事は付くのかなどを定めておくことで、お客様とのトラブルを避けることができます。

     

    また、高級ホテルなどのクラブラウンジでは大声で話をするのはマナー違反にあたります。他のお客様に話しかけるのも基本的には良しとされていません。特に安価に提供しようと検討しているホテルは不躾な言動を起こさせないよう注意を払う必要があります。

     

    表記はクラスに合わせる

    ホテルラウンジでの飲み放題は、「フリーフロー」や「ラウンジ特典」と明記されることがあります。「飲み放題」よりも、少し高級な雰囲気になりますよね。

     

    そのため、ミドルクラス以上のお客様集客をする場合には、フリーフローやラウンジ特典という単語を用いる、ミドルクラス以下のお客様に向けプランを打ち出す際には飲み放題という単語を用いるなど、提供するサービスクラスに合わせて表記を変えるのもひとつの手です。

     

    ラウンジがあるホテルは飲み放題付きの宿泊を推すのもアリ!

    iStock.com/Nikada

     

    ホテルラウンジでの飲み放題付き宿泊プランは、大きな集客源となる可能性を孕んでいます。

     

    利用者はそう多くないかもしれませんが、プランはいくつあっても損にはなりませんので、ラウンジがあるホテルは飲み放題付きの宿泊プラン作成を検討してみてはいかがでしょうか。

     

    ただ、新たにラウンジの飲み放題付き宿泊プランを打ち出すには、実際の現場の意見を取り入れた方が安全です。しかし、高級ホテル出身者がいないというホテルもあるでしょう。そんな時は当サイト「おもてなしHR」を頼ってください。

     

    高級ホテルやラウンジのあるホテル出身者のご紹介も可能です。気になるホテル担当者は、ぜひ気軽に問い合わせてみてくださいね。

     

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