簡単なアイスブレイクが効果的な理由

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「アイスブレイク」は直訳すると「氷を壊す」ですね。初対面時の凍り付いた空気を壊す手法を指す言葉として使われます。
アイスブレイクを行うことで、初対面同士の交流が活発になる・積極的に発言しやすくなるといった効果が期待できます。道具を使うなどの大がかりなアイスブレイクもありますが、簡単なアイスブレイクでもその場の空気は和やかになるので、ぜひ取り入れたいところ。
限られた時間の中で簡単に実践できるアイスブレイクを紹介します。
大人数向けの簡単なアイスブレイク
企業説明会やセミナーなどで活用しやすい、大人数向けのアイスブレイクには以下のようなものがあります。
妄想自己紹介
妄想自己紹介は名前の通り、妄想を交えた自己紹介をすることです。お題を決めて、名前や所属の後に妄想を語ってもらいましょう。以下のような、誰でも妄想しやすいお題がおすすめです。
- もし歌手だったらどんな歌を歌っているか
- もしスポーツ選手なら何の競技の選手か
- もし漫画家だったらどんな漫画を描いているか
- もし一兆円貰ったら何に使うか
お題に対してどんなことを考えるのかによって、ある程度人となりを把握することができますね。参加者同士の親睦が深まるきっかけにもなるのでワークショップやグループディスカッションの際に導入してみてください。
他己紹介
他己紹介は、二人一組になってお互いをインタビューし、相手のことを別の誰か・もしくは参加者全員に紹介してもらうという手法です。
自分のものさしではない視点で、他の参加者や自分自身を知ることができるため、参加者は一般的な自己紹介よりも興味深く耳を傾けることでしょう。
ジェスチャー当てゲーム
道具要らずで盛り上がるジェスチャー当てゲームも、ワークショップやグループディスカッションに適したアイスブレイクです。
動物や乗り物、職業などのお題を出し、参加者の1人にジェスチャーで表してもらい、他の参加者に何のジェスチャーか当ててもらいます。チーム対抗にしても良いでしょう。
心理テスト
選んだ色や形によって性格や適性が分かるとされる心理テストは、アイスブレイクで使えます。参加者の人数にもよりますが、選択肢は4択程度がちょうどよいでしょう。
選んだ回答ごとに固まってもらうと、同じ答えを選んだ人同士が打ち解けやすくなります。
オンリーワンゲーム
オンリーワンゲームは、その場に居るメンバーの中で1人だけ該当する事柄を当てるゲームです。
「3年以上海外移住したことがある人」「親戚に100歳を超えて生きている人が居る人」といったことを順番に発言していき、該当者に挙手して貰います。ユニークな質問が飛び出して盛り上がることでしょう。
ただし「今日、黄色い靴下を履いている男性」といった見ればわかる質問や「貯金が1億円を超えている人」などプライバシーに踏み込むような質問、その他セクハラ・パワハラにあたる質問はNGです。質問のルールをしっかり説明した上で実施しましょう。
少人数や1対1に向いている簡単なアイスブレイク

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少人数・1対1の場面では、ユニークな自己紹介やゲームは不向きです。代わりに、以下のようなアイスブレイクを用いましょう。
世間話
世間話は最もポピュラーなアイスブレイクです。その人の天候や交通手段、季節に関する話題が無難でしょう。
面接や商談で、本題に入る前に世間話を挟むことでその後の流れがスムーズになります。採用面接では求職者の緊張をほぐし、本領を発揮して貰いやすくなる効果も期待できるので、ぜひ取り入れましょう。
共通点の話題
自分と相手との共通点を探り、話題に出すことも良いアイスブレイクです。
生活圏内が同じであれば美味しいレストランの話題、持ち物のブランドが同じであれば、そのブランドのどんな所が好きなのかといった話題が盛り上がります。
人間は、共通点のある相手に親しみを覚えるものですね。この方法は商談の場面で活用しましょう。
相手の身の回りのことを褒める
こちらも商談に適したアイスブレイクです。自分のことを褒められて嫌な思いをする人は居ませんよね。ただし、初対面でその人自身のことを褒めるのはハードルが高く、褒められた方も微妙な気持ちになるかもしれません。
そこでおすすめしたいのは、相手の身の回りのことを褒める方法です。時計やアクセサリー、ネクタイなどの持ち物を褒めましょう。相手のオフィスや自宅にお邪魔した場合は、インテリアを褒めるのも良いですね。しつこく言わず、さりげなく褒めることがポイントです。
簡単なアイスブレイクの実践で注意したいこと

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初対面同士の緊張を解し、空気を和ませるのに効果的なアイスブレイク。実践するにあたってはいくつか注意事項があるので把握しておきましょう。
時間を意識して行おう
アイスブレイクはあくまでも、本題に入る前の前置きです。アイスブレイクが長引いて本題に使える時間が無くならないように注意しましょう。
特に、大人数の場合はアイスブレイクが盛り上がって予定の時間をオーバーしがちです。時間を意識して取り組んでくださいね。
前向きなお題を選ぶ
アイスブレイクで不適切なお題を出してしまうと、本来の意図とは反対に空気が凍り付きます。
心理テストであればどの回答を選んでもポジティブになるものを、妄想自己紹介やジェスチャーゲームなどであれば良いイメージのお題を選んでくださいね。ジェスチャーゲームでは、ジェスチャーする人が恥ずかしくないお題を選ぶことも重要です。
プライベートに踏み込まない
共通点の話題や世間話を振る際は、プライベートに踏み込みすぎないように注意が必要です。アイスブレイクのつもりで聞いたことでも「なぜそんなことを聞かれなければいけないのか?」と思われる場合があります。
また、出身地や家族の職業、尊敬する人物や愛読書といった面接で聞くべきではないとされている質問もあります。以下の記事も参考にして、適切なアイスブレイクを実施しましょう。
面接官のNGワードとは?面接官が言ってはいけないNGワードを紹介
アイスブレイクを取り入れて採用活動を成功させよう
アイスブレイクは会社説明会や採用面接の場において、求職者の良い部分を引き出すことに有効です。今回紹介したアイスブレイクは簡単に行えるものばかりなので、取り入れてみてくださいね。
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