ホテルのロビーとラウンジの違い
ホテルのラウンジとロビーは、どちらも休憩場所という意味合いがあります。
厳密に違いを分けるのならば、ロビーはホテルのエントランス付近にある休憩場所全体、ラウンジはその中に含まれた一角の休憩場所を指していますが、ロビー内の飲食ができる休憩場所をラウンジと呼ぶ場合もあるのだとか。
ホテルのロビーは顧客との打ち合わせ場所にとてもピッタリなところです。ホテルのWi-Fiを利用できる場合が多いので、パソコンを使用することもできスムーズに話を進められるでしょう。
企業のエグゼクティブ層が高級ホテルのラウンジを打ち合わせ場所に好んで設定するほど、ホテルのラウンジやロビーはビジネス上の打ち合わせ場所にかなり向いているところでもあるのです。
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ホテルのロビーで打ち合わせをするメリット
ホテルのロビーで打ち合わせをすると、どのようなメリットや効果があるのでしょうか?
メリットを心得たうえで、ホテルのロビーでの打ち合わせからビジネスチャンスを掴みましょう。
アクセスがいい
分かりやすい場所に建っているホテルが多く、建物自体も大きいので顧客が道に迷って打ち合わせ時間に遅れてしまうリスクを防ぐことができます。
また、ホテルの周辺は電車やバスなどの公共交通機関などが整っているので、アクセスしやすいのも魅力です。
打ち合わせ相手が空港や駅から直接来るケースでも、空港や駅周辺のホテルのロビーに場所を設定すれば向かいやすくなるでしょう。
静かな空間で話を進められる
ホテルのグレードや場所を選ぶ必要はあるかもしれませんが、ホテルのロビーやラウンジは静かなところが多いので腰を据えて打ち合わせを進めることができます。
打ち合わせ場所にはよくカフェや喫茶店を選ぶ人もいますが、大切な商談相手との打ち合わせの場合は、雑音が多そうな場所よりもホテルなどのより落ち着いた空間がおすすめです。
上品なホテルの雰囲気も相まって、顧客だけでなく自分も含めていつもよりスマートな振る舞いを心がけられるようになりますよ。
顧客側をもてなすアピールになる
ホテルなどのラグジュアリーな空間を打ち合わせ場所に選ぶことによって、打ち合わせ相手は「丁重に扱われている」「大切にされている」と感じるので、顧客をもてなすアピールにもつながります。
ホテルのロビーやラウンジを打ち合わせ場所に設定するだけで、相手への敬意を示すことができるのです。
ビジネスは顧客との信頼関係が成功のカギを握ります。打ち合わせ相手との結びつきをより深めるには、気品あふれる場所を打ち合わせ場所に選ぶと良いでしょう。
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ホテルロビーで打ち合わせをする注意点
ホテルのロビーやラウンジは落ち着いた雰囲気のあるところが大半ですが、時間帯やチョイスした場所によっては騒がしくなることがあり、大事な打ち合わせには避けたほうが良いケースもあります。
騒がしくなってきたと感じた場合は、ロビーで待ち合わせをしてから休憩スペースなどのラウンジに移動することをおすすめします。
ちなみに、ラウンジのあるホテルはシティーホテルや高級ホテルのようなグレードの高いところが多く、より静かな空間で打ち合わせに専念できるでしょう。
ホテルによってはラウンジを予約できることもあるので、確実に落ち着いた空間で打ち合わせをしたい方はホテルに直接問い合わせてみると良いかもしれません。
ホテルのロビーとラウンジの違いを理解し、打ち合わせ場所を選ぼう
ホテルのロビーとラウンジは同じような意味で使われることが多いようですが、厳密には意味合いが少し異なります。
しかしその違いを理解したうえで打ち合わせ場所を選べば、話し合いがスムーズに進むだけでなく、ホテルならではの洗練された雰囲気が顧客をもてなすアピールにもつながりますよ。
ぜひ、積極的にホテルのロビーやラウンジを打ち合わせに利用してみてくださいね。