グランピングでも虫対策は必要?
グランピングは従来のキャンプと異なり、設備が充実していることが特徴です。キャンプ用品一式を用意することなく、しかも冷暖房が完備された宿泊スタイルでアウトドアを楽しむことができます。
とは言え、グランピングはアウトドアレジャーであることを忘れてはいけません。
アウトドアでは、当然虫が出ます。グランピングも例外ではありませんが、コテージやトレーラーなどの建物に宿泊する場合、出入りするときに気を付ければそれほど虫に悩むことはないでしょう。
しかし、テントに泊まる場合と、周辺を散策したり外で食事をしたりする場合は虫対策が必要です。
虫対策を怠ると、せっかくのグランピングが辛い思い出になってしまうかもしれません。グランピングで虫刺されに悩まないためにも、対策はしっかりと考えておきましょう。
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グランピングにおすすめの虫よけ対策
グランピングでの楽しい思い出作りには、虫対策は欠かせません。
グランピングにおすすめの虫よけ対策を紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
虫よけスプレーを使う
虫よけ対策の基本は、虫よけスプレーと言っても良いでしょう。
最近ではスプレータイプの種類も豊富になっており、さらさらとした付け心地の「パウダータイプ」や、肌が白くならない「ノンパウダータイプ」、そしてしっとりと肌を潤す「ミストタイプ」があります。
それぞれの好みに合わせた虫よけスプレーを選べば、グランピングで一日中快適に過ごすことができますよ。
虫よけキャンドルを使う
グランピングの幻想的な雰囲気をそのまま活かしたいという方は、虫よけキャンドルもおすすめです。
虫よけキャンドルにはシトロネラというハーブが使われており、爽やかな柑橘系の香りを楽しむことができます。しかし虫はこの香りを嫌うので、虫よけの効果もバツグンなのです。
グランピングならではの特別感のある雰囲気を後押ししてくれるアイテムになるでしょう。
ハッカ油を使う
虫よけ対策にはハッカ油も良い効果をもたらします。
敏感肌の方は天然素材であるハッカ油を使い、自分で虫よけミストを作ると良いかもしれません。作り方は、ハッカ油に無水エタノールや水を加えて混ぜ合わせるだけなので、とても簡単です。
体への影響が気になる方や、子ども達にも安心して使える虫よけグッズができあがりますよ。
また、ホタルを鑑賞するときに薬品が含まれた虫よけを用いると、においを嫌ってホタルが現れにくくなるそうです。そのようなシーンでも虫よけを徹底したい場合は、ハッカ油持参しておくと重宝するでしょう。
食事のあとはすぐに後片付けする
食事のあとは、なるべく早く後片付けするようにしましょう。
虫は食べ物のにおいに誘われやすいので、食べ物やお酒など、においを発するものを出しっぱなしにしておくと虫が大量に寄ってくることも考えられます。
虫よけグッズの常備は大切ですが、食べ物やお酒をこまめに片付けることも試してみてくださいね。
焚火をする
虫よけ対策には、焚火の煙も効果が期待できます。
特に蚊などの小さな虫に大きな効果があると言われており、夕方などの蚊が多くなる時間に焚火をすると良いかもしれません。
グランピングでテントへの宿泊を考えている方は、テントに焚火の煙をかけておくだけでも虫よけ対策になるので、実践してみてはいかがでしょう?
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虫嫌い必見! プラスアルファの虫対策
グランピングでの基本的な虫よけ対策のほかに、プラスアルファをしておけば虫嫌いの方でも安心してアウトドアを楽しむことができます。
最近では虫よけ効果が施された服が販売されており、それを着れば虫に刺されるリスクを一気に減らせるのだとか。
また、服の色に気を付けるだけでも虫よけ効果を高められる可能性があります。
たとえば、蜂は黒や赤などの濃い色に寄ってきやすいので、白などの明るい色の服を着ると蜂対策になるようです。
グランピングでアウトドアを楽しむ場合、肌の露出はあまりおすすめできません。しかし標高が高く、涼しいエリアは虫が少ないと言われています。
はじめから虫の少ないエリアを選ぶと、グランピングでの虫対策は最小限で済みそうですね。
快適なグランピングには虫よけ対策が必須!
設備が整えられ、豪華で雰囲気の良いグランピングは、虫対策が軽んじられる傾向があります。
いくらグランピングと言えど、虫対策には気を抜かないほうが良いかもしれません。虫嫌いの方は、虫が少ないグランピング施設を選んで予約するようにしましょう。