ホテルの閑散期はいつ?
ホテルの集客数は、年間を通じて一定ではありません。GWや夏季休暇などの旅行に適したシーズンは繁忙期と呼ばれ、ホテルの予約数がかなり増加します。
一方、閑散期と呼ばれる時期は客足がかなり減り、従業員が暇を持て余してしまうホテルもあるほど。
では、ホテルの閑散期は具体的にいつ頃を指すのでしょうか。次の項目から詳しくご解説していきましょう。
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ホテルの閑散期:12~2月(冬期)
気温が低く、地域によっては雪も降る冬の時期は旅行に向きません。そのため、ホテルへの客足も途絶えがちになります。
「旅行をしたい!」と思い立つ人の数が圧倒的に少ないため、下手に値引きキャンペーンなどを打ってしまうと、かえって赤字になってしまうリスクも。
ただし、スキー場直結のホテルなど冬の集客に特化した施設では、12~2月はむしろ書き入れ時になるでしょう。
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ホテルの閑散期:4月上旬
新生活が始まる時期と被るので、旅行をする余裕がないという人も多く、集客率が落ちる時期だと言えます。
客足が増えるGWに備え、業務体制の見直しや館内設備の整備、人員の確保などの業務に力を入れるのがおすすめですよ。
ホテルの閑散期:5月後半
絶好の旅行シーズンであるGWの反動で、ホテルの宿泊客数は一気に減少します。
6月に祝日がないことも手伝い、客室稼働率は繁忙期が嘘だったかのように落ち込んでしまうでしょう。
梅雨に差し掛かり、悪天候も増えるため、無理に集客に力を入れない方がいいかもしれません。
閑散期におけるホテル側の対策とは?
ホテルの閑散期で集客数が伸び悩んだとしても、安易に大幅な値下げを行うのはNG。客足が少ない時期には、宿泊客の需要に沿ったプランを提案するのも一つの手です。
例えば、宿泊なしのデイユースプランや、1泊2食付き以外のプランなど、利用客の選択肢が増えるようなプランがおすすめ。
通常の宿泊に比べ利益は落ちるかもしれませんが、利用客が増えれば十分にカバーすることも可能です。
また、閑散期が訪れたホテルの対策として、以下のようなものが挙げられます。
・組織・体制づくり
・既存客のフォローアップ
・新規ビジネスや企画の準備
・自社HPへのアクセス数アップ
これらの対策を行っておくことで、盤石な体制で繁忙期に臨むことができるのではないでしょうか。
繁忙期に置けるホテル側の対策について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
閑散期の過ごし方で繁忙期の業績が左右される!
ホテルには集客のチャンスとなる繁忙期が訪れる一方、閑散期もあります。
多くの場合、どのホテルも大体同じ時期に客足が途絶えがちになりますが、自ホテルの閑散期がいつ頃になるかを正確に把握しておけば、対策も立てやすくなるでしょう。
閑散期の過ごし方で繁忙期の業績が左右されると言っても過言ではありませんので、気を引き締めて業務にあたることがポイントですよ。
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