新入社員はボーナスの支給対象?
ボーナスの有無は就職先を選ぶ際に、重視されるポイントです。それでは、晴れてボーナスのある企業に新卒で入社した年には、ボーナスの支給はあるのでしょうか。
社会人1年目の夏・冬のボーナスについて解説します。
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新入社員・夏のボーナスは「寸志」が一般的
民間企業の夏のボーナスは一般的に、7月初旬に支給されます。ボーナスは企業の業績や個人の成果や勤務態度などによって支給されるもの。
支給額を決める「査定期間」が設けられており、夏のボーナスの査定期間は前年の10月~3月までです。4月に入社した新入社員は、夏のボーナスの査定期間にはまだ在籍していないことが分かりますね。また、入社したばかりということでまだ企業に貢献できていないでしょう。
そのため、新入社員は夏のボーナスにはあまり期待できないでしょう。しかし、びた一文支給されないとは限りません。入社から夏までの頑張りをねぎらって「寸志」程度の金額でボーナスを支給する企業が多いのです。
「寸志」とは読んで字のごとく「一寸(ちょっと)の志」です。金額としては大手企業では5万円~20万円程度、中小企業では1万円~10万円未満が一般的。
ただし、新入社員には夏のボーナスを完全に支給しない企業もあります。寸志でももらえる場合は金額にこだわらず、ありがたく頂戴しましょう!
以下の関連記事では、ボーナス支給日について詳しく解説しています。
今後のために、ぜひお役立てください。
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新入社員のボーナスは冬からが本番!
民間企業で冬のボーナスが支給されるのは12月です。査定期間はその年の4月~9月までなので、4月入社の新入社員もばっちり在籍していますよね。
そのため、冬は先輩社員と同じように査定の結果に応じてボーナスが支給されます。新入社員のボーナスは、1年目の冬からが本番なのです。
夏のボーナスが「寸志」で少なかったとしても、がっかりせずに頑張りましょう!
新入社員のボーナスの使い道は?
生まれて初めてボーナスの支給を受けるのは、ワクワクすることでしょう。しかし、これまでまとまったお金を手にする機会があまりなかった新社会人は、気が大きくなりがちなので注意が必要です。
社会人1年目のボーナスは、正しいマネーリテラシーを身に付ける絶好のチャンス。新入社員のみなさんにとって有効な使い道を見ていきましょう。
家族へのプレゼント
社会人になるまで育ててくれた両親、何かと助けてくれる兄弟姉妹など、ボーナスを家族へのプレゼントに使う人は多いでしょう。
特に、夏に支給される最初のボーナスは金額が少ない傾向にあるため、ちょっとしたプレゼントの購入に適しています。
家族の喜ぶ顔を見て「今度はもっと立派なプレゼントができるように頑張ろう!」という気持ちになれるのではないでしょうか。
貯金
ボーナスをもらったら、一部だけでも必ず貯金する習慣を作ることが大切です。貯金専用の口座を作る、自動積立を利用して、ボーナスの月は積立額を増やすように設定しておくと良いでしょう。
病気やケガによる入院、友人・知人の結婚ラッシュ、自分の結婚・出産など、お金には「使いどき」があります。ここぞという場面で困らないよう、蓄えてくださいね!
自己投資
習い事や資格学校の入会費、道具の購入など、自己投資のためにボーナスを使うのも良いですね。
たとえ、仕事とまったく関係のない趣味のような習い事でも、身に付けたことは不思議と役立てる機会がめぐって来るものです。学びたい、やってみたいと思う分野があるのなら、ボーナスを活用してチャレンジしましょう!
ボーナスは新入社員のモチベーション
ボーナスでまとまった額のお金を手にすると、モチベーションが上がっていくのを感じるはずです。
この先、何十年も続く社会人生活でファイトを維持することを思えば、ボーナスの支給がある企業や、ボーナスに代わる福利厚生が充実した企業で働きたいですよね。
もし、ボーナスのある会社で働きたい方の中に、ホテル・旅館などの宿泊業界に興味がある!という方は、当社サービス「おもてなしHR」をご活用ください。