応募したい求人がない!どう動くべき?
就職や転職に向けての仕事探しは、応募先を決めることが第一歩。しかし、求人情報を見ても「応募したい」と思える求人がないこともあるでしょう。
景気や時期の影響で求人が出にくくなることもありますが、求人情報の探し方によって難航していることも考えられます。
「就職・転職したいのに応募したい企業が見つからない!」という場合、どのように動けば良いのでしょうか。原因と対策を見ていきましょう。
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応募したい求人が見つからないのは探し方のせい?
探し方によって応募したい求人情報が見つからないパターンでは、以下のようなことが原因になっているのかもしれません。ご自身のやり方と、照らし合わせて考えてみてくださいね。
求人媒体が不適切
希望に沿う求人情報を探すためには、適切な求人媒体をチェックすることが重要です。専門的な仕事を探しているのに、専門性の低い媒体から探している、といった心当たりはないでしょうか。
また、更新頻度の低い求人情報サイトや、週に1回発行される求人情報のフリーペーパーを見ているだけ、といったことでは、情報収集が不十分。
チェックしている求人媒体が、自分が望む転職と合っているかどうかを見直しましょう。
応募できるチャンスを探らない
理想の転職をかなえるためには、応募のチャンスを逃さずキャッチしなければなりません。
例えば「いつも見ている求人情報サイトに希望する企業や業界の求人情報が出ていないから、それ以上探さない」といった姿勢はNGです。
また、募集要項を見て応募資格がないと分かった段階で諦めることも、吉と出るとは限りません。あと一歩踏み込んで求人情報を探したり、ダメ元で問い合わせてみたりするくらいの、積極性を持ちましょう。
条件が多すぎる
「応募したい!」と思える求人情報が見つからないのは、転職先に求める条件が多すぎるからかもしれません。
「雇用形態は正社員で、年間休日数は120日以上。月給30万円以上で保養施設が利用でき、住宅手当ももらえる」というように、条件が4つも5つもあると、マッチする企業がどんどん少なくなってしまいます。
就職・転職の意思が固まっていない
心のどこかで「まだ就職したくない」「今、転職しなくても良いのでは?」と思っていると、いろいろな理由をつけて応募したくなくなるものです。
この場合は、今一度自分を見つめ直す必要があるでしょう。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
応募したい求人が見つからない場合の対処方法!
就職や転職を焦って、心から「応募したい!」とは思えない企業に応募するのは失敗のもと。入社後の公開を防ぐためには、仕事探しの方法を変える必要があるかもしれません。
「応募したい!」と思える求人情報を見つけるために、できることを把握しましょう。
適切な求人媒体で仕事を探す
先述の通り、望む仕事を見つけるためには適切な求人媒体をチェックすることが重要です。
「接客の仕事がしたい!」「ホテルで働きたい!」といった、具体的な希望がある場合は、その仕事に特化した求人媒体を活用しましょう。
また、効率的にエントリーを進めるためには、更新頻度の高い求人媒体を、こまめに見ることがおすすめ。ライバルに遅れを取らないように、素早く行動してくださいね。
譲れない条件を絞る
就職・転職にはある程度の妥協も必要です。自分の希望をすべてかなえようとすると、いつまでたっても働く場所が見つからないでしょう。
ただし、「これだけは譲れない」というこだわりを持つことも重要。「ここを諦めたら生活できなくなる」「やりがいを感じて仕事を続けるために、これだけは必要」といったポイントを絞りましょう。
譲れない条件を1つか2つ決めて、他は「こうだったら良いな」くらいの気持ちでいると、「応募したい!」と思える求人情報が見つかりやすくなるはずです。
企業のホームページをチェックする
求人情報サイトや求人情報誌に掲載がないからといって、人材を募集していないとは限りません。企業のホームページで、募集していることがあるのです。
興味のある企業のホームページは、必ずチェックしてくださいね。
採用担当者にコンタクトを取る
「ホームページを見ても求人情報は出していない……」というケースでも、どうしても応募したい企業であれば、採用担当者にコンタクトを取ってみることがおすすめです。
もしかすると、もうすぐ求人情報を出そうとしている段階かもしれません。「現在募集はされていないようですが、今後の採用の予定はありますか」といったことを、メールや電話で聞いてみましょう。すぐには選考に進めなくても、未来に種を蒔ける可能性があります。
また、「求人は出ているけど自分が応募の資格を満たしていない……」という場合も、相談の形で問い合わせてみると良いでしょう。熱意が伝われば、道がひらけるかもしれません。
なお、求人に関する問い合わせのマナーや例文は、以下の記事で解説しています。併せてご一読ください。
就職や転職を考え直す
「応募したい!」と思える求人情報が見つからない場合は、いったん就職や転職を保留にしても良いかもしれません。
状況が許すのであれば、自己分析やキャリアの棚卸しに時間をかけて「本当に今、就職・転職すべきなのか」を考えてみてはいかがでしょうか。
以下の記事では、キャリアの棚卸しについて詳しく解説しています。併せてご一読ください。
就職・転職エージェントを活用する
効率的に仕事探しを進めるためには、就職・転職エージェントの活用もおすすめです。希望の条件や、これまでの経歴、持っているスキルを伝えることで、適切な求人情報を紹介してもらえる可能性があります。
また、非公開求人を扱っている場合もあり、「募集がない!」と諦めていた企業に応募できるかもしれません。特定の業界に特化したエージェントもあるので、自分に合ったサービスを選んでくださいね。
応募したい求人がない時は視野を広く持とう!
条件にこだわりすぎたり、応募できないと思い込んだりしていると、良い企業との出合いを逃してしまいます。仕事探しは視野を広く持つことが成功のカギ。今回の記事を参考に、前向きに取り組みましょう。
なお、宿泊業界の仕事探しは、おもてなしHRが力になります。