「刺し場」とはどのような仕事かご存じですか?料亭などで魚を切る仕事で、その職場でもっとも重要なポジションとされています。「板前」という呼び方の方が馴染みのある方も多いかもしれません。
この記事では、刺し場の仕事内容や、刺し場を担当するまでのキャリアパスについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
刺し場とは
刺し場とは、料亭などで魚を切る業務を指す言葉です。
刺し場を担当する人は「板前」と呼ばれますが、時に「板場」と言われることも。
カウンターに立ち、お客様の目の前で作業をするというスタイルの店も多いため、包丁さばきだけでなく接客の技術が求められる仕事でもあります。
刺し場を担当するのは、ある程度の実績を積み、実力が認められた板前に限られます。

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板前になるためのキャリアパス

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一人前の板前になるためには、以下の過程を踏む必要があります。
- 追い回し
- 八寸場
- 揚げ場
- 焼き場
- 蒸し場
- 刺し場
それぞれの仕事について、詳しくご説明していきます。
追い回し
新人が最初に通る道です。掃除、洗い物、野菜の下処理、まかない作りなど、いわゆる雑用全般をこなします。
多忙を極めるポジションですが、ここで立ち働くことで、店の1日の流れや効率的な動き方の基礎を身体に叩き込みます。
八寸場(はっすんば)
主な役割は盛り付けです。料理の色彩やバランス、季節感を表現する審美眼が問われます。
自分の持ち場だけでなく、お客様の食事のペースを把握して動く必要があるため、広い視野と的確な判断力が養われます。
揚げ場
ここから本格的な調理が始まります。天ぷらや唐揚げなどの揚げ物を担当し、下積みから一歩踏み出したポジションと言えます。
油という危険な素材を扱うため、これまで以上に責任感と、一瞬の仕上がりを見極める集中力が求められます。
焼き場
炭火やガスを使い分け、食材に最適な焼き目を付ける役割です。火加減ひとつで味が決まるため、魚や肉の性質に関する深い知識が必要になります。
規模によっては揚げ場と兼任することもあり、加熱調理の要となります。
蒸し場
蒸し物を担当すると同時に、料理全体の味付けを担う、店の味の守護神です。
鋭い味覚を保つための自己管理はもちろん、店全体の進行管理や若手の育成など、管理職のような役割も期待される重責あるポジションです。
刺し場
すべての工程を経て辿り着く、板前の代名詞とも言える最高峰の持ち場です。
刺身の引き方はもちろん、カウンター越しにお客様を喜ばせるコミュニケーション能力も不可欠。ここを任されて初めて「一人前の板前」として認められます。
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刺し場で働くためには?
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板前(刺し場)を目指すとなると、真っ先に「料亭に弟子入りする」というイメージが浮かぶかもしれません。しかし、活躍の場は決してそこだけではありません。
実は、本格的な和食を提供するホテルや旅館も、板前としての技術を着実に磨ける素晴らしい環境です。
「絶対に板前になりたい!」という強い思いがあるなら、料亭だけにこだわらず、宿泊業界にも視野を広げてみましょう。
選択肢を増やすことで、あなたの理想の修行の場に出会える可能性がぐっと高まりますよ。
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刺し場を任される一人前の板前になるには、いくつもの経験と年月を重ねる必要があります。
生半可な気持ちで務まるポジションではありませんが、「絶対に板前になる」という強い覚悟があるなら、挑戦する価値は大いにあります。
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