子供もラジウム温泉に入浴できる!
ラジウム温泉には放射能成分が含まれており、別名「放射能泉」と呼ばれているそうです。
「放射能」と耳にすると体に悪影響を及ぼすイメージが持たれますが、温泉に含まれる放射能はすぐに体外に排出されますので全く問題ありません。
微量の放射能が含まれている温泉は入浴するだけでなく、温泉内の空気を吸ったり、温泉水を飲んだりしても体に良い効果をもたらします。
また、子供にとってもラジウム温泉は安全といわれています。アトピー性皮膚炎などの治療の一環として、入浴することもあるそうです。
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妊婦さんや赤ちゃんへの影響はない?
ラジウム温泉には子供のみならず、妊婦さんや赤ちゃんが入浴することも問題ありません。
むしろ妊婦さんにとっては良いことづくしです。ラジウム温泉で体を温めると血流が良くなり、新陳代謝が促進されます。
それは妊娠中のむくみや肩こり、腰痛なども緩和されるだけでなく、心身ともにリラックス効果があるのでお腹の赤ちゃんにも良い効果が生まれるでしょう。
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子供が温泉に入浴するときに気を付けたいマナー
ラジウム温泉の放射能成分は、子供に悪影響となることはありません。しかし、温泉成分を気にする前に、子供と一緒に温泉に入るときは注意したいマナーがあります。
どのようなマナーに気を付ければ良いのか、早速チェックしていきましょう。
何歳から入浴できるのか確認しておく
温泉に入る前は、あらかじめ「何歳から入浴できるのか」を確認しておきましょう。
施設によって入浴できる年齢は異なります。1歳未満でも入浴できる施設もあれば、年齢というよりも「オムツが取れてから」と条件を設ける施設もあるようです。
そして、併せて確認したいことは「何歳から男湯・女湯に分かれるのか」という点です。
最近ではすでに男女の更衣室が分かれている幼稚園や保育園があるので、事前に確認しておいたほうが無難でしょう。
各都道府県によって定められている条例を見ると、大体が9歳前後からそれぞれ男湯と女湯に分かれるようです。しかし、実際には3歳頃になると「女の子は女湯」「男の子は男湯」と分ける意識が強い方が多いかもしれません。
かけ湯をしてから入浴する
すぐに温泉に入りたがる子供は多いですよね。しかし、必ずかけ湯をしてから入浴するように教えておくのが大切です。
かけ湯は体の汚れを落とすだけでなく、泉質や温度を体に慣らすという意味もあるのです。特にラジウム温泉は、頭痛や目まいなど「湯あたり」になる人が多い傾向があります。
気持ちよく温泉に浸かるためにも、かけ湯は欠かさないようにしましょう。
走らない・泳がない・飛び込まない
子供が浴場で「走る」「泳ぐ」「飛び込む」などをしないように、目を離さないようにしてください。
温泉の床は非常に滑りやすくなっており、転んでしまうと大ケガをしかねません。飛び込みも床に頭をぶつける恐れがありますし、泳ぐのは他の利用客の迷惑となります。
子供と一緒に温泉に入る間は、なるべく手をつないでおくようにしましょう。
ラジウム温泉で子供とまったりくつろごう!
ラジウム温泉は子供に悪影響はなく、かえって良い効果があります。
ただし基本の入浴マナーを守らなければ他の利用客のひと時を邪魔してしまうことになったり、子供がケガをする恐れがあります。
基本の入浴マナーをしっかりと守り、ラジウム温泉でお子様との思い出をたくさん作ってくださいね。