職務経歴書にはテクニックが必要!
職務経歴書には決まったフォーマットがないので、書き方に悩んだりする方も多いのではないでしょうか。また、職務経歴書に苦手意識を感じている方もいらっしゃることでしょう。
しかし、テクニックさえ掴めば書類選考を心配することはありません。テクニックを知らないと、職務経歴書で失敗してしまい、どんなに経歴やスキルがあっても書類選考で落とされてしまいます。
職務経歴書の書き方に問題があっただけで、せっかくの転職活動が失敗に終わってしまうのはもったいないですよね。
接客業で学んだことをうまく自己アピールするために、どのようにアピールすれば書類選考に通る職務経歴書ができるのかを解説します。今後にぜひ役立ててくださいね。
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接客業で学んだことを職務経歴書でアピールする方法
接客業から他業種へ転職したり、また接客業界内での転職で他の候補者と差を付けたい場合、どのようなことをアピールするのが良いのでしょうか。実際にみていきましょう。
マナーや接客スキル
接客業において必ず身につくことと言えば、マナーや接客スキルですよね。それらはどのような職種になろうと、役立つものになります。職場の対人関係においても、きっとあなたを助けるでしょう。
デパートや百貨店などでの接客経験があったり、何かしらの資格で接客やマナーを学んだ経験のある方は、職務経歴書でしっかりとアピールすることが大切です。
TPOによって柔軟に対応できる
接客業をしていると、嫌でもイレギュラーの対応が巡ってきます。
どの企業にもマニュアルは存在しますが、時にはマニュアル通りでは済まない事態も発生しますよね。その場合、予期せぬトラブルやクレームなど、さまざまなイレギュラーの対応に追われてしまいます。
接客業の腕を試されるのはイレギュラーにどう対応するかが重要です。職務経歴書では、状況を冷静に判断し、柔軟な発想でどのように対処したかをアピールしましょう。
特に、失敗や予期せぬトラブルをどう乗り越えたか、仲間と協力しあったエピソードは自己PRとして積極的に使いましょう。
ホスピタリティ
接客業ではホスピタリティが必ず求められ、お客様への対応はすべてホスピタリティから始まります。ホスピタリティがなければ、接客業の責務を全うすることはできないでしょう。
職務経歴書では、前職の接客業でどのようにお客様に対して心遣いをしていたのか、具体的に書くことが重要です。
相手の話を聞く力
接客をするときにはお客様のことをよく知る必要があります。お客様から話を聞き要望を引き出すことで、お客様の満足度も向上しますよね。
接客業をするなかでお客様の満足してもらったエピソードがあれば、職務経歴書で自己PRとして書きましょう。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
ホテル・旅館業界に向けた職務経歴書の書き方
職務経歴書は面接官が「この人に会ってみたい」と感じさせることが大切です。ホテル・旅館業界へ向けた職務経歴書の書き方がありますので、早速ご紹介します。
まず、他の候補者と差をつけるためには、面接官の気持ちになって書くことが重要です。読みやすい体裁になっているか、誤字脱字がないか、簡潔な文章でまとめられているかなどを確認しましょう。
さらに、面接で聞かれそうなことも想定しながら書くと良いでしょう。職務経歴書は面接の参考資料になるので、面接で質問されるかもしれない事柄を意識して書くことで、面接時に自己アピールがしやすくなります。
さまざまなポイントがありますが、一番重要なことはホテル・旅館業界のニーズをとらえて書くということです。各企業には求める人材像が決まっています。そのニーズを読み取り、自分の経験やスキルがどう活かせるかをアピールする必要があるのです。
ホテル・旅館への転職活動は、面接官に「即戦力で活躍してくれるかもしれない」と感じてもらうことが必要です。他にも細かいポイントがありますので、下記のサイトを参考にしてみてくださいね。
ホテル・旅館業界:職務経歴書でアピールすべきポイント
ホテル・旅館業界へ職務経歴書を書く場合、特にアピールすべき点があります。重要なポイントとなりますので、ホテル・旅館業界で再出発をしたい方は要チェックですよ!
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は、ホテル・旅館業界の接客にとっては必要不可欠です。お客様とのやりとりや、他の従業員とのチームワークの結束を固くするには欠かせません。
ただ、コミュニケーション能力といっても意味が幅広くなってしまい、漠然とした内容になってしまうことがあります。そのため、職務経歴書でアピールする場合は、コミュケーション能力でどんなことを解決したのか、どのような場面で活かすことができたのかを具体的に書きましょう。
マネジメント能力
ホテル・旅館業界では、もちろんホスピタリティの面が求められますが、転職の場合はマネジメント経験も重要視されています。人材管理や売上管理、予算作成・管理、シフト作成などのマネジメント経験がある人材はとても貴重です。
職務経歴書では管理した人数や売上規模などを詳細に明記し、役職などもあれば記載するようにしましょう。
気遣いの心
接客業の難しいところは、お客様が何を求めているのかを読み取ることですよね。ホテル・旅館業界ではお客様が何を求めているのかを瞬時に見極め、それを実行する力が必要になります。
しかも、気遣いはお客様だけでなく、チームワークが必要なホテル・旅館業でも「既存の従業員といい関係を築きながら丁寧な仕事ができそうだ」という印象を与えることができます。
どのようにお客様のニーズを察知し、どのようにサポートしたのかという気遣いのエピソードには説得力があります。実際に行ったお客様への気遣いを職務経歴書で書くことで、採用担当者に「うちのホテル・旅館に欲しい人材だ」と思わせましょう!
クレーム対応経験
接客業にはクレーム対応は必ずついて回るものですよね。ホテル・旅館でもクレーム対応経験がある人材は重宝されます。
いかなる場合でも、クレームに対しては冷静な対処が求められます。しかし、時としてクレームはお客様の満足度をさらに向上させるきっかけにもなることがあるのです。
職務経歴書には、お客様のクレームをどのように対処し、その後どのような対応をしてお客様に満足してもらったかというエピソードがあれば、明確に書きましょう。
瞬時に状況を読み解き、柔軟に対応できることがアピールできますし、頭の回転の速さも暗に伝えることができますよ。
職務経歴書で採用担当者の心をつかもう
職務経歴書はただの書類と侮ってはいけません。1枚の職務経歴書に「この企業で働きたい」という想いをいかに伝えられるかで、転職活動の命運を左右するのです。
職務経歴書でしっかりと自己アピールできれば書類選考も通過できますし、その後の面接選考でもとても有利になります。ましてやホテル・旅館業界は即戦力となる人材を多く求めていますので、転職活動をしている今がチャンスです!
ホテル・旅館業界であなたの経験やスキルをうまくアピールできる自信がないという方は、「おもてなしHR」のキャリアアドバイザーにお任せください。あなたの魅力を企業にアピールする方法を一緒に探りましょう。