ホテルの予約はいつから取れる?
旅行の計画を立てる際には、ホテルの予約を早めに確保したいものです。
夏休みなどのハイシーズンや連休、イベントがある時期には旅行者が殺到し、すぐに予約が埋まってしまうことが考えられます。
ホテルの予約はいつから取れるのでしょうか。早期予約の際に注意すべきポイントと併せて解説します。
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いつから予約が取れるのかはホテル・予約サイトによる
いつから予約が取れるのかは、ホテルや予約サイトによって異なります。いくつか事例を見てみましょう。
【某宿泊予約サイト】
1年前から予約可能
【某ビジネスホテルの直接予約】
原則6カ月前から。会員登録している場合は7カ月前から、上位会員の場合は11カ月前から予約可能
【某外資系高級ホテルの直接予約】
350日前から予約可能
このようにばらつきがありますが、1年から半年前がひとつの目安と言えるでしょう。何カ月も前から計画するような特別な旅行だったり、宿泊することが確定していたりする場合は、予約可能になった時点で予約を取ったほうが安心です。
早期割引でお得に宿泊できることもあるので、しっかりチェックしてくださいね!
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ホテルの予約を早く取る際の注意点
早い段階でホテルの予約を押さえる際には、注意が必要なこともあります。押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
キャンセル料の発生に注意
予約の手配をした日から宿泊日までの期間が長い場合などは、自分のスケジュールが変わることもあり得ます。そこで心がけたいのは、キャンセル料が発生するのがいつからなのかを把握することです。
ホテルによっては予約日の20日前からキャンセル料が発生することもあるので、注意してくださいね。予約日が近づいてきたら、再度スケジュールを確認するなどの慎重さが必要です。
予約の重複に注意
宿泊するのがしばらく先だと、気になるホテルをひとまず予約し、どのホテルに泊まるかじっくり吟味しようと考える人もいるでしょう。
検討中に予約が埋まるリスクは避けられますが、泊まらないことにしたホテルの予約を放置しないように気を付けてください。きちんとキャンセルしなければ、ホテルに多大な迷惑がかかります。また、無断キャンセルは100%のキャンセル料を請求されることが多いため、自分の損にもなるでしょう。
早い段階で泊まるホテルを決めて、確実にキャンセルしてくださいね。
早期割引の規定に注意
先述の通り、早い時期に予約すると早期割引が適用され、お得に宿泊できることがあります。しかし、早期割引はホテルが「なるべく早い段階で客室を売りたい」という考えのもとに提供するサービスのため、シビアな規定が設けられているケースも。
通常よりも早い段階でキャンセル料金が発生したり、クレジットカードによる事前決裁が必須だったりと、早期割引ならではのルールがあるかもしれません。
早期割引で予約する際には、規定をしっかり確認してくださいね。
宿泊料金に注意
早期割引はお得に宿泊できる制度ですが、直前割でもっと安くなるケースもあります。閑散期や平日など、ホテルが「安い価格でも客室を埋めたい」と考える時期は、直前の方が安くなることがあるのです。
ただし、直前割で予約を確保できるかどうかは運とタイミングによります。早い段階でいったん予約を押さえておき、キャンセル料金が発生するギリギリの時期になったら、空室状況と宿泊料金をチェックすることがおすすめ。
その時点で予約した方が安いのであればキャンセルの上、予約を取り直すというテクニックを覚えておきましょう。
ホテルの予約はタイミングも重要!
ホテルに予約を入れる際はタイミングも重要。宿泊する時期が繁忙期なのか閑散期なのか、平日なのか週末なのかによっても、ベストタイミングが異なります。キャンセルや割引利用に関する規定を確認の上、適切に予約してくださいね。
なお、ホテルの仕事に興味がある人は、おもてなしHRにご相談ください。