【例文アリ】転職の給与交渉をメールで行ってもいい?

転職の給与交渉は基本的に対面や電話で行うのが望ましいですが、やむを得ない場合はメールという手段もあります。本記事では、転職の交渉をする際のメール例文や、交渉時に注意することなどについて、詳しくご紹介しています。転職の給与交渉をメールで行おうと検討されている方は、ぜひご参考にしてみてくださいね。

転職の際、給与交渉はメールでしてもいい?

転職の際、企業から提示された給料に納得できず、給与交渉をするというケースもあります。

もし、給与交渉をするなら対面で、それも難しい場合は電話で行うのがベストです。

しかし、何らかの事情がありそれらの手段での交渉が難しい時は、メールで給与交渉をすることになります。

文章のみで交渉をしなければならないぶん、相手に誤解を与えるような表現をすることなく、自らの意思を伝える必要があります。

どのような文面のメールを送ればいいのか、次の項目で例文をご紹介していきます。

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転職の給与交渉メールの例文

転職の給与交渉のメールを考える際は、まず給与を引き上げてもらえるだけの根拠を示す文章を構築しなければなりません。

自分にどのような能力があり、給与を何円アップしてもらいたいのかを、明確に示すよう注意しましょう。

ここで、例文をご紹介していきます。ご参考として、ぜひお役立てくださいね。

例文

(件名)【給与に関するご相談】おもてなし太郎

〇〇株式会社〇〇部

採用担当 〇〇 〇〇様

お世話になっております。

先日、最終面接に参加させて頂きました、おもてなし太郎と申します。

この度はご内定をいただきまして、誠にありがとうございました。

ご提示いただいた労働条件通知書につきまして1点ご相談したいことがあり、ご連絡を差し上げました。

面接の際、前職の経験や実績を給与に反映していただけるとお伺いしております。

前職では今回の募集内容と関わりの深い業務を担当しており、業績は常に目標となる数値の110%を維持しておりました。

この経験をいかし、貴社の業務に大きく貢献できると考えています。

つきましては、年収が〇〇万円とのことでしたが、〇〇万円への引き上げをご再考いただけないでしょうか。

勝手なお願いをしてしまい誠に恐縮ですが、ご検討いただければ幸いです。

恐れ入りますが、よろしくお願い申し上げます。

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おもてなし 太郎

住所:〒000-0000 〇〇〇〇〇〇〇〇

自宅TEL:000-0000-0000

携帯TEL:000-0000-0000

E-mail:taro-omotenashi@xxx.co.jp

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給与交渉をする際に注意すること

給与交渉をするにあたり、注意すべきことが何点かあります。ポイントを押さえた上で、冷静に交渉を行いましょう。

給与交渉をするタイミングは内定後がベスト!

もし給与交渉をするならば、内定後がおすすめです。

内定後、企業からは「労働条件通知書」という書類が送られてきます。ここにはさまざまな労働条件が記載されており、具体的な給与額の情報もあります。

この時点で提示された給与に納得ができない場合、給与交渉を行うことになります。

なお、労働条件通知書に同意し、入社日などに関して話し合うオファー面談の際に給与交渉をしてしまうと、同意した条件を覆してしまうことになります。

最悪、内定が取り消しになるケースも考えられるので、給与交渉をするなら内定後、労働条件通知書の内容に同意を示す前にしましょう。

面談の時点で金額の目安を伝えておく

面談の時点で、給与に関して話し合う場面もあることと思います。

この時、変に遠慮をして年収の希望額を低く伝えてしまうと、企業から提示される金額もその通り低くなると考えられます。

内定欲しさに希望額を引き下げてしまえば、後から「やっぱりもっと高い給料が欲しい!」と主張しても、要望を通すのは難しいのではないでしょうか。

そのため、面談の時点で金額の目安を伝えておき、それよりも大幅に低い場合は給与交渉をするという流れを組み立てて置くのがベストですよ。

提示された金額から大幅に上げすぎない

給与交渉を行う際、注意しなければならないのが、企業から提示された金額から大幅に上げすぎないということ。

目安としては、前職の月収プラス1~2万円が妥当だと考えられます。欲張って金額を上げすぎてしまうと印象が良くないので、交渉する給与の額は慎重に見極めましょう。

給与アップの根拠を示す

ただ「給料を上げてくれ」と言っても、その主張が通ることはまずありません。大切なのは、給与アップの根拠を明確に示すことです。

前職の経験や保有するスキルを明示し、業務にどのようにいかせるかを端的に説明した上で、給与を何円引き上げてもらいたいかを伝えれば、突飛な提案にはならないはず。

この時、可能であれば具体的な数字を使って実績や能力を説明すると、相手にも伝わりやすいのではないでしょうか。

未経験業種・業界での給与交渉は控えた方がいい

生活がままならないほどの給与を提示されたのであれば話は別ですが、基本的に未経験業種や業界への転職の場合、給与が下がることが見込まれます。

そのため、給与が過剰に低いケース、あるいは給与アップに必要な確固たる根拠があるケースを除き、給与交渉は控えた方がいいでしょう。

転職の給与交渉メールの文面に迷ったら

壁を突き破るお金を持つ手

shchus-stock.adobe.com

転職の給与交渉はメールではなく対面や電話で行うのが望ましいですが、やむを得ない場合はメールでも構いません。

給与交渉のメールの文面に迷うような事態を避けたいという方は、転職エージェントを利用して転職活動をするのがおすすめです。

エージェントが企業との間に入ってくれるので、給与交渉を依頼することもできますよ。

なお、宿泊業界への転職をご検討中の方は、当社サービス「おもてなしHR」にお気軽にご相談ください。

おもてなしHRは、宿泊業界に特化した転職支援サービスです。専任のアドバイザーが、希望条件に合ったお仕事をご紹介いたします。

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