憧れの離島移住!移住後の仕事は?
離島への移住に憧れを抱く人は少なくないでしょう。豊かな自然に囲まれてのんびりと生活できそうですが、移住後の収入源についてはシビアに考えなければなりません。
離島にはどのような仕事があるのでしょうか。この記事では、離島の求人で多く見受けられる業種や、移住先として人気が高い沖縄県の離島における求人の傾向について解説します。
離島への移住を現実のものとして考えるための参考に役立ててくださいね。
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離島で求人の多い仕事
離島の求人傾向は、都市部と大きく異なります。一般的な事務職やIT関係の仕事は少ないので、移住を決める前に自分のスキルややりたいことをよく考えることが重要ですね。
離島で求人が多い、4つの業種を解説します。
一次産業・一次産品の加工業
豊かな自然に恵まれた離島では、農業・漁業・林業といった一次産業が盛んです。少子高齢化が深刻な離島においては、一次産業の後継者・担い手となる人材の需要が高いといえるでしょう。
また、特産品があったり観光地だったりする離島では、一次品の加工やお土産品の製造といった求人も見受けられます。
観光・サービス業
観光地として栄えている離島では、観光・サービスの仕事で多くの人材が求められています。具体的には宿泊施設や飲食店のスタッフなど。
また、レンタカーやレンタルサイクル、いった施設の求人もあるようです。カキ小屋や釣り船サービス、サーフショップなど、離島ならではの求人もある模様。本州では見かけない、レア求人に出会えるかもしれません。
医療・福祉関係
医者、薬剤師、看護師や保育士といった医療・福祉関係の人材は、離島において非常にニーズが高い模様です。ある離島では適切な医療機関がないため、出産の際には飛行機で本土まで行かなければならないのだとか。
高齢化が深刻な島では介護士の人手が慢性的に不足しているという話もあります。資格をいかして人々の役に立ちたい!という志のある人は、離島で働くことを検討してはいかがでしょうか。
港湾関連
大規模な離島においては、港湾関係の求人が目立ちます。港での荷役作業員や湾岸施設の建設作業員、漁船や連絡船などの乗組員といった人材が求められています。
離島にしては高い給料が期待できる仕事ですが、業務内容によっては免許や資格が必要な場合もあります。労働人口そのものが少ない離島において、有資格者は歓迎されることでしょう。
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沖縄の離島は仕事が多い?
南国の離島といえば沖縄県ですよね。憧れの移住先として常に注目されています。沖縄本土はともかく、離島にはどの程度求人があるのでしょうか。
比較的仕事が多い離島として挙げられるのは宮古島や石垣島です。観光客が多く、ホテルなどで人材が求められているほか、携帯電話ショップやオフィスワークのスタッフなどの求人も見受けられました。
その一方で、農業以外の仕事がほとんど存在しないような離島もあります。そのような離島に移住し、住み続けるためには「自分で仕事を作る・見つける」という姿勢が重要でしょう。
サトウキビ農家と交渉して収穫作業を任せてもらったり、日ごろから近所づきあいを大切にして仕事を紹介してもらったり。「何もない離島でも移住すれば何とかなる」といった意見もありますが、実際に何とかなっているのは行動力のある人ばかりです。また、仕事がない日がしばらく続いても、しのげるだけの貯蓄も必要でしょう。
沖縄の方言「なんくるないさー」は「心配しなくても何とかなるさ」といったニュアンスに捉えられがちですが、本来は「正しいこと・やるべきことをやっていればうまく行く・人事を尽くして天命を待つ」という意味の言葉です。
本当の意味での「なんくるないさー」を胸に刻んで沖縄移住に挑みましょう!
離島に移住した後の仕事はおもてなしHRで見つけよう
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