避暑地で人気が出るホテルとは?
夏休み、さわやかな涼しさを求めて避暑地を訪れる人は多いでしょう。避暑地という言葉はよく耳にしますが、一般的に避暑地と呼ばれているのはどのような場所なのでしょうか。また、夏休みはホテルの書き入れ時。ふだん以上に大勢のお客様を呼び込みたいですよね。
この記事では、避暑地と呼ばれるエリアの詳細や、避暑地で人気の高いホテルの特徴を解説します。ぜひ参考にして、夏休みシーズンの集客に役立ててくださいね。
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避暑地とはどのような場所?
「避暑地」とは、読んで字のごとく暑さ避けるために訪れる土地のことです。夏でも涼しく快適に過ごせる観光地、と考えて良いでしょう。それでは日本国内の避暑地を具体的に見てみましょう。
北海道エリア
本格的な避暑地の代表格といえば、北海道エリアです。北国で気温が低いだけでなく、梅雨がないことも特長。ジメジメと蒸し暑い、本州の夏に比べると、非常に過ごしやすいのではないでしょうか。
夏休みシーズンの観光地としては富良野や洞爺湖が特に人気です。
標高の高い場所
一般的に、山の上は寒い、気温が低いと言われていますよね。それは、標高が高い場所では気圧が低くなるためです。気圧が低いと空気の熱伝導率も低く、気温が上がりにくいのです。
夏の暑さが厳しい関東地方でも、栃木県の那須高原や神奈川県の箱根、長野県の上高地などは避暑地として有名ですよね。首都圏から気軽にアクセスできる夏のリゾート地です。
また、暑いイメージが強い九州地方においても、熊本県の阿蘇は避暑地です。那須高原や上高地などと同様に、標高の高さ涼しさをもたらすのですね。
水や森林が豊かな場所
木陰が多い森林や水辺など、体感温度が低い場所にも涼しさを求める人々が集まります。生い茂る緑や、澄んだ水の流れは、見ているだけでも涼しい気持ちになりますよね。
長野県の軽井沢や青森県の奥入瀬などが代表的ではないでしょうか。
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避暑地で人気のあるホテルの特徴
避暑地は夏の休暇を楽しむ場所。開放的な雰囲気のホテルに人気が集まります。
快適な気温をいかしたグランピング、広々としたバルコニー付きの客室、プール付きのプライベートヴィラなど、都市部のホテルとはひと味ちがったラグジュアリーを演出しているのですね。レイクビューやオーシャンビュー、マウンテンビューなど客室からの展望にこだわったホテルも人気です。
そして、避暑地にはリラックス・リフレッシュすることを楽しみに来る人も多いのではないでしょうか。避暑地のホテルではアロマテラピーやマッサージ、森林に囲まれたスパなど、心と体をケアするためのサービスが充実しています。
避暑地のホテルは差別化に力を入れよう
避暑地のホテルはサービスも施設・設備もおしゃれですてきなものばかり。しかし、その一方でどこのホテルも似たり寄ったりなイメージになりがちではないでしょうか。また、書き入れ時がほとんど夏に限られているということも、弱点かもしれません。
ひと目でほかのホテルとは違う!と分かるような差別化や、春・秋・冬にもお客様を呼び込むための工夫を考えてみてはいかがでしょうか。