働く前に知っておきたい「男鹿温泉郷(おがおんせんきょう)」について
秋田県の男鹿半島にある男鹿温泉郷は、1000年以上の歴史を持つ男鹿半島随一の温泉郷です。
日本海に面した美しい海と町が魅力で、観光スポットも多くあります。
三方を海に囲まれた男鹿半島には、美しさと力強さが感じられる景勝地が豊富です。
夕陽の名所と知られる入道崎や世界三景とうたわれた寒風山の景色は圧巻で、多くの観光客を魅了しています。
他にも、怪獣の横顔に見える「ゴジラ岩」と呼ばれる奇岩や、滝が岩穴を経由する奇跡的な様子が見られる「男鹿大滝」といった、自然が作り出す幻想的な景観も楽しめます。
また、2018年にユネスコ無形文化遺産に登録された「男鹿のなまはげ」が地域の家々を巡る、大晦日の伝統行事は全国的にも有名です。
かつてこの「なまはげ行事」は地元住民によって行われるものであったり、伝統やしきたりを重んじていたりしたことから、地元住民以外は見ることができないものでした。
現在は学習講座や体験イベントを積極的に開催し、男鹿半島の観光名物にもなっています。
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男鹿温泉郷の歴史と温泉について
ここでは、男鹿温泉郷の歴史と温泉の特徴について紹介します。
歴史
男鹿温泉の歴史は定かではありませんが、平安時代に征夷大将軍・坂上田村麻呂が東征の際、温泉を発見し、兵を休めたのが始まりであるという伝説があります。
江戸時代からは湯治場として栄え、温泉郷として発展したのは昭和30年頃です。
泉質
温泉の主な泉質は、日本で最も多い泉質といわれている「ナトリウム塩化物泉」です。
この泉質は塩分が主成分で、口に含むと塩辛く、濃度が濃い場合やマグネシウムが多い場合は苦く感じることがあります。
海水の成分に似た食塩を含んでおり、肌に付いた食塩が汗の蒸発を防ぐことで保温効果が高まることから「熱の湯」と呼ばれることもあるようです。
効能
- ・慢性関節リウマチ
- ・慢性筋肉リウマチ(特に腰痛)
- ・神経痛
- ・坐骨神経痛
保温効果が高いことから、身体を温めることで痛みが緩和される効果があります。他にも、自律神経不安症や不眠症などに効果があると言われています。
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男鹿温泉郷の旅館やホテルでの働き方や魅力
男鹿温泉郷には、日本海の雄大な景色が楽しめる旅館・ホテルが複数あります。男鹿温泉郷での働き方についてみていきましょう。
男鹿温泉郷で調理師として働く
男鹿温泉郷の宿泊施設には、新鮮な魚を使った海鮮料理や、石の熱だけで調理する「石焼料理」などの伝統料理が人気の施設も多く、調理師の資格がいかせるでしょう。
旬の食材を使ったメニューの考案や、目で見て楽しめる料理の盛り付け方など、調理以外の業務に数多く携われるのも魅力です。
伝統料理の魅力に触れながら、調理師として腕を磨くことができそうです。
男鹿温泉郷でフロントスタッフとして働く
未経験でも挑戦しやすいフロントスタッフの仕事は、チェックイン・チェックアウトをはじめとするお客様対応です。
男鹿温泉郷周辺には、水族館や博物館などの歴史・文化・自然を学べる施設が多くあります。
フロント業務だけでなく、男鹿の魅力を伝える役割も担っています。お客様の思い出作りのお手伝いができる、やりがいのある仕事が見つかるでしょう。
大自然に囲まれた温泉地「男鹿温泉郷」で働こう!
秋田県から飛び出るような形の半島・男鹿半島は、自然や文化、歴史共に豊かな土地として知られています。美しく自然豊かな土地に栄える男鹿温泉郷は、心が癒される景色も豊富です。
都会にはない、大自然の魅力を感じながら働きたいと言う方は男鹿温泉郷で働くことを検討してみてはいかがでしょうか。
興味のある方は「おもてなしHR」にご相談くださいね。