働く上で知っておきたい燕温泉の特徴
燕温泉は、新潟県妙高市にある温泉地です。妙高山の標高約1100mの位置にあり、多くの自然に囲まれた露天風呂が魅力のひとつ。ここでは、燕温泉の概要やアクセス、泉質など、働く上で知っておきたい特徴を紹介します。
燕温泉の概要とアクセス
「燕温泉」の名称は「岩ツバメ」という鳥が多く生息していることから名づけられたといわれています。
この温泉地へのアクセスは、公共交通機関が便利です。妙高はねうまラインの関山駅から、燕温泉に向かうバスが出ています。バスに乗り換えて約30分で到着するので、時刻表をしっかり確認すれば交通手段で困ることは少ないでしょう。
燕温泉の歴史
燕温泉が本格的に温泉地として開発されたのは1875年です。しかし、温泉の歴史はもっと古く、弘法大師が発見した温泉のひとつだと考えられています。落差80メートルを誇る新潟県屈指の滝である「惣滝」の、岩窟の下にお湯が湧いていたということです。
深い歴史をもつ燕温泉は、古代のロマンを肌で感じられる温泉と言えるでしょう。
燕温泉の泉質と効能
ここでは、燕温泉の泉質について紹介していきます。
燕温泉の泉質は、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉です。炭酸水素塩は、肌の角質や毛穴の汚れを取り除き、すべすべとした肌になることが特徴です。
硫酸塩は、カルシウムによる鎮静効果から、「傷の湯」「脳卒中の湯」と呼ばれることもある泉質です。塩化物泉は、塩分が主成分の温泉。マグネシウムや塩分濃度が濃い場合、この泉質の温泉をなめると苦く感じることもあります。
また、リウマチや神経痛、きりきずに効くとされ、美人の湯ともいわれています。
燕温泉の周辺観光地や温泉街について
温泉地のある妙高山は標高2454m、北信五岳の中で1番高い山です。日本の100名山の1つとして知られていて、周辺には山の自然をいかしたスキー場や牧場などが多くあります。
また、燕温泉の最寄り駅「関山駅」と、隣の「妙高高原駅」から出ている観光周遊バスで、周辺温泉地にアクセスできることも魅力。足湯や日帰り温泉もあるので、さまざまな温泉を楽しめるでしょう。
また、新潟県は米どころとして有名。地元の米を使った地酒やどぶろくなどが、お土産品として人気です。
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燕温泉の旅館・ホテルにおける働き方
燕温泉には「山」の雰囲気を味わえる施設が目立ちます。アウトドアが好きな方などはいきいきと働けるのではないでしょうか。山菜料理が自慢の宿や、源泉かけ流し100%の宿なども見受けられます。
ただし、燕温泉はこぢんまりとした温泉地で、宿泊施設は5軒ほどのようです。ホテル・旅館の数が少ないため、求人は出にくいかもしれません。
「雄大な山に囲まれて働きたい!」と言う方は、燕温泉の求人情報をこまめにチェックすると良いでしょう。
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大自然に囲まれた燕温泉で働こう!
大自然の恵みを受けた燕温泉。周辺温泉地とのアクセスも良好で、多くのお客様が訪れるのではないでしょうか。
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