松川温泉とは
松川温泉は岩手山の北に位置している温泉郷。岩手山の近くに位置し、冬は有名な雪の回廊を楽しめる道も近くにあるため、雄大な自然を感じられる温泉郷だといえるでしょう。
そして、松川温泉の開湯は250年前から。標高800m地点に3つの温泉施設が並び、最近は日帰りのプランを用意していることから気軽に訪れることができます。では、松川温泉の概要やアクセス、歴史などについて詳しくみていきましょう。
松川温泉の概要とアクセス
松川温泉は、日本百名山の岩手山の北に位置し標高800m地点にある温泉郷です。温泉の開湯は250年前で、温泉地が発見されたのは1062年。建物は昭和を感じさせるものが多く、木造の建物から溢れるレトロな雰囲気は、日頃の疲れを癒してくれるでしょう。
松川温泉のある場所は自然豊かな場所で、スキー場や一級河川が近くに流れていることから散策やレジャーもおすすめです。近くには日本最初の地熱発電所などの発電施設も。
松川温泉へのアクセスは、近くのインターから車で30分程度。岩手の県庁所在地から2時間ほどです。
松川温泉の歴史と現状
松川温泉の歴史の始まりは平安時代。本格的な温泉地として高橋与次郎によって開湯されたのが1742年です。温泉の色はほとんどが乳白色なのも特徴の1つです。
温泉施設それぞれの露天風呂やスキー場、登山など自然を活かした観光を十分に楽しめる温泉郷だといえるでしょう。また、松川温泉のある八幡平市も自然が魅力的な街として、樹氷、渓谷など四季折々の変化を楽しめる場所です。
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松川温泉の泉質と温泉街・観光資源について
ここでは、松川温泉の泉質や周辺の観光地についてみていきます。
松川温泉の湯量と泉質について
湯量は、源泉かけ流しであることから非常に多いといえます。源泉の温度は高めなところでは70℃以上のところも。泉質は単純硫化水素泉、リウマチ・糖尿病・アトピー性皮膚炎などに効果的です。
参照:岩手県観光協会
松川温泉の温泉街や周辺観光地について
松川温泉は、八幡平市の中でも岩手山に近い場所にあります。そのため、景観に優れており、キャンプやスキー場、四季折々の変化を楽しむことのできる温泉郷だといえるでしょう。国立公園の中にあるため、喧騒から離れた場所で自然の雄大さに触れることができます。
八幡平市も多くの観光地を擁しており、岩手山と山岳の八幡平の頂上で見られるドラゴンアイ、樹氷、高原、冬期間の通行禁止が解除になった際の雪の壁が両側に立つ回廊なども見どころだといえます。
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松川温泉にあるホテルや旅館での働き方と暮らし
ここでは、松川温泉のホテルや旅館での働き方や暮らしについて触れていきましょう。
松川温泉の旅館やホテルで働く
松川温泉の施設には旅館が多いため、業種は旅館業務全般、客室係、施設管理などの求人があります。
旅館業務全般は、客室案内、送迎、お風呂掃除、食事の配膳などお客様に関わるだけでなく、旅館を運営するための根幹となるサービスも含まれています。多くのお客様に関わりながら、自分のスキルを上げることよにって次第にスムーズな業務ができるようになっていくでしょう。また、未経験者でも挑戦することができます。
旅館業務業務全般は、お客様と旅館の運営に深く関わりながら、自分のスキルを総合的に上げていくことができるます。松川温泉で働く場合は、自分が業務を通してどうなりたいかを追及していきましょう。
松川温泉の暮らし
松川温泉は岩手県の八幡平市にあります。八幡平市の人口は約27000人、岩手県の北部に位置しており、自動車道が分岐する街です。八幡平市の観光名所は、高原・山岳・温泉など自然を感じられるものが非常に多いといえます。
暮らしやすさに関しては、住んでいる場所がどこであっても車のニーズが高いといえます。病院、スーパーなどに行く場合もバスよりは車の使用をおすすめします。
八幡平市は第二次総合計画を策定し、5つの目標を掲げ、それに従った街づくりを目指している状況です。
移住に関しては、事業創生に対して最大で50万円を補助する制度、相談会などを定期的に開催しています。木造住宅建設・リフォームの補助、短期保育助成制度などの支援も整っているため、問題なく移住することができるでしょう。
レジャーと四季折々の自然を堪能できる松川温泉
松川温泉は250年の歴史を持つ標高800m地点にある温泉郷です。高原、キャンプ場、登山など雄大な自然を感じながら過ごせる場所だといえます。
松川温泉は、自然に囲まれた場所であるものの、ICまでの距離は比較的短い場所にあります。そのうえで、旅館などで働く場合も自然に囲まれながら、理想のライフスタイルを模索できる環境があるといえるでしょう。松川温泉で自分のキャリアプランを築いていくのも1つの選択肢としていいかもしれませんね。