沖縄県でお試し移住ができる地域
憧れの移住先として挙げられることが多い沖縄県。「美ら海の楽園」といったイメージを抱く人も多いでしょう。確かに美しい地域ですが、沖縄県は気候も文化も独特です。
移住を検討する際には、特に念入りな準備・下調べが必要。お試し移住などの支援制度も、ぜひ活用したいところですね。この記事では、沖縄県内でお試し移住ができる地域を紹介します。沖縄への移住計画を立てる際の参考にしてください。
宿泊業界に詳しいアドバイザーが、あなたに合う職場をいっしょにお探しします。
宿泊業界での職務経験はありますか?
国頭村のお試し移住
国頭村(くにがみそん)は、沖縄県本土の北端に位置する国頭郡の村です。人口は約4500人(2023年7月末時点)と少ないものの、村の面積は広大で豊かな自然に恵まれています。
この村の特色と、お試し移住の内容を見ていきましょう。
村の特色
広大な大地に囲まれた国頭村は、絶滅危惧種に指定されている鳥・ヤンバルクイナの生息地です。
ヤンバルクイナはこの国頭村と大宜味村(おおぎみそん)、東村(ひがしそん)を合わせた「やんばる」と呼ばれる地域にしか生息していません。貴重な生き物と共存している村なのですね。
民家は村の西側に集中しており、近隣には郵便局や小中学校、道の駅やコンビニエンスストアなどの施設があります。
また、沖縄らしい青い海が広がる奥間ビーチや桃原ビーチといった景勝地もほど近く、心豊かな毎日を過ごせるのではないでしょうか。
65歳以上の住民は村営バスが半額になるなど、行政サービスもあります。
▼後悔しない移住先選びのポイントはこちら
お試し移住の内容
国頭村には、最長13泊まで宿泊できる移住体験住宅があります。利用料金は住宅のタイプによって1泊1名あたり2000円もしくは3000円。6名まで泊まれる移住体験住宅もあるので、2世帯移住を考えている家族にも適切ですね。なお、利用の対象は高校生以下の子どもを扶養する世帯です。
同じ沖縄県内でも、県庁所在地の那覇市などとは雰囲気の違うこの村で、本格的な「島暮らし」を体験してみてはいかがでしょうか。
参照:
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
東村のお試し移住
国頭村と同じ国頭郡に属する東村(ひがしそん)は、人口約1700人(2023年8月1日時点)の農村です。この村の特色と、お試し移住の内容を見て行きましょう。
村の特色
東村は総面積の大部分が森林です。人口が少ない地域ですが、エコツーリズムの草分けとして注目を集めています。
国頭村・大宜味村を含む「やんばるの森」では、カヌーで行く秘境ツアーやマングローブ遊歩道での自然観察が人気。バナナボートやシーカヤックといった、沖縄らしい海のレジャーも充実しています。
住宅エリアには小中学校や郵便局、村営体育館といった施設や、売店・商店がいくつかあるようです。。近隣に大型スーパーなどはないので、移住するなら自家用車は必須でしょう。
お試し移住の内容
東村には子育て世代を対象とした移住体験住宅があります。おおむね45歳以下の移住希望者向けに、近代的な集合住宅を提供しているようです。
1泊以上13泊以内で利用でき、料金は1泊あたり1300円。近くにバス停があるので、はじめての本格的な田舎暮らしでも助かることが多いのではないでしょうか。
なお、年末年始やゴールデンウィークなどの大型連休中は利用できないということです。スケジュールをしっかり立てて、利用すると良いでしょう。
▼その他、移住に役立つ記事はこちら
参照:
沖縄県での仕事探しはおもてなしHRで
日本有数のリゾート地である沖縄県。観光業は主要産業のひとつです。移住後は、ホテルや旅館といった宿泊施設で働くことも検討してみましょう。
沖縄県でホテル・旅館の仕事を探すなら、おもてなしHRにお任せください。