関西の大都会!大阪市への移住を考えよう
「東の東京、西の大阪」と言われるように、大阪市は関西地方を代表する都会のひとつです。
たこ焼き・お好み焼きや、かすうどんなどの食文化や、面白い人が多いというイメージが強い街ですが、大阪市の生活にはどのような魅力があるのでしょうか。
この記事では、大阪市が持つ暮らしの魅力や移住者向けの支援制度・補助金の有無について解説します。関西地方への移住を考えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
基本情報
人口 | 276万6863人(2023年8月) |
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転入人口 | 21万7878人(2022年) |
年間降水量 | 1058.0mm(2022年) |
雪日数 | 0日(2022年) |
気温 | 日平均17.5℃、最高気温33.8℃、最低気温2.1℃(2022年) |
求人倍率 | 1.14倍(2023年6月) |
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大阪市で暮らす魅力を見てみよう
大阪市は観光地としても魅力的な街ですが、生活を営む街としても数多くの魅力を持っています。大阪市へ移住した後には、どのような暮らしが待っているのか見てみましょう。
平均年収が高い
大阪市は古くから商人の街として栄えてきた歴史があります。現代においても、大阪府に本社を置く上場企業の数は東京都に次いで第2位です。府庁所在地の大阪市はビジネスの中心であるため、市民の平均年収が高く、求人数も多い傾向にあります。
現在、東京圏で働いている人でも、収入を落とさず移住できる可能性が高いのではないでしょうか。また、大阪市に支社を持つ企業も多いため、勤務先によっては転勤の希望を出して移住する、といった方法もあります。
生活の利便性が高い
公共交通機関が発達し、移動の利便性が高いことも大阪市が持つ魅力のひとつです。新幹線・在来線・私鉄の他にフェリーターミナルもあり、伊丹空港(豊中市)や関西国際空港(泉佐野市)までのアクセスも良好。日常でも旅行でも、移動手段には困りません。
また、通勤電車はそれなりに混み合いますが、東京に比べればまだ余裕があると言われています。便利でありながら、多少はラクに通勤できるという点は大きなメリットではないでしょうか。
市内に学校や病院もそろっているので、家族の生活も安心です。ただし、大阪市は飲み屋街が多くにぎやかな街のため、治安が心配という声もあります。騒音が気になって眠れない、といった口コミも見受けられました。住む場所を決める際には、慎重な検討が必要でしょう。
物価が安い傾向にある
一般的に「大都会は物価が高い」といわれていますよね。大阪市も立派な大都会です。農業が盛んな地域のように「新鮮野菜が常に大特価!」といったことはなく、総合的な物価が安いわけではありません。
しかし、大阪市には「安売り文化」が根付いています。あまりの安さで全国的な話題になるスーパーマーケットがあったり、ハイブランドのファッションアイテムが信じられない安さで買えるアウトレットがあったりと「安くて良い物」が手に入りやすい地域と言えるでしょう。
ふだんの買い物に安売りの店を利用すれば、生活費を安く抑えられそうですね。
水のレジャーが充実
大阪市は別名「水の都」。港区に位置する「海遊館」は、世界最大級の水族館。また、市内にはたくさんの運河が通り、水上バスや遊覧船、屋形船での舟遊びが盛んです。
クルージングを楽しみながら「水にまつわる怪談を聞く」という夏の納涼イベントや、落語家が同乗する探検クルーズなども企画されているようです。
大阪らしいユーモアのある水のレジャーが楽しめそうですね。
大阪市への移住で受けられる補助金・支援制度はあるの?
2023年8月の時点で、大阪市への移住者を対象とした補助や支援金といったものはありません。大阪府による移住支援制度は存在しますが、大阪市は対象外なので注意しましょう。
しかし、大阪市には移住者ではなく全市民を対象とした支援制度があります。住宅・子育て関連が手厚いので制度内容の一部をのぞいてみましょう。
【大阪市子育て世帯向け民間賃貸住宅改修促進事業】
「大阪市子育て世帯向け民間賃貸住宅改修促進事業」は、民間住宅オーナー向けの支援制度です。新婚さんや子育て世帯の市内居住と民間賃貸住宅の有効活用を目的とし、一定の要件を満たす改修を行った場合、改修工事費の一部を補助するというもの。
入居者が直接補助を受けられるものではありませんが、改修済みのきれいな賃貸で生活できるといったメリットがあるでしょう。
参照:大阪市子育て世帯向け民間賃貸住宅改修促進事業について/大阪市ホームページ
【子ども医療費扶助制度】
大阪市では、子どもの健全な育成や児童福祉の向上のため、子どもの医療費の一部を助成する「子ども医療費扶助制度」が設けられています。
大阪市に在住の0歳から18歳の子どもを対象として、医療費、訪問介護利用料の自己負担額を1医療機関ごとに1日あたり最大500円にするというもの。この500円の負担額も月に2日が限度で、3日目以降の自己負担額はありません。
また、大阪市外の医療機関にかかるなどして同一月の自己負担額が2500円を超えた場合は、申請によって払い戻しが受けられます。
0歳から12歳までは所得制限なしで受けられる助成ですが、12歳から18歳までは父または母などの所得に制限があるので、詳細は大阪市のホームページでご確認ください。
大阪市での仕事探しはおもてなしHRで
大阪市は国内外から、多数の観光客が訪れる都市。観光業に興味のある人は、大阪市での就職を検討してみるのも良いでしょう。
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