栃木県宇都宮市の魅力と移住支援!
栃木県の県庁所在地である宇都宮市は、東京都内へのアクセスが良くベッドタウンとしても人気が高いエリアです。「家賃を安く抑えたい!」「都内よりも自然の多い場所で暮らしたい」という方に適した移住先かもしれません。
この記事では、宇都宮市で暮らす魅力と移住支援の制度について解説します。ぜひ参考にしてくださいね!
宿泊業界に詳しいアドバイザーが、あなたに合う職場をいっしょにお探しします。
宿泊業界での職務経験はありますか?
北関東随一の都会!宇都宮市で暮らす魅力を見てみよう
宇都宮市は北関東で随一の都会と言われています。市内での生活はやはり、便利で快適なものなのでしょうか。宇都宮市で暮らす魅力を見ていきましょう。
ギョーザがおいしい!
栃木県宇都宮市といえばギョーザです。宇都宮市はギョーザの具に欠かせないニラの栽培が盛んなため、安くておいしいスタミナ源として昔からギョーザが好まれてきました。
宇都宮市のギョーザが全国的に有名になったのは、1990年以降のこと。市の職員が「宇都宮市はギョーザの年間購入額が日本一だ」ということを知り、市のPR材料としての活用を思いついたのがきっかけだったということです。
市内には数々のギョーザ店があり、食べ比べを楽しめます。
利便性が高い
宇都宮市は、農業が盛んな一次産業の街でありながら、首都圏のベッドタウンとしても機能しています。東京までは東北新幹線で50分。
新幹線の他には湘南新宿ラインやJR高崎線、上野東京ラインなどの電車が通っており、東北自動車道のインターチェンジもあります。時間とお金、どちらを節約したいかで通勤・通学の手段は変わってきますが、いずれの場合も東京都内へのアクセスは比較的スムーズです。
また、宇都宮市は北関東随一の都会というだけあって、市街地はショッピングモールやアーケード街などのにぎやかなエリアです。必要な物が手に入りにくいなどの苦労は少なく、快適に暮らせることでしょう。
カクテルや軽音楽など大人の楽しみが多い
ギョーザのイメージが強い宇都宮市ですが、「カクテルの街」という一面も持っていることはご存じでしょうか。宇都宮市はバーが多く、世界トップクラスのバーテンダーがいるお店が少なくないそうです。
宇都宮市はジャズなどの軽音楽も盛んな地域です。昼はおいしいギョーザに舌鼓を打ち、夜は音楽を聴きながらカクテルに酔いしれる。これこそが大人流・宇都宮の楽しみ方なのです。
自然の恵みやサイクリングが楽しめる
便利でおしゃれな楽しみ方ができる一方で、豊かな自然に恵まれていることも宇都宮市の魅力です。市の北側は山や田畑が広がる、農産物が豊富に収穫される地域。新鮮な野菜や果物を手頃な価格で入手できます。
また、アジア最高位の自転車レース「ジャパンカップサイクルロードレース」の開催地でもあるため、レース期間中は有名な選手を間近で見られる楽しみもあります。
市のホームページには14本のサイクリングルートが掲載されているなど、市民も自転車に親しんでいるようです。移住後には宇都宮市全域を自転車で制覇してみてはいかがでしょうか。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
宇都宮市での生活で注意したいこと
暮らしの楽しみが多い宇都宮市ですが、移住を現実的に考えるのであれば備えや覚悟が必要な部分もあります。詳しく見ていきましょう。
生活にはマイカーが必要
まずは交通の便です。新幹線の駅や高速道路のインターチェンジが市内にあるため、県外へのお出かけは便利ですが、宇都宮市内での移動は車がないと苦労するかもしれません。
バスや電車などはあるものの、市内全域をカバーしているわけではないので注意しましょう。市街地から外れると開発が遅れているなどの事情で道路が狭い地域もあるようです。
海の幸やマリンレジャーが身近にない
栃木県は海のない地域です。市民の口コミの中には「おいしい野菜が手に入りやすい一方で、スーパーにならぶ魚介類は鮮度が今ひとつ」という意見がありました。魚介類が好物の人にとっては、物足りなさを感じるかもしれません。
また、県内に海がないということは、マリンレジャーを近場で楽しめないということです。釣りなら川でも楽しめますが、サーフィンやヨットで遊ぶ際には、ある程度遠出することになるでしょう。
暑さ・寒さが厳しい傾向にある
また、夏は暑くて冬は寒い、雷が多いなど気候は厳しい傾向にあります。2022年の気象データを見てみると、最高気温は37.6度、最低気温は-6.1度です。また、雷が観測された日は50日あり、雪が降った日は18日。
季節や自然現象をはっきりと感じられる点は魅力でもありますが、暑さ・寒さへの対策は必要でしょう。
▼失敗しない移住先選びのポイントについてはこちら
宇都宮市の移住支援をチェック!
ギョーザで地域おこしをしたように、移住支援にも力を入れている宇都宮市。支援制度の内容を具体的に見ていきましょう。移住支援に関する情報は、すべて2023年9月時点のものです。
また、今回紹介する支援の他にも、宇都宮市では移住や暮らしの助けになる支援制度を実施しています。詳細は市のホームページでご確認ください。
宇都宮市のホームページはこちら
宇都宮市移住支援金
宇都宮移住支援金は、東京圏から宇都宮市に移住し、栃木県の起業情報サイトに掲載されている起業に就職するか、起業した場合に支給される支援金です。
単身移住の場合は60万円、世帯移住の場合は100万円。18歳未満の子どもがいる世帯には、100万円+αの加算があります。
東京圏の在住期間や通勤機関が通算5年以上必要など、細かな条件もあるので詳細は市のホームページでご確認ください。
オンライン移住相談会
栃木県では、オンライン移住相談会を常時開催しており、宇都宮市も対象地域に入っています。月曜日と祝日を除く平日の10時から17時まで。
予約が必要ですが、オンライン会議サービスの「Zoom」を利用して栃木県の担当者・市町の担当者に移住にまつわるさまざまな不安や疑問を相談できます。月曜日と祝日を除く10時〜17時までの間で予約が取れるので、土日や職場の昼休みなどを使って手軽に相談できそうですね。
また、過去には宇都宮市の商業施設・教育施設などをめぐる宿泊体験「みや暮らし体験事業」が行われています。今後開催される移住イベントにも注目しましょう!
参考:
オンライン移住セミナー
栃木県では、オンラインで移住セミナーも開催しています。開催済みのセミナーは動画配信サイトでアーカイブを閲覧できます。アウトドアの楽しみ方や、働き方についてなど、回によって異なるテーマで実施しているようです。
また、宇都宮市の先輩移住者がゲスト出演している回もあります。アーカイブをチェックすれば、栃木県全体のことも、宇都宮市についてのことも理解を深められるのではないでしょうか。
宇都宮市の仕事探しはおもてなしHRで!
観光やビジネスで訪れる人が多い宇都宮市では、ホテル・旅館の求人が多い傾向にあります。宿泊業に興味がある人の移住先としても適した街ではないでしょうか。
私たちおもてなしHRは、ホテル・旅館に特化した就職・転職エージェントです。宇都宮市のホテルや旅館で働きたい!という人は、登録からスタートしましょう。