海外移住をするためのポイント
あるポイントを知っておくだけで、海外移住がとてもスムーズに進みます。どのようなポイントを押さえておけば良いのか解説しますので、ぜひ参考としてお役立てくださいね。
スキルを身に付ける
海外移住をする方の中には、自分が働きたい職種を見つけてから行動に移す方が少なくありません。
移住を考える際には「自分がどのような職につきたいのか」をよく考え、それに見合ったスキルを磨くように努力を怠らないようにしましょう。
英語力を鍛える
海外で働くのは、必ずしも高い英語力が必要だというわけではないのです。しかし、英語力が高ければ高いほど、選べる職の幅は広くなります。
海外での就職だけでなく、フリーランスとして海外での自立を考えている場合でも、魅力的なビジネスが巡ってくれば存分にチャンスを活かせるでしょう。
なるべく多くの情報を集める
海外移住で重要なことは情報収集です。海外での就職情報だけでなく、ビザの条件や国の特徴などの情報をなるべく多く集めるのが大切なのです。
一見「必要ない」と思う情報が、海外で働くためのカギになっているケースがとても多いようです。
できればインターネットだけの情報だけではなく、人脈をつくってその土地のリアルな情報を集めることも重要ですよ。
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海外移住におすすめの仕事
「海外に移住したいけど、どんな職に就けば良いのか分からない」という方におすすめの仕事があります。
日本人だからこそできる仕事を紹介いたしますので、参考までにぜひご検討くださいね。
日本語教師
日本語教室は、海外ではとても人気が高い分野です。日本のアニメや漫画、歴史文化などの影響で、日本語を勉強したい海外の方は多いそうです。
日本語教師は「日本人にしかできない仕事」として判断されるので、ビザの取得も比較的簡単になるでしょう。
ただし、日本語教師になるには、以下の条件が求められる場合があります。
・日本語教師養成講座で420時間コースを修了する
・大学 or 大学院の日本語専攻を修了する
国によって求められる条件は異なりますので、興味のある方は情報収集を怠らないようにしてくださいね。
観光ツアーガイド
観光ツアーガイドの仕事は、主に観光目的で海外に来た日本人をガイドすることです。「日本語でガイドしてほしい」という方を対象に、奥深い知識も加えて現地を案内します。
移住先が観光地として人気であれば、観光ツアーガイドとして働くことはできるでしょう。
しかし、観光客がそれほど来ない地域だとツアーガイドの仕事は少ないかもしれませんので、移住したい国の観光事情はチェックしてみましょう。
特に必要な資格はありませんが、ツアーコンダクターだと「国内旅程管理主任者資格」、または「総合旅程管理主任者資格」が必要です。
参考:添乗員になるためには/一般社団法人 日本添乗サービス協会
留学エージェント
留学エージェントは、留学したい日本人をサポートしたり、現地の学校との仲介役を担ったりする仕事です。
この仕事に就く方の多くは、自分が留学エージェントを利用して留学した経験から、現地で就職することが多いそうです。留学エージェントを自分で立ち上げる方も少なくありません。
必要な資格はないものの、「留学カウンセラー」の資格を持っていると有利に事は進みますよ。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
海外で働く現実を知っておこう
海外へ移住して働くことに憧れを持っている方もいらっしゃるでしょう。しかし、海外には日本の常識が通じないことがしばしばあります。その代表的な例を、以下にまとめました。
・長期の研修期間がない
・実力が伴わなければクビ
・即戦力かどうかが大切
・トライアル期間がある
・チップがある(ホテルやレストランなどのホスピタリティ系)
以上をもとに、海外で働く良い面・悪い面を見ていきましょう。まずは良い面を紹介いたします。
・有給が取得しやすい
・年齢や性別、学歴は関係ない(人間関係がフラット)
良い面だけを見ると、日本よりもかなり働きやすい環境が整っているように思えますが、人によってはうまく海外の労働環境に適応できない方もいるようです。
続いて、悪い面を見ていきましょう。
・面接に通っても、トライアル期間で「合わない」と判断されるとすぐ不採用になる
・人を育てる視点ではなく、即戦力かどうかで採用を決める
・実力重視なので成果には非常にシビア
海外は自分の力を発揮しやすい場ではありますが、スキルが見合っていないと希望通りの職種では働くことができない恐れがあります。
仕事を考えるときは、海外は実力主義だということを念頭に置き、スキルを磨き続けることが大事ですよ。
海外でどのような暮らしをしたいのか具体的に考えよう
仕事を選ぶときは、海外でどのような暮らしを送りたいかによって、職業の選択肢が変わります。やりたい仕事がまだ決まっていない方は、まず「どのようなライフスタイルが理想なのか」をよく考えることから始めましょう。
海外での就職は難しいと決めつけずに、自信をもって積極的に行動し続けてくださいね。