働く上で知っておきたい！片品温泉（かたしなおんせん）の基本情報

iStock/Toshihiro-Nakajima

群馬県利根郡片品村にある温泉地、片品温泉。至仏山（しぶつさん）と燧ケ岳（ひうちがたけ）という2つの山に囲まれ、美しい自然があることで知られている場所です。

ここでは、片品温泉で働く上で、押さえておきたい基本情報について解説します。

概要とアクセス

群馬県には大きく分けて尾瀬・丸沼・武尊の3つのエリアがあり、どのエリアも良質な温泉が湧き出る観光地として有名です。片品温泉は尾瀬エリアの温泉地のひとつです。

片品温泉へのアクセスは、自家用車が便利です。片品村へは東北自動車道の宇都宮ICもしくは日光宇都宮道路の清滝ICから国道120号線で尾瀬方面へ約2時間。村内に鉄道はないので、就業や移住の際にも自家用車は必須かもしれません。

片品温泉の歴史

源泉が湧き出た伝説や歴史は詳しくわかっていません。しかしこの地で古くから営まれている旅館は、100年以上も前からあるといわれています。

また、1983年には、国民保養温泉にも指定されています。国民保養温泉は、1948年に定められた温泉法に基づいて策定された制度です。公共的利用を増やすために、温泉利用の効果が見込まれ健全な保養地として活用される温泉地を環境大臣が指定しています。

参考:国民保養温泉について/環境省資料

片品温泉の泉質と効能

片品温泉には、主に2種類の泉質があると言われています。この2種類の泉質や効能について詳しく解説します。

【硫黄泉】

硫黄泉は、殺菌効果が高いことで知られています。そのため、皮膚炎や高血圧などに効果的です。

他には、糖尿病やメタボリック、生活習慣病にも効果があると言われており、今話題の泉質としても知られています。

【単純温泉】

多くの温泉施設で見かける、単純温泉。肌触りが柔らかく、癖がないのが特徴です。老若男女楽しめる温泉で、肌がスベスベになるといわれています。

疲労回復や健康増進、病後回復などにも効果が期待できます。

参考:片品温泉の泉質について/心にググッと観光ぐんま 群馬県観光公式サイト

片品温泉のホテル・旅館での働き方

 片品温泉における宿泊施設は、ロッジやコテージなどを含めると20軒ほど見受けられます。 

昔ながらの温泉旅館の他、おしゃれなコテージや学生向けの合宿施設など、個性豊かな宿泊施設がそろっていることが特徴。他の温泉地ではできないような働き方が実現するかもしれません。

また、冬には多くの雪が積もる地域のため、冬季は休業する施設もあれば、スキーシーズンのみのアルバイトを募集している施設もあります。

「宿泊業で働くのは初めて」という方も、短期の仕事からチャレンジしやすいのではないでしょうか。

山々に囲まれた美しい温泉地・片品温泉

iStock/linegold

片品温泉は確かな泉質と積み重ねた歴史のある温泉地です。スノースポーツや尾瀬ヶ原の散策を楽しみに来るお客様も多く、働き甲斐を感じられる地域ではないでしょうか。 

群馬県で宿泊施設の仕事を探す際には、おもてなしHRをご活用ください！