義経・弁慶が見つけた名湯。瀬見温泉の魅力とホテル・旅館での働き方を紹介。

瀬見温泉は山形県の最上郡最上町にある山々に囲まれ、小国川の左岸に開けた静かなたたずまいの温泉街。また、平安末期に義経一行が訪れた町としても有名です。今回は、瀬見温泉の歴史や概要、観光の魅力・旅館での働き方についてご紹介します。

目次

    瀬見温泉とは

    川と岩

    iStock-MNStudio

     

    瀬見温泉は義経伝説にゆかりのある温泉郷。

     

    開湯伝説によると、弁慶が湯気の出ている小国川の岩を長刀で割ったことが始まりといわれています。瀬見温泉の概要やアクセス、歴史などについて焦点をあてていきます。

     

    瀬見温泉の概要とアクセス

     

    瀬見温泉は、義経伝説にゆかりのある小国川などがある温泉地現在も、その川を中心に温泉施設が展開されています。

     

    瀬見温泉へのアクセスは、最寄り駅の瀬見温泉駅すぐそばにあります。

     

    瀬見温泉の歴史と現状

     

    瀬見温泉の歴史はとても古く、平安時代にまでさかのぼります。源義経一行は、兄・源頼朝の追っ手から逃れるため、岩手県平泉に向かいます。その途中、一関という関所を避けるために遠回りをするのですが、亀割山の山道を通った際、義経の妻「郷御前」が産気づいてしまいます。産まれる子どものためにと、弁慶が近くの川の岩から湯気が出ていることに気づき、長刀で割ったところ温泉が出てきました。これが瀬見の湯の始まりでした。

     

    また、瀬見温泉の瀬見は弁慶が岩を割る際に使った刀の名前が、「せみ丸」という名だったため付けられたと言われています。

     

    産湯として使われた温泉は、今では「薬研湯」といわれ川の近くに札が建てられています。また、瀬見温泉産前神社が建てられていて義経を祀った神社などもあります。

     

    瀬見温泉の泉質と温泉街・観光資源について

    温泉

    iStock-tomophotography

     

    ここでは、瀬見温泉の泉質や周辺の観光地について紹介していきます。

     

    瀬見温泉の泉質について神経痛・慢性婦人病・慢性皮膚病

    源泉の温度は67℃と熱めの温度になっています。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩泉、神経痛・慢性婦人病・慢性皮膚炎などに効果があります。

     

    瀬見温泉の温泉街や周辺観光地について

    瀬見温泉は、弁慶が割って湧き出た「薬研湯」周辺に複数の宿泊施設があります。

     

    瀬見温泉の存在する最上町には、義経たち一行の足跡が多く残されています。また、瀬見温泉でしか味わうことのできない和式サウナや、静かな川のせせらぎを感じながら食事ができるところなどがあります。新しい建物は少なくレトロで大人向けの温泉地です。

     

    瀬見温泉にあるホテルや旅館での働き方と暮らし

    旅館の窓

    iStock-Image-Source

     

    ここでは、瀬見温泉のホテルや旅館での働き方や暮らしについて触れていきます。

     

    瀬見温泉の旅館で働く

     

    瀬見温泉の施設には、旅館が6件あります。清掃や配膳スタッフの求人が中心に出されています。正社員の採用はなく、パートでの採用になっています。通勤手当を出しているところが多く、マイカー通勤も可能です。

     

    瀬見温泉の暮らし

    瀬見温泉は山形県の最上郡最上町にあります。7つの町村を合わせた群で人口37,042人です。その中の最上町は人口8,489人で、伝説が多く残されている温泉地です。

     

    最上町は山々に囲まれています。スーパーは瀬見温泉駅周辺には少し離れた場所に1件あります。大きなスーパーは2つ隣の駅から車で行かなければなりません。そのため最上町では町営バスが運行されており、大人200円均一で乗ることができます。

     

    歴史情緒と山の自然あふれる瀬見温泉

    神社

    iStock-ncousla

     

    瀬見温泉は義経伝説が多く残る地で、産湯をかけるために弁慶が見つけた「薬研湯」を中心に点在する温泉地。温泉地の名前も弁慶の刀の名前から取られています。

     

    瀬見温泉は自然豊かな美しい温泉地です。ゆったりと時を忘れ、心安らぐレトロで大人な旅をしてみるのはいかがでしょうか。

     

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