2019.11.7

開湯から700年。宝塚温泉の魅力とホテルでの働き方を紹介。

宝塚温泉は兵庫県の宝塚市にある温泉街。阪神淡路大震災で被害を受けたものの、現在は復活。また、宝塚温泉がある宝塚市は年間で800万人の観光客が訪れる観光地でもあります。今回は、宝塚温泉の歴史や概要、観光の魅力・旅館での働き方についてご紹介します。

宝塚温泉とは

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宝塚温泉のある宝塚市は、歌劇と湯の町として有名です。宝塚温泉は、鎌倉時代に発見され700年以上の歴史を持つ温泉郷。阪神淡路大震災で影響を受けつつも、現在では温泉郷としての姿を取り戻しています。

そのため、歌劇団と合わせて人気の高い温泉地として知られているといえるでしょう。ここでは、宝塚温泉の概要やアクセス、歴史などについてみていきます。

宝塚温泉の概要とアクセス

宝塚の地名は、古墳が非常に多いことに由来しています。その数は200以上となっており、そのどれかの古墳をさして「宝塚」と呼ばれていたことから、町全体を宝塚と呼ぶようになりました。また、宝塚温泉として名前がついたのは1887年に武庫川右岸で温泉施設が開業された時です。

宝塚温泉へのアクセスは、大阪から乗り換えなしで25分程度。最寄り駅からは徒歩でつきます。

宝塚温泉の歴史と現状

宝塚温泉の歴史の始まりは鎌倉時代から。歌人だった藤原光経が宝塚に存在していた小林の湯を訪れたことから、古くからその存在は京都に知られていたといえるでしょう。実際に開発につながったのは1877年。また、数年後には鉄道が開通したことによって宝塚市が本格的な観光地になり、宝塚市は歌劇と温泉の町として知られるようになっていきました。

現在では電車だけでなく、車やバスなどを利用して訪れることも可能です。今も800万人ほどの観光客が宝塚に訪れます。加えて、宝塚市の中心に宝塚温泉があるため、山などと比較しても訪れやすい場所にあるのもうれしいポイントだといえるでしょう。

宝塚温泉の泉質と温泉街・観光資源について

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ここでは、宝塚温泉の泉質や周辺の観光地についてみていきます。

宝塚温泉の湯量と泉質について

湯量は非常に多く、源泉の数は2湯。源泉の温度は17℃と36℃。泉質はナトリウム-塩化物強塩泉、ナトリウム-塩化物泉となっており、リウマチ・末梢循環障害、皮膚病に対して効能があります。

参照:宝塚国際環境協会

宝塚温泉の温泉街や周辺観光地について

宝塚温泉は温泉街として、日帰りも可能な施設も存在しており、観光客のニーズに答えながら温泉郷として営業を続けているといえます。また、宝塚温泉のある宝塚市は、年間で800万人以上の方が訪れる観光地です。特に1913年に観光客に対する集客を目的として作られた宝塚歌劇団は、非常に有名な歌劇団になりました。全国各地から入団志望者や観光客を多く引き寄せるほどの影響力を持つほどです。

加えて、巡礼地である西国三十三ヶ所のうち二十四番目にあたる観音霊場のお寺があります。このお寺は聖徳太子が建設したといわれており、日本最古の観音霊場として有名です。重要文化財も数多く存在しているため、多くの人が訪れます。

そして、有名な漫画家の記念館も宝塚市内にあります。館内では様々なイベントを実施しており、温泉や歌劇だけでなく、漫画やアニメといった文化にふれることもできるでしょう。