日本で初めて「源泉かけ流し宣言」を発信した温泉地、十津川温泉。概要と暮らしについて

奈良県十津川村にある十津川温泉。十津川村は全国初の「源泉かけ流し宣言」をした村であり、村内全ての温泉施設で源泉かけ流しの温泉を提供しています。村の96%を山林が占める、豊かな自然と世界遺産を有し、秘境ならではの魅力が満載です。今回の記事では、十津川温泉の概要や暮らしについてご紹介します。

十津川温泉とは

ダム

iStock/beyhanyazar

 

十津川村には3つの温泉(十津川温泉、湯泉地温泉、上湯温泉)があり、それらを総称して十津川温泉郷と呼ばれています。ここでは十津川温泉郷の一つ、十津川温泉の概要や歴史についてご紹介します。

 

十津川温泉の概要とアクセス

十津川温泉は奈良県の最南端、十津川村の二津野ダム湖畔にある温泉地です。十津川村は和歌山県と三重県の境、紀伊山脈の中に位置し面積の96%を山が占め、全国の村の中で最大の面積を誇ります。

 

湯量が豊富で、全国に先駆けて「源泉かけ流し宣言」を発信しており、村内すべての温泉施設でお湯の循環や再利用を一切せず、沸かさず塩素消毒をせず、薄めない源泉を提供しています。村内には電車が通っていないので、移動手段は車かバスになります。

 

十津川村は和歌山県の空港まで近く、近年では東京方面からの観光客も多く訪れるようになりました。東京羽田の空港から和歌山の空港までは1時間ちょっと、和歌山の空港から十津川温泉までは約1時間40分の距離になります。大阪からは高速道路を利用して、2時間40分ほどの距離です。

 

十津川温泉の歴史と現状

十津川温泉の起源は、江戸時代の元禄年間(1688年~1704年)に、炭焼き職人が上湯川沿いに源泉を発見したことに始まると伝わります。その後、1963年に源泉を引き湯して十津川温泉ができ、温泉街が形成されました。

 

2004年には全国に先駆けて、十津川村の3つの温泉地(湯泉地温泉、十津川温泉、上湯温泉)にあるすべての温泉施設において、「源泉かけ流し」を宣言。現在、十津川温泉は村内で旅館や商店が最も多く集まる温泉地として、県内外から多くの人が訪れにぎわいをみせています。

 

十津川温泉の泉質と観光資源について

吊り橋

iStock/martin-dm

 

源泉100%の豊かな効能を誇る十津川温泉。ここでは、十津川温泉の泉質や効能、観光資源についてご紹介します。

 

十津川温泉の湯量と泉質について

十津川温泉では源泉100%かけ流しの、加温加水循環無しの温泉を提供しています。このため、その日の気温や風向きなどによって、熱く感じたりぬるく感じたりすることもあるようですが、これはまさに天然の温泉であるがゆえです。

 

泉質はナトリウム炭酸水素塩泉で、PH6.9の弱アルカリ性。効能は切り傷、火傷、リウマチ・神経痛など、さまざまな症状によいとされています。また、美肌の湯としても評判で、シミやシワなど老化の予防にも効果が期待できるそうです。

 

参照:十津川温泉/ホテル昴

 

十津川温泉の観光資源について

紀伊山脈の中にあり、面積の大半を山林が占める十津川村は、太古のままの大自然が残り秘境ならではの魅力にあふれています。十津川温泉に面する二津野ダムは、国内有数のおしどりの越冬地としても知られ、毎年冬期には約2000羽以上のおしどりが飛来する姿を観察できます。

 

村内には歴史をたどる遺産も数多く残され、世界遺産に登録されている小辺路・果無集落。同じく世界遺産登録の、吉野と熊野の二大聖地を結ぶ全長170kmにおよぶ山岳道。日本最古の歴史ある神社などが挙げられます。

 

また、スリル満点の絶景を楽しめるスポットとして、谷瀬の吊り橋や渓谷を渡る人力ロープウェイが人気です。谷瀬の吊り橋は、生活用の鉄線吊り橋としては日本一の長さを誇ります。そびえ立つ山々に囲まれ、眼下には清澄な熊野川が流れる絶景が広がり、スリル満点の空中散歩が楽しめるでしょう。

 

十津川温泉にあるホテルや旅館での働き方と暮らし

朝食を持っていくホテルマン

iStock/Orbon-Alija

 

十津川温泉の旅館やホテルで働く

十津川温泉には収容人数10名ほどのこじんまりした旅館から127名ほどのホテルまで、個性豊かな温泉宿が揃います。正社員や契約社員、パートなど雇用形態もさまざまなので、自身の希望に応じた働き方を選べます。

 

募集職種は接客業務全般が多く、業務内容としては受付や会計などのフロント部門、レストランのホールスタッフなどのサービス部門になります。未経験からの募集も行っているので、電話対応マナーや敬語など、ビジネスシーンで必須のスキルを実践を通して学ぶことができるでしょう。

 

十津川温泉の暮らし

十津川村には鉄道が通っていないため、日常生活に車は欠かせません。地元のスーパーには「十津川村優良特産品推奨審査会」の審査に合格した特産品が販売されており、素朴な郷土の味を楽しむことができるでしょう。毎週土曜日と日曜日には朝市も開催されているので、地元で採れた新鮮な旬の食材などを買い求めることができます。

 

十津川温泉街の交流センターでは、チャレンジショップが日替わりでオープン。カフェや軽食、手作りパン、お菓子などを楽しめます。教育にも力を入れており、小学校と中学校の校舎は、十津川村の木材をふんだんに使用した自然素材の建物になっており、子どもたちの集中力を高めるほか、感染症予防にも役立っています。

 

また、高等学校では、村の豊かな木材とものづくりの技術を学べる工芸コースも設けられ、自分たちの村を支える地域産業を間近に感じられる環境が用意されています。

 

深い森の中で昔ながらの温かい暮らしが息づく十津川温泉

山

iStock/K.INABA_

 

深い山々に囲まれた十津川温泉。湧水やホタルなど、清らかな自然にふれながら、心穏やかな暮らしが実現できそうです。秘境ともいえるこの地では、古くから地域のみんなで助け合い支え合う、自主自立の精神を持ち暮らしてきました。昔ながらの温かい暮らしが、今なお息づく地域です。

 

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