日本一の豪雪地帯に佇む松之山温泉。概要とくらしについて

新潟県十日町市に位置する松之山温泉は、日本一の豪雪地帯として知られる温泉地です。美しい棚田やブナ林など、日本の原風景と称される里山の豊かな自然、雪解け水に育まれた米や山菜、地元食材を使った郷土料理も魅力です。今回の記事では、松之山温泉の概要や暮らしについてご紹介します。

松之山温泉とは

豪雪

iStock/joka2000

 

冬の積雪が3mを超える豪雪地帯にある松之山温泉。ここでは、松之山温泉の概要や歴史についてご紹介します。

松之山温泉の概要とアクセス

松之山温泉は新潟県の中越地方、長野県との境にあたる十日町市に位置する温泉地です。約1200万年前の化石海水が地圧によって湧出しており、地質学的に特殊な温泉とされています。世界でも有数の豪雪地帯であり、1月から2月の厳冬期には3mを越える積雪もあるのだとか。最寄り駅は飯山線の津南駅で、駅から松之山温泉までは車で18分ほどの距離になります。

松之山温泉の歴史と現状

松之山温泉の開湯は800年ほど前の南北朝時代とされ、鷹が傷ついた羽を休めていたことから発見されたという伝説があります。また、戦国武将家の隠し湯であったという史料も残されています。江戸時代には効能の高さから、湯治場としてにぎわいを見せるようになりました。

 

平成に入ると、老朽化した建物が次々と新築や改築を行い、温泉街の街路灯もスタイリッシュなものを採用するなど、新しい街並みへ生まれ変わっています。現在は時代の変化と共に、顧客のニーズに合った楽しめる温泉街を目指しており、豪雪地帯の温泉街ならではの風景と文化づくりを目指したプロジェクトが、国内で高く評価されているそうです。

松之山温泉の泉質と温泉街・観光資源について

緑と温泉

iStock/gyro

 

群馬県の草津温泉、兵庫県の有馬温泉に並び、日本三大薬湯の一つにも数えられる、効能豊かな松之山温泉の湯。ここでは泉質や効能、周辺の観光スポットについてご紹介します。

松之山温泉の泉質について

約1200万年前の化石海水とされる松之山温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、源泉は92℃の高温です。温泉基準値の15倍もの成分が含まれており、薬湯とも呼ばれています。塩分濃度が高く、体がよく温まり湯冷めしにくいのも特徴です。

 

また、消毒効果のあるホウ酸が多く含有されていることから、切り傷ややけどなどにもよいとされているほか、美肌効果にも優れていると評判です。

 

参照:松之山温泉/松之山ポータルサイト

雪国、松之山温泉の伝統文化

松之山温泉では里山に囲まれた豊かな自然景観を活かし、ブナ林の中にあるような温泉通りや遊歩道、棚田など、訪れた人が松之山温泉ならではの楽しみ方ができる温泉地を目指しています。また、歴史ある伝統行事も大切に守り継がれており、「婿投げ」や「すみ塗り」といった奇祭が有名です。

 

「婿投げ」は江戸時代から伝わる小正月行事で、婿を観音堂に背負って行き、お神酒をいただいてから、4~5mもある崖下の雪の中へ投げ落とす行事です。「すみ塗り」は無病息災と家業繁栄を祈り、塞の神を燃やした灰と雪を混ぜた墨を「おめでとう」の声とともに、お互いの顔に塗り合うユニークな行事です。

 

松之山温泉の郷土料理としては、雪国の知恵を活かし、身体への優しさにこだわった、懐かしくて素朴な料理が今も大切に受け継がれています。上質な白米の上新粉で作られた純白のしんこ餅、塩漬けや乾燥品、発酵食などが代表的です。

松之山温泉の旅館での働き方と暮らし

畳の部屋

iStock/loeskieboom

松之山温泉の旅館やホテルで働く

現在、11軒ほどの旅館が建つ松之山温泉は、雪深く素朴な里山を活かした街づくりに取り組んでいます。日本の原風景が残されている温泉地として、年々海外からの観光客も増加傾向にあるそうです。

 

創業から100年以上の歴史を持つ老舗旅館では、旅館業にとどまらず、街の景観や古民家の再生、名物料理の開発など地域の活性化への取り組みも推進しています。従業員の年齢層は20代~60代までと幅広く、職種もフロントや客室係、清掃係など、性別や年齢を問わず活躍できる環境を用意しているそうです。

松之山温泉の暮らし

豪雪地帯として知られる松之山温泉ですが、主要な道路は除雪されるので真冬でも出掛けられないということはありません。ただし、自宅玄関から道路までの除雪は個人で行う必要があるので、玄関と道路が離れている場合は注意が必要です。また、暖房に掛かる光熱費もかなり必要になると言われています。それでも、雪を見ながら温泉で一日の疲れを癒すなど、日常の中で至福のひと時を過ごすことができるでしょう。

 

5月には雪融けが進み、里山で採れる山菜料理も堪能できます。都会の喧騒を離れた山あいの温泉地での静かな暮らしは、四季折々に移り行く景色と共に、心も体もときほぐれる暮らしが実現できそうです。

山あいに佇む温泉地の静かで平穏な暮らし

雪と川と山

iStock/joka2000

 

冬は一面の雪に、すっぽりと覆いつくされる松之山温泉。喧騒から隔絶された、山里ならではの静かな時間が流れます。実際に移住した人からは「雪かきや雑草取りなど、快適に生活するためには体を動かす必要がある。そうした暮らしの中で自然と生活リズムが整ってくるし、人として生きているという実感を得ている」という声がありました。

 

都会にあるものはないけれど、都会にないものがある松之山温泉の暮らし。雪深い山奥の素朴な里山で、地域の人々との交流はあたたかく、ゆったりとした時の流れを感じられることでしょう。

 

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