古き良き湯治場の風情を漂わせながら、国際性に富む城崎温泉

城崎温泉は開湯1300年の歴史を持ち、有馬温泉や湯村温泉に並ぶ兵庫県随一の温泉地です。小説の舞台になった古い湯治場の風情あふれる温泉街は、城崎温泉の名物、外湯めぐりを楽しむ浴衣姿の観光客でにぎわいます。今回の記事では、城崎温泉の概要や楽しみ方、宿泊業の現状についてご紹介します。

城崎温泉とはどのような温泉

 

大正時代に執筆された有名な小説の舞台となった城崎温泉。ここでは、城崎温泉の概要や歴史、現状についてご紹介します。

 

城崎温泉の位置とアクセス

城崎温泉は兵庫県の北東部、豊岡市城崎町の市街地に位置する温泉観光地です。城崎町は日本海に面し、面積の約半分を国立公園に指定され、中央には一級河川の円山川が流れる、豊かな自然環境に恵まれています。

 

電車は山陰本線が走り、最寄り駅は城崎温泉駅です。京都や大阪方面からの特急電車があり、2時間半ほどで移動できます。温泉街には巡回バスが走っています。

 

1300年の歴史を持つ城崎温泉の由来と現状

城崎温泉の開湯は飛鳥時代に遡り、コウノトリが傷を癒していたことから発見されたという伝説から始まります。史料に残るものとしては、717年この地を訪れた僧侶が難病の人々を救う為に千日修行を行った末、その祈願によって城崎温泉が開かれたとされています。その後、大正時代には小説の舞台として描かれ、多くの文人墨客に愛され親しまれてきました。

 

外国人宿泊客数が大幅に増加している城崎温泉

近年では豊岡市の観光客誘致の取り組みにより、外国人宿泊者数は年々増加しています。2017年の外国人延べ宿泊者数は、5万800人となり前年比13.8%増加。欧米豪からの宿泊者数は全体の約3割を占めており、全国の約1.6割と比較しても多く、フランス、アメリカ、オーストラリア、イギリスの4カ国がトップ10に上がっています。その背景として、小規模な個人経営の旅館が多い城崎温泉は、個人旅行のシェアが高い欧米豪の個人客に焦点を絞ったことが要因として挙げられています。

 

出典:2017年 豊岡市の外国人延べ宿泊者数の状況/豊岡市環境経済部大交流課

 

 

城崎温泉の泉質と温泉街・観光資源について

 

城崎温泉の泉質や温泉街の雰囲気、周辺観光地の楽しみ方をご紹介します。

 

城崎温泉の泉質と効能

城崎温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物・高温泉で温度は42℃です。効能としては神経痛や筋肉痛、うちみ、消化器病や痔病など、さまざまな症状によいとされています。入浴後は、身体がポカポカ温まる感じが残るのが特徴です。

 

参照:城崎観光ガイド/きのさき温泉観光協会公式サイト

 

城崎温泉の観光とグルメ

城崎温泉は、古くからの湯治場の風情が漂う温泉街です。木造の建築物が多く、川沿いに柳並木が続くレトロな街並みは、外湯めぐりを楽しむ浴衣姿の観光客でにぎわっています。外湯めぐり発祥の地と呼ばれていますが、温泉街の旅館に宿泊すると、7つの趣の異なる外湯を無料で利用することができます。連休や土日祝などの休日は、夜遅くまでお店が営業しているので、一日中散策を楽しむことができるのも魅力ですね。

 

温泉街では食べ歩きも楽しみの一つです。日本海に面していることから、カニ料理や海鮮料理が有名で、他にも但馬牛の肉まんやコロッケ、地ビールなどご当地グルメを堪能できます。

 

周辺にはロープウェイがあり、空中展望を楽しむことができます。山頂からは日本海をはじめ雄大な自然、城崎の市街地を一望できます。また、国の天然記念物に指定されている不思議な地層が見られる場所もあります。これは160万年前に起こった火山活動によって形作られた地層で、6000年前に波に洗われて姿を現しました。六角形の玄武岩が無数に積み上げられた規則正しいきれいな割れ目は、自然の神秘を感じさせられます。

 

城崎温泉にあるホテルや旅館での働き方と暮らし方

 

 

ここ数年、外国人宿泊客が急増している城崎温泉では、どのような働き方ができるのでしょうか。また、温泉地ならではの暮らしの楽しみ方についてもご紹介します。

 

城崎温泉での働き方改革

外国人観光客が増加する中で、城崎温泉では人手不足が深刻な課題となっており、従業員の働き方改革に乗り出す旅館が増えているようです。仲居の職種を廃止し部屋食サービスをやめ、会食スペースで食事を提供する老舗旅館もあります。お客様が食事をする様子を見ながら、タイミングよく温かい料理を提供しやすくなり、口コミでも高評価を得ているそうです。また、接客係のシフト勤務を導入し、正月や連休などの繁忙期の後には数日休館、スタッフがまとまった休みを取れるようにするなど、従業員の待遇を改善する動きは今後も拡がりを見せるのではないかと考えられます。

 

温泉と共にある暮らし

豊岡市で暮らす人にとって、城崎温泉の外湯はコンビニのようなものだという言葉があるように、温泉が日常の暮らしに溶け込んでいることがわかります。豊岡市役所で購入できる温泉の回数券を持参して、小学生くらいから一人でも温泉に行くそうです。また、仕事前の早朝から、温泉に浸かる人もいるのだとか。そして、外国人観光客も多いため、外湯で英会話を楽しむこともあるようです。

 

レトロな和の雰囲気と国際性をあわせ持つ城崎温泉

 

豊かな自然に囲まれ、古くから文人墨客に愛されてきた城崎温泉。古式ゆかしき和の風情を漂わせながら、海外からの観光客が多く国際的な顔もあります。職場だけでなく外湯など街中でも、英語や中国語などの外国語スキルを大いに活かせそうです。また、従業員の働き方改革を行っている旅館も多いので、待遇面でも今後の更なる飛躍が期待できる温泉地と言えるでしょう。

 

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