京都府ってどんなところ?
基本情報
人口 | 253万9202人(2023年) |
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転入人口 | 5万9246 人(2022年) |
年間降水量 | 2034mm (2021年) |
雨日数 | 110日(2021年) |
気温 | 年平均16.9℃、最高気温32.8℃、最低気温1.6℃(2021年) |
求人倍率 | 1.16倍(2023年7月) |
消費者物価 地域差指数 |
100.9 (2022年) |
四季を感じられる気候
京都府の夏は、蒸し暑いため、京都の町家では夏の蒸し暑さをしのぐ工夫として、屋内に土間や坪庭を設け、家の中に風が通る仕組みになっています。
冬は冷えますが、結露することはあまりなく、山間部では積雪があるものの、都市部ではほとんどありません。
夏は暑く、冬は寒いので厳しい環境に感じますが、住環境に昔ながらの工夫を凝らし、四季折々の風情を楽しむのは京都暮らしの醍醐味かもしれませんね。
「田舎」と「都会」のバランスが良い
京都府の特徴は、「田舎」と「都会」のバランスが良いことにもあります。
京都市の三条大橋の南側は、たくさんの建物と人が歩く都会的な風景が見られ、北側には鞍馬山や比叡山を背景にした鴨川の流れという自然豊かな風景が広がっています。
また、京都市から大阪へは、電車で約30分とアクセスがよいのも魅力でしょう。
子育て世帯にとって住みやすい環境
京都市では、民間保育園、認定こども園、小規模保育事業などの協力により、人口100万人を超える大都市の中で保育園に入りやすい状況となっています。
多様化する保育需要に対応できるよう、保護者の就労形態や児童の状況に応じて時間外保育、夜間保育、一時預かりなどさまざまな保育サービスも充実しています。
また、市町村ごとに子育て支援が整っているので、どこに移住したとしても結婚から子育てや教育、就労までさまざまなサポートが受けられますよ。
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京都府に移住する魅力とは?
京都府は観光地として、国内外からとても人気があり、古民家をリノベーションしたゲストハウス文化も栄えており、若年層からも大きな注目を集めているそうです。
改めて京都府で暮らす魅力についてみていきましょう。
自然と調和した古都ならではの景観
「京都府」と言われると、桜の名所や竹林の道、お寺などをイメージする方が多いかもしれませんね。
京都府では水面に映る床紅葉や、冬には雪化粧した朱色の千本鳥居など、お寺と自然の和が織りなす四季折々の風景を楽しめます。
夜にはライトアップされているところも多いため、幻想的な雰囲気を楽しむことができるでしょう。
▼後悔しない移住先選びのポイント・準備期間の目安はこちら
歴史や文化を大切に守るまち
観光で京都を訪れた際に、歴史風情が漂う街の雰囲気に惹かれて「京都に住みたい!」と憧れる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
京都府では美しい景観を守るために景観条例が施行されており、お寺や神社だけではなく、町家や繁華街など、古くから残っている建物がたくさんあるのです。
建物の色や高さには規制があり、コンビニやハンバーガーショップなどは原色の看板ではなく、京都仕様となっています。
景観を守ることで歴史や文化の息吹を感じられるのは、京都府に暮らす醍醐味でしょう。
京の都ならではのグルメやスイーツ
京都の食文化は公家、武家、僧侶など、さまざまな身分が関わり、影響を受けて発展してきました。
京料理は京野菜など旬の野菜を使い、料理にも四季を感じられるよう、味覚だけでなく器や配膳、盛り付けにも趣向を凝らしています。
京料理は日本の伝統的な食文化であるとして国の無形文化遺産に登録され、国内外問わず注目されているのです。
それ以外に、京都の伝統グルメとして有名なにしんそばや、みたらし団子・わらびもちといった和菓子など、京の都ならではのグルメとスイーツを楽しむことができます。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
京都府のおすすめ移住先を移住支援内容と一緒に見てみよう
京都府の京都府移住支援金(地方創生移住支援事業)は、東京23区に在住している方、または近隣の地域から東京23区内に通勤している方が、京都府の対象地域へのUIJターン就職される場合を対象に、世帯に対して最大100万円、単身者に最大60万円支給する制度を設けています。
ここでは、京都府で移住支援に力を入れている地域を4つ紹介します。(2023年9月時点)
なお、京都府には今回ご紹介する市町村以外にも、移住支援をおこなっている自治体がたくさんあります。詳しくは、京都府の移住情報サイトで確認してみてくださいね。
京都市
京都市が行っている支援制度「京都スタサポ」では、創業に関心のある方や、これから創業準備を始める方へ、創業のための基礎的な知識やお役に立つセミナー情報を提供しています。
また、「HAPS」という施設では、京都市で活動をしていくアーティスト向けに、大家さんや不動産事業者から寄せられた物件情報を紹介するマッチング事業に取り組んでいます。
大きな音を出しても良い環境や、オリジナルの家が手に入るかもしれませんので、気になる方は早めに自治体へ問い合わせましょう。
参考:京都スタサポ
参考:HAPS(東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス)
▼その他、移住支援についてはこちら
綾部市
綾部市では、空き家紹介はもちろんのこと、就農支援や就職支援もおこなっています。
特に注目すべきことは、「地域活動支援」という取り組みです。
移住すると、地域とのコミュニケーションがとても重要になりますが、移住したての方は、自分から地域のコミュニティに入るのは勇気がいることですよね。
そんなときに「地域活動支援」を利用すれば、地域とのコミュニケーション促進を応援・支援してくれるので、スムーズに関係性を気づくことができます。
UIターン実践者たちがサポートしますので、安心して移住に踏み出せそうですね。
参考:移住立国あやべ
▼その他、地方での仕事についてはこちら
福知山市
福知山市は、特に子育て支援の体制づくりに力を入れています。厚生労働省の「平成25年~平成29年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」によると、福知山市が京都府内で最も高い「合計特殊出生率2.02」であることが分かりました。
福知山市では、出産前から一般不妊治療や妊婦検診などの医療費を助成したり、電話相談にも対応している「子育てコンシェルジュ」を設けたりなど、あらゆる面でサポートしています。
地域で子育てを支援する意識が高いので、子育てで困ったことがあっても周りにすぐに相談できる環境がありますよ。
参考:福知山 移住
参考:厚生労働省/平成25年~平成29年人口動態保健所・市区町村別統計の概況
▼その他、移住に役立つ記事はこちら
京丹後市
京丹後市では、「公式空き家情報バンク」のサイトを設けて、移住者のスムーズな転居をサポートしています。
「公式空き家情報バンク」で物件を探す際は、売買と賃貸での検索方法だけではなく、海・山の近くや街中など、あらゆる条件に絞ることができます。
加えて、空き家のリフォーム工事費を補助する「移住促進・空家回収支援事業補助金」を受けられるので、気になる方は下記サイトもチェックしてみてください。
京丹後市は、自然に囲まれた豊かな環境にあるため、「丹後ブルーの海を見ながら暮らしたい」「季節の移ろいを感じられる山々の近くに住みたい」といった要望も叶いやすいエリアです。
参考:京丹後市/補助制度
京都へ移住後のお仕事探しにお困りの方がいたら
京都府の料亭で聞かれる「一見さんお断り」という言葉から、京都府に閉鎖的なイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、京都府は地域の人たちの温かなつながりが息づいている街です。ぜひここで「自分らしい生き方」を切り開いてみてくださいね。
人と人、そこから生まれる文化を大切する京都府でのお仕事探しにお困りの方がいたら、宿泊業界に特化した当サービス「おもてなしHR」にご相談ください。