日本の食文化を支える鶴岡市!住環境や移住支援・補助金について紹介

鶴岡市は、山形県・庄内地域に位置する人口約12万人の都市。面積は、東北エリアの市町村の中で最も大きく、稲作やだだちゃ豆などをはじめとした農業が盛んなまちとして知られています。日本海に面していることから、新鮮な海の幸を味わえるのも大きな魅力です。そんな鶴岡市に移住する魅力や、移住後の生活、移住支援や補助金についてご紹介します。

鶴岡市に移住する魅力とは?

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まずは、鶴岡市の魅力をみていきましょう!

日本唯一の“ユネスコ食文化創造都市”

鶴岡市は、ユネスコから2014年に「ユネスコ食文化創造都市」の認定を受けています。日本の都市で認定を受けているのは、鶴岡市のみ。世界的にも、日本の食文化を支えていることが認められているとわかります。

認定の主な理由は、世代を超えて在来作物が育てられ続けていることです。鶴岡の作物はまさに、生きる文化財そのもの。その風土や気候にあわせて作られた作物や、水揚げされる魚介類はきっと、消費者の体だけでなく心まで満たしてくれそうです。

スマート農業が学べる社会人向け農業学校も

食文化の継承を強みとしている鶴岡市では、就農支援や農業に関する知識継承が積極的に行われています。

最近では、市をはじめ、JAや大学などのバックアップのもと運営される社会人向けの農業学校「SEADS」が開校したことが話題となりました。2年間、実践中心に最新の農業を学ぶことができるというカリキュラムは、全国的に見ても珍しいでしょう。

そして、驚くべきはその授業料。なんと年間12万円という破格です。宿舎も無料(光熱費/ 共益費別途)で利用可能なようですので、農業を本気で目指したい方は必見です。

参照:鶴岡市立農業経営者育成学校 「SEADS」/ 鶴岡市

自然の力強さが感じられる観光スポットが豊富

前世・現世・来世を象徴する3つの山を巡ることが「生まれかわりの旅」と呼ばれる出羽三山は、パワースポットとして有名です。

ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星に選ばれた杉並木や2446段の石段、国宝に指定されている五重塔など、道中には魅力的なスポットも多く、国内外から多くの参拝者が訪れます。

他にも、世界一クラゲが多いことで有名な「加茂水族館」、「日本さくら名所百選」に選ばれた桜の名所、日本の夕陽100選に選ばれている海岸など、自然の力強さが感じられる観光スポットが豊富にそろっています。

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鶴岡市に移住したらどんな生活が待っている?

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鶴岡市に移住をしたら、どのような生活が待っているのでしょうか。気候や交通など、日常生活についてご紹介します。

エリアによって異なる気候

冒頭で、鶴岡市は東北一面積の広い市町村とご紹介しましたが、同じ市内でも場所により気候が異なります。

沿岸部は、まさに風が強い日本海側ならではの気候。夏は湿度が高く、暑い日が続くこともあるようですが、冬の積雪はそこまで多くないようです。

反対に、山間部では長靴を履かなければ外に出られないほどの積雪もあるようですので、移住を検討する場合は、予定エリアの気候をしっかりとリサーチしておきましょう。

車はあるに越したことはない

駅周辺であれば、スーパーが点在しているので生活に困ることはなさそうです。しかし、最寄りの大型ショッピングモールへは、電車とバスの利用が必須です。

バスや電車の本数も決して多いとは言えない地域ですので、車は用意しておいた方が無難でしょう。

農業だけじゃない!ベンチャー企業も続々登場

鶴岡市を中心とした庄内エリアは、農業や漁業が活発。実際に、1次産業や2次産業に携わっている市民も多く、農林水産の仕事を求めて鶴岡へ移住する方がいるのも事実です。

ただ、1次・2次産業に興味がないという移住検討者も少なからずいるはずですよね。そんな方に知っていただきたいのは、鶴岡はさまざまなスタートアップ企業が生まれているということです。

世界から注目を集めるバイオテクノロジー企業から、小さなカフェやシェアキッチンまで。無い仕事を作り、楽しみながら暮らす移住者もたくさんいるようですよ。

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鶴岡市の移住支援・補助金

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鶴岡市への移住を考えるうえで気になるのは、市の支援や補助金ですよね。鶴岡市が行っている移住支援や補助金について、理解を深めていきましょう。

徹底された就農支援

最も支援が手厚いのは、農業です。農業体験のツアーから短期の体験プログラムなど、移住前から農業に触れる機会が設けられています。

また、就農後の給付金や、新規就農のためにかかる準備金の助成が出る場合も。詳しくは、下記リンクからチェックしてみてください。

参照:山形県移住交流ポータルサイト「鶴岡市」 / 山形県

 最大24カ月の家賃補助制度

県外から鶴岡市に移住し、賃貸物件に入居した場合は、家賃の一部(上限一万円)が補助される「ふるさと山形移住・定住促進事業家賃補助金」を利用することができます。

転入日の前日までに公的機関に相談をしていたり、定住の意志があったりするなど、複数の条件に該当していれば、最大24カ月も補助を受けることが可能です。

移住は何かとお金がかかるものです。金銭的な負担が軽減されるのは嬉しいですね。

参照:前略 つるおかに住みマス。/鶴岡市

お試し住宅は最長6カ月間!

昨今、さまざまな自治体が移住体験を受け入れていますが、鶴岡市でもお試し住宅への入居を受け入れています。期間は最長6カ月間、UIターンを希望する山形県外からの移住検討者対象です。

 

アパートタイプの市営住宅で、間取りは2DKから3DKと広く、家賃は月7500円から12000円程度です。敷金として家賃1カ月分、共益費が月1000円程かかりますが、生活に必要な家電は一通り揃っているので、金銭的な負担は少なくて済むでしょう。

複数回の利用でも6カ月以内であれば期間が通算されるので、季節を変えて利用してみるのも良いかもしれません。

2023年8月の時点で募集している部屋はありません。鶴岡市への移住を検討されている方は、こまめに情報を確認してみてくださいね。

参照:お試し住宅について / 鶴岡市

UJIターンの先輩・移住者のコミュニティも多い

移住者の受け入れに前向きな鶴岡市では、2015年から移住・定住促進サイトを立ち上げています。50名以上の先輩移住者のインタビューも紹介されていますので、求めている情報がきっと見つかるはず。移住者同士のコミュニティもあるようですよ。

Zoomでのオンライン移住相談も受け付けているようですので、気になる方は気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

参照:前略 つるおかに住みマス。 / 鶴岡市

エリアごとに魅力の異なる鶴岡市に移住しよう!

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農林水産に関わる就労支援はもちろんのこと、ベンチャー企業や起業を目指す移住者を続々と受け入れている鶴岡市。移住者の受け入れ体制は、東北エリアの中で群を抜くほど、と言っても過言ではないでしょう。

少し不便な環境でも、楽しみを見出すことができる。そんな人であれば、鶴岡市への移住を成功させることができるかもしれませんね。

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移住先での就職に、不安はつきもの。悩みや不安も、ぜひ気軽にお話しくださいね。

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