大阪府ってどんなところ?
基本情報
人口 | 877万4739人(2023年7月1日) |
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転入人口 | 17万3710人(2022年) |
年間降水量 | 1058mm(大阪市2022年) |
雨(雪)日数 | 99日(大阪市2022年) |
気温 | 日平均17.℃、最高気温33.8℃、最低気温2.1℃(大阪市2022年) |
求人倍率 | 1.09倍(2023年6月) |
消費者物価 地域差指数 |
99(2022年) |
1年を通して温暖な気候
一年を通して温暖で雨が少ないことが特徴ですが、大阪の夏はとても暑くなります。
猛暑日が多いことから「大阪府暑さ対策情報ポータルサイト」による情報提供で、暑さから身を守る習慣を呼び掛けています。
猛暑日の外出時に一時避難所として立ち寄れる施設や店舗を募集したり、駅前広場などに植栽や微細ミストなどを設置する自治体に補助をしたり、暑さ対策への取り組みも積極的です。
学校に冷暖房やドライ型ミストを設置する自治体もあり、府民が快適に暮らせるよう工夫されています。
インフラが整っている
都市機能が発達しているので、ほとんどの方が公共交通機関や自転車を使ったり、徒歩で移動したりします。
「車がないと生活できない」というわけではないので、生活の不便はあまり感じないでしょう。
また、発展した都市部がある一方で、大阪府には緑豊かな田園風景の広がる地域もあります。それぞれの希望にあった移住先を選ぶことで、理想のライフスタイルが実現できますよ。
水辺を活かした都市づくり
大阪府は古くから水運に支えられ発展してきました。最近では、かつての「水の都」としての賑やかな風景を水辺に取り戻すため、多様な取り組みが行われているそうです。
水辺のシンボル空間や船着場の整備、橋梁などのライトアップなど、1年を通して多彩なイベントが行われ、街を活気づけています。
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レジャーや観光スポットに富んだ大阪の魅力
観光や仕事などで、1度は大阪府に訪れたことのある方も多いかもしれませんね。改めて、大阪府に移住する魅力についてみていきましょう。
便利な都市機能
鉄道網が整備されているので、府内のどこからでも梅田や難波などの都市部まで、約1時間程度で移動することができます。
周辺の神戸や京都などの観光地には、都心部から在来線で30分程度で到着します。新幹線も利用しやすく、国際空港もあるなど、さまざまな交通ネットワークが充実していますよ。
豊富な観光スポット
大阪府は大型テーマパークや水族館など、レジャー施設が充実しています。
ほかにも新喜劇や漫才、落語が楽しめる劇場があり、臨場感ある笑いの文化が楽しめることも最大の魅力でしょう。
大阪のシンボルとも言える城の天守閣や、日本最古の仏法寺など歴史が感じられる文化財なども多数あり、幅広い世代が楽しめる観光地となっています。
独自の食文化
「天下の台所」と呼ばれるように、大阪府は全国の米や特産物が集まる食の中心地として栄えてきました。
たこ焼きやお好み焼きに代表される、「粉もん」の食文化が根付いており、府内には多くの専門店があるほか、庶民の味として各家庭でも親しまれています。
名物の串カツやホルモン料理店なども各地にあり、大阪グルメを気軽に楽しめますよ。
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大阪府の移住支援への取り組み
大阪府は、誰もが安心して住み続けられるまちづくりを進めています。
そのため、子育て支援の充実や住宅取得の支援など、定住促進に力を入れている市町村が増えているようです。市町村ごとに大阪府の移住支援例を紹介いたしますので、参考にしてみてくださいね。
泉佐野市
大阪湾に面した泉佐野市は、観光スポットや国際空港などがあり、近代的な街並みが特徴です。一方で、里山の自然に恵まれた地域もあり、多彩な魅力があるのです。
泉佐野市では、高齢者の親と同居、または近居するために、市外からUターンする家族に対し、新たな住まいにかかる費用の一部を助成する制度を実施しています。
助成を受けるためには、世帯に中学生以下の子どもがいることなどの条件があるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
富田林市
富田林市は、大阪府の東南部に位置し、緑豊かな丘陵の美しい景観が広がっています。
創業支援にも力を入れており、創業セミナーなどを受けることで、創業に必要な経費の一部が補助されたり、町家を活用して起業・創業を考えている人のサポートを行ったりしています。
寝屋川市
寝屋川市は、都心部へのアクセスに優れていながら、家賃がお手頃で住みやすい街です。
子育てへのサポートも充実しており、18歳まで医療費の助成が受けられるなど、新たな定住者の受け入れにも取り組んでいます。
出産後の支援も手厚くなっており、健康診査の費用を最大1万円助成し、出産後間もない産婦の心とからだの健康をサポートしているそうです。
ほかにも子育てに関する支援はありますので、気になる方は自治体のホームページをチェックしてみましょう。
参考:子育て環境/寝屋川市
大阪府のホテル業界の傾向は?
大阪は国内屈指の観光地です。府内には関西国際空港と伊丹空港の2つの空港があり、国内外から多くの観光客が訪れます。
国土交通省が2021年に発表した「宿泊旅行統計調査」によると、2020年の都道府県別延べ宿泊者数では、大阪は第3位。外国人延べ宿泊者数だけで見ると、東京に次いで第2位です。
コロナウィルス感染拡大の影響による落ち込みはありましたが、2023年夏には、コロナ禍前の水準に回復したとも言われています。
大阪府には、大型テーマパークや世界最大級の水族館、充実したショッピング施設やB級グルメなど、観光客を惹きつける魅力ある観光スポットが豊富にそろっています。
2025年に開催が予定されている大阪・関西万博、2030年に開業を目指す総合型リゾートの整備計画など、大阪の観光客はさらに増えることが予想されます。
観光地として活気が増すことで、宿泊施設の需要が高まることは間違いありません。
2023年6月時点で、大阪府の求人倍率は1.14倍、接客・給仕職業従事者だけを見ると2.98倍です。宿泊業界など、サービス業への就職を希望する人にとっては有利な状況と言えるでしょう。
大阪の宿泊施設は、華やかな外資系ホテル、国内老舗ホテルなど、宿泊施設のバリエーション豊かです。外国人観光客も多く、大阪の宿泊施設は語学をいかして働きたいという方にも絶好の環境です。
活気ある大阪で、大阪の魅力を伝えるホテルマンを目指しませんか?
参考:宿泊旅行統計調査/観光庁
暮らしの場としても魅力的な大阪府
大阪府は豊富なレジャー施設や利便性の良さなど、観光都市として魅力があふれています。
都心部から外れると、里山ののどかな自然が広がり、緑豊かな美しい景観も楽しめます。大阪府に暮らしたら、普段の暮らしの中で大阪流の笑いの文化を楽しめることでしょう。
大阪府への移住に関する相談は、気になる自治体のホームページをチェックしてみてくださいね。なお、大阪府の宿泊業界で働きたい!という方は、当社サービス「おもてなしHR」をご活用ください。