ホテルのデイユースプランが持つ需要やデイユースプランの事例を見てみよう

新型コロナウイルスの影響で宿泊客が減少している今、客室稼働率を上げるカギはデイユースプランです。ホテルのデイユースプランにはどのような需要があるのでしょうか。デイユースプランの取り組み事例と併せて見ていきましょう。

目次

    ホテルのデイユースプランを考えよう!

    客室

    rilueda – stock.adobe.com

     

    デイユースとは、宿泊ではなく主に日中の数時間だけ、ホテルを利用できるというサービス。観光旅行や遠方への出張が減少している今、デイユースプランに力を入れているホテルは少なくありません。

     

    客室のみの提供などのシンプルなものから、趣向を凝らしたおもてなしまでさまざまなプランが用意されています。この記事では、デイユースプランの需要や、ホテルの取り組み事例について解説します。新たなプランを作る際の参考に役立ててくださいね。

    デイユースの利用目的とは?

    宿泊せず、数時間の滞在にホテルを利用するお客様には、どのような目的があるのでしょうか。デイユースプランが持つ需要を見ていきましょう。

    仮眠・休息のため

    仕事や遊びでヘトヘトになった時や、長時間の移動で疲れた時、仮眠・休息をとるためにホテルのデイユースプランが利用されます。

     

    仮眠・休息にはリーズナブルなインターネットカフェを選ぶ人も多いでしょう。しかし、ホテルにはバスタブや寝心地の良いベッドなど、本格的に体を休められる設備がそろっています。

     

    よりしっかりとした休息・睡眠をとりたい場合には、ホテルのデイユースプランが適しているのですね。

    リモートワークのため

    新型コロナウイルスの影響でリモートワークを実施する企業が増えました。リモートワークは自宅でもできることですが、静かで空調の効いたホテルなら仕事が捗ることでしょう。

     

    疲れを感じたらベッドで仮眠をとったり、お風呂に入ったりできる点もメリット。また、ホテルならではのルームサービスなども、仕事のお供に喜ばれます。

    イベント参加の拠点として

    物販や趣味の集まりなど、大荷物になりがちなイベントに参加する際の拠点としても、ホテルのデイユースプランは活用されます。荷物を置くだけでなく、着替えたりシャワーを浴びたりできる点が便利です。

     

    大規模な物販イベントの会場に近いホテルでは、イベントの開催に合わせたデイユースプランが提供されていました。

     

    2021年6月時点では、新型コロナウイルスの影響でこうした需要は少ないかもしれませんが、収束後に備えて企画を考えてみてはいかがでしょうか。

    疲れを癒やす・リフレッシュのため

    ホテルはやはり、リフレッシュするための場所。仕事や所用の際にも便利なデイユースプランですが、疲れを癒やしてリフレッシュするために利用する人も居ます。

     

    温泉旅館やスパ付きのホテルなどでは、入浴と食事がセットになったデイユースプランが提供されています。日帰りで手軽に楽しめるレジャーとしての需要もあるのですね。

    デイユースプランの事例を見てみよう

    温泉

    kai – stock.adobe.com

     

    実際に提供されているデイユースプランは、どういった内容なのでしょうか。デイユースプランを実施しているホテル・旅館の取り組みを見てみましょう。

    ビジネスホテルのデイユースプラン

    ビジネスホテルのデイユースプランは、シンプルに客室のみの提供であることが一般的です。価格の相場は、2500円~3000円台程度でしょう。

     

    ホテルによっては大浴場が利用できたり、客室内で映画やドラマが見放題だったりと、滞在時間を楽しく過ごしてもらうための工夫が凝らされています。

     

    また、デイユースは最大8時間のプランが主流ですが、12時間滞在のプランを提供している場合もあります。

    高級ホテルのデイユースプラン

    高級ホテルへの宿泊は、気軽にできるものではありませんよね。そこで、比較的リーズナブルな価格帯でデイユースプランを提供し、楽な気持ちで来てもらおうという取り組みをしているホテルがあります。

     

    大阪の外資系ホテルでは、アフタヌーンティーやアルコールの提供、1泊分のホテルクレジットなどの特典が付いた4種類のデイユースプランを展開。料金は9時から21時までの滞在で2名1室3万円台からです(2021年6月時点の情報)。

    温泉旅館のデイユースプラン

    温泉旅館の日帰りプランはこれまでもポピュラーなサービスですが、遠出がしにくい状況にある今、さらに力が入れられています。旅の予約サイトでは、平日ならば入浴とランチがセットで3000円台など、お得感が強い商品が多く見受けられました。

     

    滞在できる時間は10時から15時までなど、少々短い傾向にあります。短時間で命の洗濯をするためのデイユースプランと言えるでしょう。

    ユニークなデイユースプラン

    デイユースは宿泊に比べて自由度が高いため、ユニークなプランを打ち出すホテルもあります。たとえば東京都内のビジネスホテルでは、宝くじの大当たりを祈願し、金運を上げるための昼寝プランが展開されました。

     

    金色のパジャマに金色の寝具、キンモクセイのルームフレグランスを提供し、一攫千金の夢を見ていだだこうというわけですね。このプランではお財布や宝くじを入れて休ませると金運が上がると言われている「お財布用の布団」も用意されていました。

     

    面白路線のデイユースプランには、話題性があります。ホテルの知名度を上げることにも有効ではないでしょうか。

    充実のデイユースプランで他のホテルに差をつけよう

    ホテルでデイユースプランを実施するのであれば、ただ休息・仮眠のスペースを提供するのではなく、他のホテルにはないサービスで差別化を図りたいところですね。今回紹介したデイユースプランの需要や事例を参考に、新しい企画を考えてみてはいかがでしょうか。

     

    なお、ホテル・旅館の採用は、私たちおもてなしHRにお任せください。おもてなしHRは、宿泊業に特化した採用支援サービス。宿泊業界の経験者やサービスの仕事に関心の高い求職者が多数登録しています。フレッシュなアイディアを持った求職者を紹介できるかもしれません。完全成功報酬型なので、まずは気軽にご相談ください。

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