一般的な寿司店で働く寿司職人の仕事内容
まずは、一般的な寿司店で働く寿司職人がどのような業務を担当しているのか確認しておきましょう。
- お寿司のネタの魚を市場から仕入れる
- 仕入れた魚をお寿司用に捌く
- ご飯を炊いて酢で味を調え、シャリを作る
- 接客をしながらお寿司を握る
- 後片づけをする
これらの業務はあくまで一例であり、ほかにも細々した業務をこなすことがあります。
宿泊業界に詳しいアドバイザーが、あなたに合う職場をいっしょにお探しします。
宿泊業界での職務経験はありますか?
寿司職人を辞めたいと感じる主な原因

MORNINGS-stock.adobe.com
寿司職人を辞めたいと感じる原因には、さまざまなものがあります。ここでは、主な原因を確認しておきましょう。
修行期間が長い
一人前の寿司職人になるには、長い修行期間を経て一流の技術を身につける必要があります。寿司職人という仕事には、「シャリ炊き3年・合わせ5年・握り一生」という言葉があるそうです。
つまり、握る前の段階であるシャリ炊きや酢とご飯との合わせ加減をマスターするのに何年もかかるということです。この言葉からも、寿司職人の修行期間がいかに長いということがうかがえるでしょう。
さらに修行期間中は体力的・精神的な負担が大きいです。その結果、寿司職人という仕事を辞めたいと感じてしまうようです。
一日の労働時間が長い
寿司職人は、市場の開場時間に合わせて早朝から仕入れをしに行きます。仕入れをしたあとは、魚を捌いたり、酢締めをしたりするなどの仕込み作業に移ります。
仕込みがある程度落ち着いた頃には開店の時間となり、お客様にお寿司を提供します。お店によって異なりますが、昼夜営業している寿司店の場合、昼の営業が終わると一度閉店することがあるため、その間に休憩を挟むこともあるようです。
夜の営業に向けて足りないものを仕込み、開店時間になったら再びお客様をお迎えし、お寿司を提供します。お客様が退店したら閉店。そして、そのあと掃除や片づけをするのが一般的です。
ある程度人数のいる寿司店であれば問題ありませんが、職人の数が少ない場合は一人あたりの勤務時間が長くなってしまい、ワークライフバランスが取りづらくなり、辞めたいと感じてしまうようです。
勤務時間が長いわりに給料が低い
実際にはお店の規模によって異なりますが、厚生労働省が発表した令和4年賃金構造基本統計調査によると、寿司職人が含まれる飲食物調理従事者の1カ月あたりの給与は約23万円でした。
修行期間や労働時間が長いのにも関わらず、給与が低いことに矛盾を感じ、辞めたいと感じる人は意外と多いようです。
出典:令和4年賃金構造基本統計調査/e-Stat政府統計の総合窓口
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
寿司職人を辞めたいと感じたら別の仕事に転職することを検討しよう

beeboys-stock.adobe.com
一般的な寿司店で働く寿司職人を辞めたいと感じたら、別の仕事への転職を検討してみるといいかもしれません。
とはいえ、寿司職人として働いてきた中で身につけた知識や経験を活かさずに違う仕事に転職するのはもったいないでしょう。お寿司を握ってきた経験を活かせる以下のような転職先を検討してみてはいかがでしょうか。
回転寿司で握り担当のスタッフとして働く
寿司職人としての経験があるなら、回転寿司で充分活躍できるでしょう。回転寿司の場合、握り・ホール・キッチンなど部署ごとに分かれて勤務することがほとんどです。
握り担当のスタッフとして働けば、お寿司を握ったり、魚を仕込んだりすることに専念した仕事ができるでしょう。
ホテルや旅館の寿司職人として働く
ホテルや旅館などの宿泊施設で、訪れたお客様に提供するお寿司を握る寿司職人として働くという方法もあります。
宿泊施設で働く寿司職人は、バイキングやビュッフェで提供するお寿司を握るかホテルや旅館の施設内にある寿司店で働くかのいずれかです。
このように寿司職人として活躍できる職場は複数あるので、一般的な寿司店で働き続けることに限界を感じたら別の仕事でお寿司に携わる道を見つけてみてはいかがでしょうか。
ホテルや旅館の寿司職人の求人情報をチェック

ahirao-stock.adobe.com
おもてなしHRで募集している寿司職人の求人を確認してみたところ、ある程度の人数を確保しているためシフト制で働くことができたり、月8日から10日以上の休みがあったりする求人もありました。
また、給与に関しては月給25万円以上を支給、昇給や手当などの制度を用意している、といった求人もあるようです。
雇用形態もさまざまで、正社員から契約社員、パート・アルバイトなどあらゆる求人を募集しているようなので、柔軟な働き方ができるでしょう。
比較的条件のよい求人が多いようなので、ホテルや旅館などで働く寿司職人という仕事を転職先のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
お寿司に関わる仕事がしたいなら宿泊施設の寿司職人に挑戦しよう
寿司職人という仕事を辞めたいと感じる原因には、修行期間や労働時間の長さ、給与の低さなどが関係しているようです。
一般的な寿司店で働くことは厳しいけれど、どうしてもお寿司の仕事に携わりたいのであれば、回転寿司で握り担当のスタッフとして働いたり、宿泊施設で活躍する寿司職人として働いたりすることを検討してみましょう。
特にホテルや旅館は、経験豊富で実力のある寿司職人が多い環境です。高い技術力を持つ寿司職人のもとで働くことで、魚の扱い方や目利きの仕方の技術などを学べるでしょう。
おもてなしHRでは、ホテルや旅館で働く寿司職人の求人を取り扱っていますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。