【例文あり】最終面接での自己紹介!面接官の意図を理解して適切に伝えよう

採用面接では、必ずと言っていいほど「最初に自己紹介してください」と言われます。複数の面接を重ねてたどり着いた最終面接でも、自己紹介を求められることがほとんどでしょう。好印象を与えたり、その後の受け答えをスムーズに進めたりするためには自己紹介をうまくこなすことが必要です。最終面接における自己紹介のポイントを、例文と併せて見ていきましょう。

最終面接でも「自己紹介」は非常に重要!

応募者

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採用面接は「自己紹介してください」という言葉で始まることがほとんどです。一次面接、二次面接と進んできた人にとっては、すっかりおなじみのことではないでしょうか。

「今さら自己紹介なんて……」と思うかもしれませんが、最終面接においても自己紹介は非常に重要です。

自己紹介の重要性を改めて確認し、最終面接に臨みましょう。最終面接の自己紹介で注意したいポイントや、例文も紹介します。

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最終面接での自己紹介・重要性とは?

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最終面接で自己紹介が重要なことには、どのような背景があるのでしょうか。理由を詳しく見ていきましょう。

初めて対面する面接官がいるため

一次面接や二次面接は、採用担当者や現場の責任者が面接官を務めることが一般的です。同じ相手と複数回の面接を行う場合があるでしょう。

しかし最終面接は、役員や社長などの重役が担当することが多く、初めて顔を合わせる相手もいるでしょう。初対面の相手に自分を知ってもらうためには、きちんとした自己紹介が必要です。

人柄を中心に見られるため

最終面接を受ける段階において、経験・資格といったスキル面はすでに把握されているはずです。最終面接で中心的に見られるのは、人柄の面ではないでしょうか。

「安心して仕事を任せられそうか」「取引先に紹介しても問題はないか」「社風に合いそうか」といったことが重視される傾向にあります。

自己紹介の内容や話している時の様子から、人柄を判断しようとしているのですね。

その後の流れを左右するため

面接のスタート地点である自己紹介は、その後の流れを大きく左右します。スムーズに自己紹介ができれば、その後の受け答えもスムーズに進めやすいのではないでしょうか。

また、自己紹介で自分の魅力や強みを伝えられなければ、面接官に興味・感心を持ってもらうことはむずかしいでしょう。自己紹介は、面接官の心をつかむためのチャンスなのです。

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最終面接の自己紹介・押さえておきたいポイント5選

面接官

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上記のとおり、最終面接での自己紹介は非常に重要です。しっかりと印象づけるためには、以下のポイントを押さえましょう。

感謝の気持ちを伝える

最終面接を担当するのは、企業の重役など社会的な地位が高い人です。普段話す機会がない人が、わざわざ時間を作ってくれていることを忘れないでください。

また、最終面接に進むことができたのは、採用活動に関わる人々があなたにしっかりと向き合ってくれたからです。そのような背景を考えて、感謝の気持ちを伝えましょう。

はきはきと伝える

自己紹介の声が小さかったり、聞き取りづらかったりすると自信がない印象を与えます。最終面接は非常に緊張する場面ですが、努めてはきはきと話すことを意識しましょう。

最終面接まで残ったということは、誇れることです。自信を持って、臨んでくださいね。

目線の運び方を意識する

自己紹介では声のトーンや話すスピードも重要ですが、目線の運び方も重要です。面接官と適度にアイコンタクトを取ることを意識してくださいね。

また、複数の面接官がいる場合は、全員に万遍なく視線を向けることがポイントです。

面接官の意図を理解する

「自己紹介してください」と言われて、名前を伝えただけで終わったのでは意味がありません。あなたの名前は、応募した時点で知られているはずです。前述のとおり、面接官が知りたいのは人柄や自社とのマッチ度といったこと。

面接の場面では一挙一動が評価の対象です。「ただの自己紹介」と思わず、面接官の意図をくみ取った内容にしてくださいね。

自己PRと混同しない

自己紹介をしっかり伝えることは重要ですが、自己PRと混同しないよう注意が必要です。自分のスキルや長所、採用するメリットといったことを伝えすぎると「自己PRしてください」と言われた時に、話すネタがなくなってしまいます。

また「一方的な人物」という印象を与えることも考えられます。アピールすることよりも、自分の情報を伝えることをイメージして話を組み立てましょう。

最終面接での自己紹介・例文3選

ここまでの説明をふまえて、最終面接での適切な自己紹介を例文で見てみましょう。シティホテルの最終面接を想定しています。

新卒採用の場合

「○○大学○○学部4年生のおもてなし 太郎と申します。最終面接に呼んでいただき、ありがとうございます。

わたしは在学中、ボランティアサークルのメンバーとして、さまざまな活動をしてまいりました。体が不自由な人の日常をサポートしたり、子ども食堂で調理を手伝ったりといったことを通して、人の役に立つ喜びを学びました。

もし、内定をいただけましたら、サークル活動での経験をいかして、お客様の役に立つことに尽力したいと考えております。どうぞよろしくお願いします。」

同業他社への転職の場合

「本日は貴重なお時間をいただきまして、誠にありがとうございます。私は現在、○○グランドホテルでフロントスタッフとして勤務しております、おもてなし 太郎と申します。

貴館の『実家のようなくつろぎ』というコンセプトに共感し、応募いたしました。5年間の勤務で培った接客スキルをいかし、貴館の上質なおもてなしに貢献したいと思っております。どうぞよろしくお願いします」

異業種からの転職の場合

「はじめまして。現在、○○商事で営業事務の仕事をしている、おもてなし花子と申します。『自分の仕事の先にいるお客様』のことを常に意識し、スピード感のある仕事を心がけています。

接客の仕事は未経験ですが、人と接することが好きで直接お客様の役に立つ仕事がしたいと思い、宿泊業界への転職を決意しました。どうそよろしくお願いします。」

最終面接でも気を緩めずに自己紹介しよう!

採用面接は、最後の最後まで気を抜かないことが重要です。今回の記事を参考に、自分の魅力が伝わる自己紹介を考えて臨みましょう!

また、面接対策には転職エージェントへの相談もおすすめです。プロならではの視点で、適切なアドバイスがもらえることでしょう。ホテル・旅館への転職はおもてなしHRにご相談ください。

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