接客業以外の仕事に就きたい……。
長く接客業を続けてきた方の中には、接客業以外の仕事に就きたいと考えたことがある方もいるはずです。
他の仕事に挑戦したいという前向きな気持ちがきっかけになることもありますが、なんらかのストレスがきっかけで、接客業から離れたいと思った方も多いのではないでしょうか。
接客業以外の仕事という希望があるということは、接客業はもういいや……と感じたからではないでしょうか。
接客業以外の仕事であれば、今感じている接客業に対する不満が解消されるのではないかという、漠然とした思いを抱えていることもありそうです。
接客業以外の仕事に就きたいと考える理由や、接客業以外のおすすめの仕事について紹介します。
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接客業以外の仕事に就きたいと考える理由
接客業をしながら、接客業以外の仕事に就きたいと考えるのは、接客業の何かに嫌気が差しているからかもしれません。接客業以外の仕事に就きたいと考える理由を紹介します。
人と関わりたくないから
接客業はお客様と接する仕事。さらに、従業員同士の連携も重要なので、人との関わりが非常に密になります。
常に人と関わる必要があることが、ストレスになることはあるものです。気遣いが必要な場面も多く、自分自信の気持ちを押し殺さなければならないことも少なくありません。
そういったことが続くと、1人になりたいと感じることもあるものです。
もう人と関わりたくない、人との関わりを減らしたい、そう考えたことが理由で接客業以外の仕事に就きたいと思うこともありそうです。
拘束時間が長いから
接客が長引いて残業が続いたり、人手不足で休憩時間をとることがままならなかったり、接客業は拘束時間が長いことがあります。
アパレル販売や小売販売の場合は、店舗の営業時間が長いことで、勤務が深夜に及ぶことも。
プライベートの時間が確保できず、メリハリのない生活になると、拘束時間が長いことが大きなストレスになるでしょう。
土日祝休みが少ないから
接客業は、多くの人が休みを過ごす「土日祝」が書き入れ時。
そのため、接客業は土日や祝日に休むことが難しくなってしまいます。カレンダー通りに働いている人と比較すると、連休が取れることも少ないでしょう。
周囲が休んでいる姿を見て羨ましく思ったり、友人や家族とスケジュールを合わせることが難しかったりすることが続くと、接客業以外の仕事に就きたいと考えることもありそうです。
給料が低いから
接客業は給料が低いと言われることがあります。
全ての接客業がそうであるとは言い切れませんが、他業界と比較すると給料が低い傾向にあるのは事実。
さらに、拘束時間が長かったり、休みが少なかったりすることが、その割に給料が低い……と感じる要因にもなるでしょう。
もっと給料が高い業界にいきたいと考えることが、接客業以外の仕事に就きたいと思う理由になります。
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接客業以外の仕事【おすすめ4選】
接客業以外の仕事に就きたいと思う理由はさまざま。その理由を改善できるような接客業以外の仕事を紹介します。
事務職
事務職は、就業時間も規則的で、カレンダー通りの勤務になることが多い仕事です。
休憩時間の確保なども規則的なことが多いため、接客業の不規則さにストレスを抱えている場合には良さそうです。
WEBデザイナー/WEBライター
WEBデザイナーやWEBライターは、パソコンに向かって黙々と作業をする仕事です。
在宅ワーク、リモートワークができる場合も多く、人との関わりが全くなくても問題が発生することは少ないでしょう。
自分のペースで働きたいという場合には、おすすめの仕事です。
警備員
公共施設や病院の巡回や案内、入退管理を行う警備員も、人との関わりが少ない仕事です。
保安要員としての緊張感はありますが、警備員室で待機しながら働くことも多いため、体力的な負担が少ない働き方も可能です。
交代制であることが多く、シフト制の勤務になることもありますが、決められた時間で交代されるので、残業時間が発生することは少ないでしょう。
清掃員
オフィスビルや商業施設内の清掃をする、清掃員の仕事。
数名のチームで動くことはありますが、清掃作業は基本的に1人で行います。決められた作業内容、手順を守って働くため、イレギュラーが発生しにくいのがメリットです。
パートなどの短時間勤務ができることも多く、副業もしながら働きたいという場合にもおすすめです。
接客業以外の仕事に就きたいと考えたときの対処法は?
接客業以外の仕事に就きたいと考えた際の対処方法について紹介します。すぐに行動に移したくなりますが、時間に余裕を持つことも大切ですよ。
接客業以外に就きたい理由を考える
接客業以外の仕事に就きたいと考える理由が分からなければ、次のステップに進むことはできません。
接客業で働いている場合は、接客業の魅力も同時に考えてみると良いでしょう。
なんとなく不満を感じ、他の業種・業界がうらやましく思えているだけかもしれません。
業界ではなく職種を変える
接客業という業界の中にもさまざまな種類がありますし、職種も多いものです。
接客から離れたい、規則的な勤務時間で働きたいという場合は、業界は変えずに裏方の仕事に就くということも手段の1つ。
接客業の知見をいかしながら働くことができるので、経験者として認められれば賃金が上がる可能性もあります。
転職エージェントに登録する
接客業以外の仕事に就きたいと考えるということは、転職を検討しているということでしょう。
すぐに動くつもりはなくても、情報収集のために転職エージェントに登録してみるのも良いかもしれません。
他業界、他職種の情報や、転職市場の動向などを教えてくれるので、先のイメージがより具体的に湧いてくるきっかけになるかもしれません。
職種が多様なホテルなら接客経験がいかせる!
人と関わることに疲れた、土日休みが欲しい、そういった理由で接客業以外の仕事に就きたいと考える方は多いようです。
中には、接客業には魅力を感じてはいるけれど……という方もいるかもしれません。
そのような場合は、職種が多様なホテル業界への転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
バックヤードで現場をサポートする仕事も多く、接客業の経験で培ったスキルをいかしながら働けるはずです。
ホテルの仕事に興味がある方は、おもてなしHRにご相談くださいね。