「人と話すのが好き」を自己PRで伝えたい!
「人と話すのが好き」という人は多いはずです。
気心の知れた友人や家族と会話を楽しむのは、心地よいものです。人と話すのは楽しいな、と思うことが多いのではないでしょうか。
相手の話を聞くことで自分が知らなかったことを知れたり、自分から話をすることで新しい出会いにつながったり、人と話すことによって得られるものは多くあります。
そういった魅力を知っているからこそ、人と話すのが好きになるのでしょう。
接客業を目指す方の中には、人と話すのが好きであることを理由に接客業に就きたいと考える方もいるのではないでしょうか。
実際、求人票の応募条件の中に「人と話すのが好きな人」と記載されていることもあります。
人と話すのが好きな人は接客業に向いているのは、間違いないでしょう。
だからこそ、就職や転職の自己PRに、人と話すことが好きであることを伝えたいと考えることもあるかもしれません。
人が話すことが好きであることは、好印象につながることは間違いありません。
しかし、採用につながるためには、好印象であるだけでは不十分。面接の自己PRは、好印象を与えることではなく、人柄が伝わるものにする必要があります。
人と話すのが好きであることを自己PRで伝える場合は、人柄を伝えることと、それがどのように仕事にいかせるのか伝えることを意識しましょう。
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「人と話すのが好き」は言い換えて伝えよう!
人と話すのが好きと言うことが、悪い印象になることはありません。
しかし、人と話すことが好きな人の中には、相手の話が聞けないお喋り好きなだけの人、相手の気持ちを考えずに思ったままを発言してしまう人もいます。
人と話すのは好きでも、そのような人と一緒に働きたいと思うことはないでしょう。
なぜ人と話すのが好きなのか、どのように仕事でいかされるのか、自分の性格とどのようにつながっているのか。
人と話すのが好きであることをそのまま伝えるのではなく、企業が求める人材像に合わせて適切な言い換えをするのがおすすめです。
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人と話すのが好きな人はどんな性格?
自己PRで伝えたいのは、人柄です。人柄を表すためには、自分の性格を分析する必要があるでしょう。自己PR の言い換えにも使える、人と話すのが好きな人の性格を紹介します。
コミュニケーション能力が高い
コミュニケーション能力が高い人は、相手の話を聞くことが得意とも言えます。
人と話すのが好きであることと同時に、相手の話を聞き出したり、相手の気持ちが理解できたりすることをアピールすると、好印象につながります。
相手に合わせた言葉選びができたり、適切な間を意識したり、相手の言葉にしっかりと意識が向けられるかどうかも重要です。
このような人であれば、企業の一員として、安心してお客様の前に立ってもらえると感じるでしょう。
主体性がある
人と話すのが好きな人は、自ら積極的に声をかけることができたり、話題を提供することができたりします。
そういった人であれば、分からないことをそのままにしたり、指示を待ち続けたりせず、自発的に質問することができるでしょう。
自ら知識を得ようとしたり、新しい環境でも積極的に交流しようとしたり、主体性を持って行動できる人は、多くの企業が求める人材像。
採用後に一緒に働く姿も想像しやすいことも、好印象につながるポイントです。
協調性がある
人と話すのが好きな人で、単独行動が好きだったり、黙々と1つのことに集中するのが好きだったりする人は少ないはずです。
それよりも、コミュニケーションを取りながら共同作業をしたり、目標に向かって切磋琢磨したりすることを好むのではないでしょうか。
お客様だけなく、従業員同士の関わりも円滑な業務には重要です。
スタッフ同士が協力し合うことや、部署や部門の垣根を超えた連携が求められる仕事の場合、協調性は欠かせません。
「人と話すのが好き」が伝わる自己PR例文
大学卒業後から現在まで、飲食店での勤務を続けております。
お客様にご満足いただくために、お客様と話をすることを大切にしてまいりました。お客様からも「話をするのを楽しみにしていた」と言われることもあり、嬉しく思っております。
お客様が何を求めているのか正しく理解することが、マニュアルにはないサービスの提供につながると考えています。
どうすればお客様に喜んでいただけるかを考え、実際にご満足いただけることは何よりやりがいを感じる瞬間です。
また、お客様のお言葉から新しい発想が生まれたり、新しい出会いにつながったりすることも多く、お客様と会話をすることは仕事の楽しみの1つでもあります。
一人ひとりに合わせたおもてなしを提供する貴ホテルでも、常にお客様の声に耳を傾け、これまでにない新しいおもてなしを提供し続けられるよう尽力いたします。
好印象につながる言い換えで「人と話すのが好き」を伝えよう!
面接はコミュニケーションの場でもあります。人と話すのが好きかどうか、得意かどうかは、面接の会話でも伝わるものです。
わざわざ「人と話すのが好きです!」と言う必要もないかもしれません。
なぜ人と話すのが好きなのか、仕事にどういかせるのか、企業が求める人材像に合わせた言い換えをすることで、より好印象を伝えることを意識しましょう!
ホテルや旅館の仕事は、人と話すのが好きな人に向いています。
興味をお持ちの方は「おもてなしHR」にご相談くださいね。