英語を使う仕事に就きたい!
学生時代英語が好きだった、留学経験がある、といった理由で英語を使う仕事を目指している方もいるでしょう。
英語が使える仕事に就きたいと考えるからには、一定以上の英語力はあるはずです。
今あるスキルを保持したいと考えたり、働きながらさらにブラッシュアップしたいと考えたりすることもあるかもしれませんね。
英語を使う仕事と言っても職種はさまざまです。
必要な英語のレベルが違ったり、英語以外にも求められるスキルがあったり。
英語力があるだけでは務まらない仕事も少なくありません。
どのような場面で英語力をいかしたいと考えるかによって、仕事の選び方も変わります。
英語を使う仕事に必要な英語のレベルや、英語を使う職種について見てみましょう。
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英語を使う仕事に必要な英語のレベルは?
英語を使う仕事はさまざまですが、職種によって必要な英語力は異なります。
簡単な日常会話ができるレベルで良いものもあれば、ネイティブスピーカー並みのレベルが求められるものも。
英語を使う仕事の求人には、必要な英語力の目安が明記されています。
「日常会話レベル以上」「ビジネス会話レベル以上」と記載されていたり、英語力を示す資格のスコアが指定されていたりすることもあります。
特に、専門的に語学を扱う仕事の場合は、相当なレベルの英語力が必要です。
長期間の留学経験やインターナショナルスクールに通っていた経歴がなければ、就職することは難しいかもしれません。
英語が好き、働きながら英語も学びたい、そのような思いで英語が使える仕事を目指している場合は「海外とのつながりが強い仕事」を目指すのも一つの手です。
初級~中級レベルの英語力があれば就職できたり、働きながら英語力を高める機会があったり、日本にいながら英語を使った仕事ができるという魅力があります。
▼働きながら英語も学びたいという方はこちらの記事も参考になさってくださいね。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
英語を使う仕事5選
英語を使う仕事の中で、初級~中級レベルの英語力で就くことができる仕事を紹介します。
客室乗務員
客室乗務員は、英語を使うイメージが強い仕事の一つでしょう。
特に、日本と海外を結ぶ国際線では英語力は必須です。
機内アナウンスをしたり、料理や飲み物を提供したりする場面で英語を使うことがあります。
外国人スタッフとのコミュニケーションに英語を使ったり、ステイ先が海外になる場合は現地で英語を使ったりすることもあります。
確かに英語を使う場面の多い仕事ですが、客室乗務員に必要なのは接客マナーや国際儀礼に対する知識。
お客様に安心・安全を提供する、保安要員としての責任感も重要です。
どれだけ英語を流ちょうに話せたとしても、お客様を大切する気持ちがなければ務まりません。
入国審査官
日本を訪れた外国人を審査する入国審査官になるには、国家試験に合格する必要があります。
仕事で英語を使う場面は多くありますが、採用時に英語力が求められることはありません。
しかし、外国人の入国審査に英語は必須。採用後には、長期に渡る語学研修があります。
中国語やスペイン語など、英語以外の語学も学ぶ必要もあるようです。
入国審査官は、日本での滞在理由を確認し、入国の正当性を判断する仕事だから責任ある仕事。
不法滞在や国際犯罪を未然に防ぐためには、相手の意見を聞きながら冷静な判断力も求められます。
日本語教師
日本語を学びたい外国人に日本語を教える、日本語教師。
日本国内の日本語学校では、日本語で日本語を教えるのが一般的です。そのため、高い英語力が求められることはありません。
しかし、正確に理解してもらうために英語を交えながら説明することはあるようです。
日本語を勉強し始めたばかりの外国人であれば、英語は必要な場面も多いでしょう。
また、日本語を正しく理解して、説明する能力も求められます。
ホテルマン
外国人の利用が多いホテルや観光地のホテルでは、お客様の対応に英語が必要です。
ホテルマンなら英語が分かるだろうと思っている外国人もいるはずです。
高度な英語力が必要なのでは?と思われそうですが、英語を必須としているホテルはほとんどありません。
ホテルマンは、英語力以上に接客スキルやホスピタリティマインドが必要な仕事。
お客様に寄り添いたいと言う気持ちを持って、日本のおもてなしを提供できる人材が求められます。
英語を使う仕事に役立つ資格
英語を使う仕事に就く場合には、英語がどれだけできるかの証明を求められることも。そこで役立つのが資格試験です。応募条件に、スコアや階級が指定されていることもありますので、英語を使う仕事を目指す場合は取得してくのが良いでしょう。英語を使う仕事に役立つ資格について紹介します。
TOEIC® L&R TEST
就職や転職において、使われることが多いTOEIC® L&R TEST
求人の応募条件に「TOEIC® L&R TEST〇〇〇点以上」と記載されているのを見たことがあるかもしれません。
学生時代に受験したことがある、という方もいるかもしれませんね。
TOEIC® L&R TEST600点以上であれば履歴書に書くことができると言われています。受験をする際の基準にしてみると良さそうです。
TOEIC® L&R TEST800点以上であれば、高度な英語力を持っている証明にもなります。
英語力を上げたいという場合は、働きながら取得を目指すというのも良さそうです。
※TOEIC is a registered trademark of ETS. This web page is not endorsed or approved by ETS.
※L&R means Listening and Reading.
実用英語技能検定
実用英語技能検定は日本最大級の英語試験とも言われる、国内ではメジャーな資格試験の一つ。
一般的に英検と呼ばれていますが、正式名称は「実用英語技能検定」です。
国内企業であれば、実用英語技能検定でも英語力を証明するのには有効でしょう。
履歴書に記載するには2級以上を取得している必要があります。
求人票に実用英語技能検定の階級が指定されていることは少ないですが、TOEICと併せて取得しておくと、英語に対する前向きな姿勢を示すことができそうです。
▼実用英語技能検定についてはこちらの記事で紹介しています。参考になさってくださいね。
英語を使う仕事の決め手は「英語を使って何がしたいか」
英語を使う仕事はたくさんありますが、どれも英語力だけあれば良いという仕事ではありません。
大切なのは、英語を使って何がしたいかという点。
英語を使って日本の良さを伝えたい!英語で接客をしたい!と考えている方には、ホテルマンがピッタリではないでしょうか。
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