転職するなら大企業がいい?
転職活動の中で最も大切なこととも言える、企業選び。
どこで働くかは将来を大きく変えるものでもあります。慎重に選びたいですよね。
求人サイトや求人誌に目を通してみると、大企業の名前を見つけることがあります。
求人の内容や待遇を中小企業と比較すると、休日数が多かったり、福利厚生が充実していたり、大企業は違うな……と感じることもあるでしょう。
大企業ならではのメリットを見ると、転職するなら大企業が良いのかな?と思うこともあるかもしれません。
確かに、大企業に転職することで良い結果を得られることもあります。しかし、大企業が自分に合った転職先であるとは限りません。
転職先選びで重要なのは、自分に合った企業を選ぶことであることは忘れてはいけません。
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「大企業」だけで転職先を決めてもいい?
大企業の求人は、求人票に大きく掲載されていることも多く、目に留まりやすいものです。充実した福利厚生や給料に魅力を感じて、大企業への転職を視野にいれる方もいるかも知れません。しかし、大企業という理由だけで転職先を決めるのはリスクもあるもの。その理由を紹介します。
大企業とは?
実は「大企業」に明確な定義はありません。
各業種におけるシェア上位を争う、誰もが名前を知っている企業というのが、大企業に対するイメージかもしれません。
会社法と呼ばれる法律では、資本金が5億円以上または負債額が200億円以上の企業は「大会社」に分類されます。
大会社の数は、国内に存在する企業の約0.3%。会社法で大会社に分類される会社も、一般的にいう大企業と大きな違いはなさそうです。
イメージだけで大企業への転職先を決めるのは危険!
- ・安定している
- ・給料が高い
- ・休みが取りやすい
大企業に対してこのようなイメージを持つことはあるでしょう。
他にも、周りからの評価が上がりそう、自分の自信が付きそうという考えで、大企業への転職を考える方もいるかもしれません。
大企業に良いイメージを持っていたり、転職後に良いことが起こりそうと感じていたりしたら、大企業に転職したくなるのも当然でしょう。
入社後の研修が手厚かったり、ネームバリューが有利に働いたり、大企業ならではのメリットもあるのは事実。思い描いているイメージ通りの面もあるはずです。
しかし、良い「イメージ」だけで転職を決めるのは危険。
転職先選びで大切なのは、自分らしく働ける、自分に合った企業を選ぶことです。
もちろん、その結果が大企業であったのなら問題ありません。
しかし、なんとなく良さそうな「イメージ」だけで決めるのは、転職後のミスマッチの原因にもなります。
大企業に転職しても、人間関係に悩まされることはありますし、大企業に転職したことで、転勤が増えることもあります。
「大企業」を転職先の条件にすることは悪いことではありませんが、自分が何を大事にしているのか「転職の軸」がブレないことが重要なのです。
「地元で働きたいと思って転職を始めたのに、大企業に転職したことで異動が発生した」ということがあっては、大企業に転職して良かった!とは思えないはずです。
ライバルが多いことで埋もれてしまったり、人員数が多いことで決裁までの時間がかかったり、大企業ならではのデメリットにも目を向けることが大切です。
大企業だからではなく、希望の働き方がかなう企業を選ぶことが、転職先選びには最も重要です。
ホテル&旅館業界の就職・転職についての記事
大企業のホテルに転職するためには?
ホテルにも、ホテルを運営している母体が大企業ということも。
そのようなホテルは規模が大きく、ホテルのランクも高い傾向にあります。
だからこそ、求められる接客スキルが高かったり、幅広い業務に携われるチャンスが多かったりします。
語学力やマネジメント力が問われることもあるため、スキルアップしたいという目的で大企業のホテルに転職したいと考えることもあるでしょう。
ホテル業界はポテンシャルがあれば未経験者でも採用につながるケースも少なくありません。
比較的ハードルが高いと言われる大企業への転職も、ホテル業界ならチャレンジしやすいかもしれません。
大企業だからかなえられるキャリアがあるのは事実です。
目指すホテルマン像を明確にしたうえで、大企業のホテルへの転職を検討してみると良さそうです。
大企業のホテルを目指すなら「おもてなしHR」
大企業だからという理由で転職を決めることは、リスクもあります。大切なのは、大企業に転職して何を実現したいのかということです。
自分が何を大切にしたいのかを明確にしたうえで、自分に合った転職先を見つけて下さいね。
大企業のホテルへの転職に挑戦したいかたは、ぜひ「おもてなしHR」ご相談ください。