コミュニケーションスキルはバイト面接の自己PRで重要!
バイトの面接で「自己PRしてください」などと言われた時何をアピールしようか悩む人は多いのではないでしょうか。特に社会人経験がまだない学生さんや、初めて働くという人にとっては難関かもしれません。
アピール材料に迷ったらコミュニケーション能力を自己PRの主軸にしてみてはいかがでしょうか。
この記事では、バイトの面接でコミュニケーション能力をアピールすべき理由や自己PRする際のポイント、例文などを解説します。バイトにチャレンジする際の参考に役立ててくださいね。
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バイト面接でコミュニケーションスキルをPRする意味とは?
バイトの面接における自己PRにおいて、コミュニケーション能力のアピールは有効に働く可能性があります。その理由は以下の通り。
- ・バイトを多く雇う業種では、他の従業員との連携が必要
- ・バイトの定番、接客業ではコミュニケーションが特に重要
- ・コミュニケーションが取れなければ仕事を教えることが困難
バイトを効率的に育成できるか、安心して業務を任せられるかといったことは、バイト従業員本人のコミュニケーション能力にも大きく左右されることです。バイトの採用を勝ち取るためには、コミュニケーション能力のアピールが重要なのですね。
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バイト面接でコミュニケーションスキルをPRする際のポイント!
バイトの面接において、自己PRとしてコミュニケーションスキルの高さを伝えようという時にはいくつかのポイントがあります。
まず重要なのは「コミュニケーションスキル」の捉え方です。学生の視点ではなく社会人の視点で考えましょう。学校生活などで「コミュニケーション能力が高い人」と言えば、にぎやかで楽しい人を連想するのではないでしょうか。
しかし、働く場所では目立つことよりも周りとの調和が重要なのです。その点を意識して、自分のコミュニケーションにおける長所を探ってくださいね。
また、面接では「私の長所はコミュニケーションスキルが高いことです」と伝えるよりも、具体的なエピソードを伝えてアピールする方がスマートです。社会人経験がないと難しく思えるかもしれませんが、学校生活や部活動、習い事やサークル活動などでの出来事が良い題材になるはず。
そしてコミュニケーションスキルは面接中の態度にも現れます。関係者にきちんとあいさつをしたり、適切な相槌を打ちながら目を見て話したりすることを心がけましょう。
バイト面接の自己PRで伝えるコミュニケーションスキルの例文
ここまでの解説をふまえて、バイト面接の自己PRでコミュニケーションスキルをアピールする例文を見てみましょう。「自己PRしてください」「バイトに対する意気込みを聞かせてください」といった質問に対する答えを想定しています。
部活動でのエピソード
「私は高校時代の3年間、バレーボール部に所属しておりました。その部には後片付けや準備は1年生だけでやるというルールがあり、非効率で意味がないと思っていたため2年生の時に、ルールの見直しを提案しました。
2年生・3年生から反感を買う恐れもありましたが、自分の考えだけを主張するのではなく、反対意見にも耳を傾け、落としどころを探すスタイルで進めたところ、部内で建設的な話し合いができ、みんなが納得する新ルールができたのです。
この経験から、私には周囲との調和を図りながら問題解決のために動けるという強みがあると自負しております。」
他のバイトでのエピソード
「私は以前、居酒屋でバイトをしていた経験があります。そのお店ではお客様からおすすめのメニューを聞かれることが多かったのですが、売り出し中のメニューや人気のメニューを提案するだけでは反応がいまひとつでした。
そこで、お客様ひとりひとりに向けたおすすめを提案しようと考え、味付けの好みや一緒に飲むお酒を質問し、それに合ったメニューをおすすめしたところ、追加で注文してもらえることが増え、売上に貢献できたのです。
こちらのカフェにおいても、ひとりひとりのお客様とコミュニケーションを取りながら尽力したいと考えています。」
コミュニケーションスキルのアピールは就職・転職にも有効!
コミュニケーションスキルのアピールは、バイトだけでなく就職・転職の採用試験においても重要です。見事、バイトに合格して働く際にも、コミュニケーション能力を鍛えることを意識して未来につなげましょう!
また、コミュニケーションスキルに自信がある人は、正社員として働くことも視野に入れてはいかがでしょうか。宿泊業界への就職・転職はおもてなしHRにご相談ください。