ワンルーム寮の特徴
ワンルーム寮とは、一つの部屋にキッチンやお風呂、トイレが付いた寮です。居室が一つの間取りとなっており、玄関やキッチンとの仕切りがないタイプの部屋です。
カップルや夫婦向けの寮は2LDK となる場合が多いのですが、ワンルームは単身者向けの寮に多く見られます。
家具・家電付きで借りられる寮もあり、敷金礼金もない寮がほとんどなので、特に一人暮らしを始めたい方にはうれしいサービスでしょう。
寮の家賃は、地域差はありますが、大体6万円前後が多いそうです。そのなかに光熱費や食費が含まれていたり、家賃が無料の寮のあったりするので、事前の徹底したリサーチが必要です。
また、個室寮だと通勤にかかる時間は20分ほどが一般的らしいので、通勤もラクにできるでしょう。
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宿泊業界での職務経験はありますか?
個室寮付きの求人はどんな業界が多い?
業界や職種に関わらず、個室寮付きの求人数は企業によって異なります。しかし、強いて言えば、工場や運送会社、派遣会社、宿泊業界などに多く見られる傾向がありるようです。
気になる企業や仕事があれば、あまり業界にこだわらず、広い視野を持って求人を探してみてくださいね。
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ワンルーム寮に住むと、どんな生活が待ってる?
ワンルーム寮付きの求人を選ぶと、どんな生活が待っているのでしょうか?あなたが個室寮に住む想像をしながら、読み進めてみてくださいね。
建物
一般的な寮は、会社が持つ寮専用の建物です。
企業によっては通常のアパートやマンションなどを借り上げ、それを寮とする場合も珍しくありません。
環境
寮に住むうえで、どのような周辺環境なのかはとても気になる点の一つですよね。
コンビニやスーパー、病院、ホームセンターが充実しているなど、生活に必要な施設が近い寮は、とても居心地の良く不便を感じることはないでしょう。
そのような施設が寮の周辺にないという場合でも、車の持ち込みが許可されている寮もあります。
周辺環境は、不自由なく日常生活を送るには重要なポイントなので、あらかじめリサーチが必要です。
共用スペース
個室寮の場合でも、トイレやお風呂が共用というケースはあります。
トイレやお風呂が共用だと、業者の方が定期的に清掃してくれるので常に清潔な状態が保たれています。
敏感な方は、トイレやお風呂が部屋に備え付けられている寮を中心に選びましょう。
設備
寮には、家具や家電が備え付けられているところがあります。
必要なものが揃っていると生活必需品を準備する手間を減らしたり、初期費用を抑えられたりするので、なるべく手間や費用を省きたい方は、寮の設備面を必ずチェックしましょう。
それぞれの寮によって違いは見られますが、一般的に備え付けられているものは以下のような設備です。
・冷蔵庫
・洗濯機
・エアコン
・テレビ
・ベッド
・カーテン
「せっかくの一人暮らしだから、自分の好きな家具家電を選びたい!」という方は、通常のアパートやマンションのようなタイプの個室寮を選ぶと良いでしょう。
食事
寮に食堂がある場合は、そこで食事をするのが基本です。
安全面を考えて自炊を禁止している寮もありますが、最近では個人の部屋にキッチンを用意した寮が増えています。
自炊したい方は、「キッチン付き」を条件にして寮を選んでも良いかもしれませんね。
求人に応募する前に、個人寮の条件を調べておこう
仕事内容が理想的な求人でも、個室寮の条件が自分に合っていなければ、寮生活がストレスとなって後悔することにもつながります。
いくら魅力的な求人だとしても、個室寮があることを条件に仕事を選ぶのであれば、寮生活のことを真剣に考えたうえで求人の応募を検討しましょう。
寮について不安があれば、応募をする前に企業に直接問い合わせても構いません。応募してから疑問が浮かんだら、面接の際に質問してお悩みを解消するようにしてくださいね。