無料の寮が完備されている派遣会社があるって本当?
派遣会社のなかには、無料の寮が完備しているところがあります。住み込みできる派遣寮の8割ほどは、寮費が無料となっている場合が多いようです。
無料でなくとも5万円以内で住める寮がほとんどで、住み始めの2カ月は寮費を無料にしている派遣会社もあります。
また、最近では家具が備え付けられていることに加え、Wi-Fi環境も整っているのが常識となっています。
派遣寮は個室が多く、プライベートをきちんと守りたいという方も安心して暮らすことができるでしょう。
しかし、寮の設備がどれだけ整っているのかという点は施設によって異なりますので、あらかじめ周辺環境と併せてチェックしておくことが大切ですよ。
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派遣寮に住み込むメリットとデメリット
無料の派遣寮に住み込むのはメリットもあれば、デメリットもあります。早速、それぞれ確認していきましょう。
メリット
無料の派遣寮に住み込むメリットは、なんといっても生活費が安く収まることでしょう。敷金礼金もなく、家具は備え付けられている寮が多いので、初期費用はそれほどかかりません。
さらに、職場が近い寮がほとんどなので、通勤ラッシュを避けて出勤することができます。職場までが遠くても、バスなどを用意している寮が多いので、通勤はグンとラクになりますよ。
デメリット
いくら寮費が無料とはいえ、デメリットに感じる部分もあるようです。
洗濯機やお風呂などが共有されている寮で言えば、それらを使用するタイミングに気を遣うという声も多く上がっています。
また、「生活音が気になるけれど、同僚との仲を悪くしたくないから注意できない」といったお悩みもあるそうです。
同僚とひとつ屋根の下で暮らすからこそ遠慮することが多く、知らず知らずのうちにストレスを溜めてしまうのでしょう。
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【Q&A】派遣寮のアレコレ
派遣寮に住みたいと思っていても、不安がある方は多いかもしれません。寮について、よく寄せられる疑問や不安を取り上げますので、今後の参考にしてみてくださいね。
「同じ職場の人と一緒に住むのはストレスが溜まらない?」
寮生活のデメリットとして挙げたように、ストレスを溜める方はいらっしゃいます。人によっては寮生活自体が向いていないことも。
しかし、なかには「期間を決めて住むなら、寮がいい!」という方がいらっしゃることも事実です。
たとえば、「半年間~1年間、お金のために働く」と、その間だけ楽しく過ごそうと割り切る方は多いそうです。実際、「意外と楽しく暮らせた」「短期間だからこそ、日々が貴重な経験になった」という声が上がっています。
「住民票は移したほうがいい?」
派遣寮に引っ越す際は、基本的に住民票は移したほうが良いでしょう。しかし、働く期間が1年以内の場合や、曖昧な場合は住民票は実家にしておいても問題ありません。
アパートやマンションなど、住む場所がきちんと決まってから住民票を移しても、遅くはありませんよ。
「プライベートの時間は確保しにくい?」
寮生活ではプライベートの時間を確保しにくいといったイメージがあるかもしれませんが、全く取れないというわけではありません。ただし、プライベートの時間に限りはあります。
住み込みで働くと生活の中心が派遣寮となるので、同僚と毎日顔を合わせることになり、職場とプライベートの境目がわからなくなると悩む方もいらっしゃいます。
しかし学生寮と比べると、派遣寮はプライベートの時間が取りやすく、一人ひとりを尊重する雰囲気があるので思い思いの時間を過ごせるでしょう。
期間を決めて、寮生活を経験してみるのもアリ!
無料の派遣寮で後悔しない暮らしを送るには、メリットとデメリットの両方を理解しておくことが大切です。
しかし、派遣寮は仕事を辞めたら、寮を出なければなりません。無料だからといっていつまでも派遣寮に頼りきるのではなく、家を失うリスクがあることを忘れずに過ごす必要があるでしょう。
そのためには、期間を決めて寮生活を経験するという考えを持つことが大切です。ある程度仕事に慣れてきたら、自分の家を借りるように計画することをおすすめします。