一人当たりの採用費用について解説!
採用形態や企業の規模、業種などによって一人当たりの採用費用は異なります。
さまざまなケースにおける一人当たりの採用費用を把握しておけば、採用活動にかかる費用の見通しが立てやすくなるでしょう。
本記事では、以下の場合における一人当たりの採用費用の相場をご紹介していきます。
・新卒
・中途
・アルバイト/パート
これから採用活動を開始しようとお考えの方は、ぜひご参考にしてみてくださいね。
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採用コストとは
一人当たりの採用費用の解説の前に、採用コストについてご説明していきましょう。
採用コストとは、その名の通り採用にかかる費用のこと。なお、採用コストは「内部コスト」と「外部コスト」に分けられます。
内部コストは、採用担当者の人件費や、求職者に支給する交通費、内定者との懇親会費などを指します。
外部コストは、求職者に対する働きかけの際に発生する費用。
・求人広告掲載費
・採用ページやパンフレットの制作費
・人材紹介利用時の成果報酬
・採用イベント参加費
・適性検査の費用
外部コストに分類されるのは、主に以上のような費用です。
一人当たりにかける採用費用について考える場合、内部コストと外部コストがどれくらい必要なのかを把握しておくことで、予算が立てやすくなりますよ。
▼採用費用の相場について詳しく知りたい方はこちら
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一人当たりの採用費用:新卒
新卒一人当たりの採用費用は70~95万円とされています。
一括で採用する企業が多く、特別な経験やスキルがある人材を探すケースもあまりないため、中途採用と比較すると一人当たりの採用費用の相場が低いようです。
ただし、内定辞退が多い傾向があるため、採用費用は多めに見積もっておくと安心ですよ。
一人当たりの採用費用:中途
中途一人当たりの採用費用は85~105万円です。
即戦力として働ける社員を募集するケースが多いため、新卒よりも慎重に採用活動を行う必要があります。
そのため、人事だけでなく現場社員も採用活動に加わる場合が多く、より多くの内部コストがかかるようです。
一人当たりの採用費用:アルバイト/パート
アルバイトやパートの一人当たりの採用費用は1~7万円です。
新卒採用や中途採用に比べると、相場がかなり低いことがわかります。
採用フローが少なく、求人サイトやコーポレートサイトを介さずに募集を行うことも多いため、あまり金額がかからないと考えられますよ。
【企業規模別】年間の採用費用相場
続いて、企業規模別の年間採用費用の相場について見ていきましょう。
大企業
大企業となれば、1年あたりに採用する人数も多くなるもの。大企業と一口に言っても社員数にはかなりのバラつきがありますが、年間の採用費用の目安は以下の通りです。
・1000人以上……1700~1800万円
・1000人以下……500~550万円
この相場を踏まえ、採用人数や予算について検討すると見通しが立てやすくなるでしょう。
中小企業
1年あたりの中小企業の採用費用は、300~350万円程度です。およそ3~4人の採用をする場合、この程度の金額が発生するのですね。
零細企業
零細企業の年間採用費用は150~200万円です。
零細企業は採用活動を行う機会が少ないことも多いのではないでしょうか。そのため、採用計画がうまく行かずに余計な費用がかかってしまうことも。
採用にあまり自信がない場合は、採用支援サービスを利用するのがおすすめです。採用計画について、プロの目線からアドバイスを受けることができますよ。
一人当たりの採用費用を抑えたいなら「おもてなしHR」にご相談を!
一人当たりの採用費用を把握しておけば、採用計画を立てやすくなります。企業規模や採用人数に応じて、予算を組んでみてはいかがでしょうか。
なお、採用戦略に不安がある場合は、採用支援サービスを利用するのがおすすめです。専門的な知識を持つアドバイザーに相談することが、無駄な採用コストの削減につながりますよ。
当社サービス「おもてなしHR」は、宿泊業界に特化した採用支援サービスです。採用に関するお悩みを抱えている方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。