ホテルのロビーは何のためにある？

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ホテルに足を踏み入れると、まず目に入るのがロビーです。ホテルのロビーにはフロントデスクがある他、ソファーやテーブルが設置されていますが、このようなスペースは何のために用意されているのでしょうか。

この記事では、ホテルのロビーが持つ役割や、利用のマナーについて詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてくださいね。

ホテルのロビーが持つ役割とは？

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ホテルのロビーは、宿泊客でなくても利用でき、基本的に無料です。ラウンジを備えているロビーでは、有料でコーヒーや軽食を楽しめることも。

公共性の高いスペースですが、どういった役割があるのか見ていきましょう。

時間をつぶすための場所

ホテルのロビーはチェックイン時間よりも早く到着したお客様や、チェックアウトを終えてタクシーの到着を待つお客様が、時間をつぶすための場所として利用されることが多くあります。

宿泊客でなくとも、次の予定までの時間をつぶすことに使うのではないでしょうか。街中に立地しているホテルでは、ビジネスの隙間時間に訪れる人もいるでしょう。

宿泊客と面会する場所

ホテルの客室に入れるのは、宿泊客のみです。宿泊中の友人・知人を訪ねる場合は、ロビーやラウンジなどで会うことがルール。

ホテルのラウンジは、応接間の役割も担っているのですね。

休憩・喫茶する場所

外回りの仕事やショッピング、観光などで疲れた際の休憩や喫茶、友人・知人とのお茶会などにも、ホテルのロビーが活用されます。

また、「高級ホテルに入ってみたい！」「憧れのホテルに行ってみたい！」といった希望を持つ人が、気軽に来られる場所としての需要もあるでしょう。

仕事をする場所

きちんとした雰囲気が漂うホテルのラウンジは、ビジネスシーンでも活用できます。商談の場所として使われることは多いでしょう。品格の高い場所を使うことによって、相手に良い印象を与えられるのではないでしょうか。

また、パソコンやタブレット端末を持ち込んで、仕事を進める場所としても適しています。

待ち合わせ場所

ホテルの中には、その街のシンボルとして認識されている施設もあります。外見が特徴的だったり、有名だったりするホテルのロビーは、待ち合わせ場所としての利用頻度が高いのではないでしょうか。

以下の記事では、ホテルのロビーでの待ち合わせについて詳しく解説しています。併せてご一読ください。

ホテルを宣伝する場所

ホテルがロビーを公共の場所として解放しているのは、ホテルの宣伝のためでもあります。

宿泊客を訪ねてきた人や、お茶を飲みに来た人などに、ホテルをアピールするのですね。豪華な内容を目にしたり、ホテルスタッフの丁寧な接客を受けたりすることで、「このホテルに泊まってみたい！」と思ってもらうことが狙い。

そのため、ロビーはホテルの顔として美しい装飾が施されているのですね。

ホテルのロビーを利用する際のマナーとは？

ホテルのロビーは基本的に、誰でも利用できる場所です。しかし当然ながら、公共の場所としてマナーを守らなければなりません。

ホテルのロビーを利用する際には、以下のことに注意してくださいね。

服装に注意

待ち合わせに利用したり、短時間のお茶を楽しんだりするくらいであれば、完璧なフォーマルでなくとも問題ありません。

しかし、ロビーはホテルの中でも特に格式の高い場所であることを忘れずに。場の雰囲気を壊さないように、ある程度きちんとした服装で訪れるのがマナーです。露出の多い服装や、だらしない印象を与える服装は避けてくださいね。

ビジター利用者は客室に入らない

宿泊せずに、ホテルのロビーを使う人をビジター利用者と言います。先述の通り、客室に入れるのは宿泊客のみ。たとえ友達同士であっても、ビジター利用者は客室に入らないことがルールです。

このルールを無視すると、刑事罰に問われることもあるので絶対に守りましょう。以下の記事もご参照ください。

静かに利用する

ホテルのロビーは、静かでゆったりとした空間です。商談に熱が入ったり、友達と楽しく過ごしたりしていると声や身振りが大きくなりがちですが、注意しましょう。

「相手にだけ聞こえる声で話す」ということを、意識してくださいね。

混雑時の長居は避ける

気持ち良く使わせてもらうためには、ホテルに対する思いやりを持つことも必要です。宿泊中の利用や宿泊客との面会で利用する場合は別ですが、混雑時の長居は避けたほうが良いでしょう。

空いている時間帯でも長時間使うのであれば、ラウンジでコーヒーなどを注文するのがスマートです。

なお、ラウンジの活用方法については以下の記事で詳しく解説しています。併せてご一読ください。

ロビーの活用でホテルに親しもう！

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ラグジュアリーホテルやシティホテルには慣れていないと入りにくいものですが、ロビーは誰でも利用できる場所です。マナーを守って活用し、ホテルに親しんでみましょう！

なお、ホテルへの就職・転職は、おもてなしHRにご相談ください。