アルバイトの採用担当者の仕事とは
正社員の採用活動は人事担当者や役員が行うことが多いですが、アルバイトでは主に、現場の責任者が行うのが一般的ですよね。
普段の業務に加え、応募者からの電話・メール対応、そして面接を行って採用の可否を決定することになります。多忙の中で、適切な人材を選ぶというのはなかなか大変なことですよね。
雇用のミスマッチを起こすことなく、スムーズな採用をするために押さえておきたいポイントを解説します。
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アルバイトの採用で担当者がチェックしたいポイントは?
アルバイトは一般的に正社員よりは採用のハードルが低い物ですが、もちろん誰でも良いわけではなく、適切な人材を選ぶ必要があります。
業務内容によっては特別なスキルが必要なこともありますが最低限、妥協できないポイントは「一般常識がある・シフトの都合が合う・一定期間続けてくれる」の3点ではないでしょうか。この3点をクリアする人材かどうか、以下の方法でチェックしましょう。
応募者の常識を見極める
一般常識のある人物かどうかを見極めるためには、ファーストコンタクトに注意を払ってください。電話で応募してくるのに、挨拶や名乗りも無く「アルバイトに応募したいんですけど」と言ってきたり、忙しいことが予想される時間帯に掛けてくる人物は要注意です。
他のスタッフが電話対応した場合は、そのスタッフにどのように電話を掛けてきたのかヒアリングすると良いでしょう。オンラインからの応募にメールでコンタクトを取る際も、名乗りや挨拶を入れた丁寧な文章かどうかを見てください。
いざ面接に呼んだ時にきちんとしていても、ファーストコンタクトの時の態度が、その人本来の姿である可能性が高いのです。また、履歴書の誤字・脱字が多い人物にも注意しましょう。「たかがアルバイト」と思っているのかもしれません。
シフトに入れる時間・曜日を確認
募集の時点で入ってほしい時間・曜日は告知するものですが、よく読まずに応募する人は少なからず居るものです。面接が始まったら早い段階で時間・曜日の都合をすり合わせましょう。
また、学生さんであれば学校が終わる時間を、お子様の居る主婦ならお子様の帰宅時間などを確認すると良いですね。
やる気を判断する
やる気があるかどうかは、口調や表情からも判断できますが、志望動機に着目してみましょう。「家や学校から近い」「時給が良い」「交通費が出るから」など、希望条件の一致だけでは、肝心な業務内容が合わず、すぐに辞めてしまうことがあるのです。
アルバイトの仕事内容自体に興味を持っている人材を選んだ方が、長い期間働いてくれる可能性が高いでしょう。
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アルバイト応募者の採用を逃さないために担当者がしたい工夫
アルバイトの求人は、星の数ほどあります。ウカウカしているとせっかく応募してくれた人材が、他のアルバイトに行ってしまうかもしれません。それを防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。
コンタクトはスピーディに
アルバイトの採用活動は、スピード感が大切です。応募があったらすぐにコンタクトを取り、面接の日時を設定しましょう。そして面接の結果も、なるべく素早く伝えるように心がけてください。
待たせている間に、他のバイトが決まってしまうかもしれません。もし採用可否の決定に時間がかかるのであれば「何日までに連絡します」と伝えますしょう。その間は他のバイトは探さずに待ってもらえる可能性が高まります。
また、採用を見送る場合も、不採用になった旨の連絡は必ず入れてください。「採用の時のみ、何日までに連絡します」と案内した場合は別ですが、不採用にしたからと言って放置するのは失礼ですよね。「バイトの面接の後、連絡をくれなかった」という評判が家族や友人に広がり、誰も応募してこなくなるかもしれません。
感じの良い面接をする
アルバイトの面接を行うのは、現場に出ている人であることが多いですよね。応募者から見れば「アルバイトが決まったら一緒に働く人」なのです。
一緒に働く人から威圧的な面接をされたり、失礼な質問をされるようなことがあれば「ここはやめておこう」ということになりますよね。反対に、親しみの持てる感じの良い面接を行えば「ぜひこの人と働きたい!」と思って貰えるでしょう。
以下は、面接官の対応についての記事です。正社員の採用を前提とした記事ですが、アルバイトの面接にも役立つはずなので、ぜひご一読ください。
面接官のNGワードとは?面接官が言ってはいけないNGワードを紹介
アルバイトするメリットのアピールを忘れずに
アルバイトの採用面接は、応募者からアルバイト先として選ばれる立場でもあります。応募者が自己PRするのと同じように、アルバイト先としてのメリットはぜひ、アピールしましょう。
まかないが出たり、低価格で買い物できるなどの福利厚生や、アルバイトを通してどんなスキルが身につくのかをアピールしてくださいね。
ホテル・旅館のアルバイト採用ならおもてなしHR
アルバイト採用で押さえておきたいポイントを解説しましたが、通常業務をしながらこれだけのことに気を配って人材を選ぶのはそう簡単なことではありません。
ホテル・旅館のアルバイト採用が難航しているのであれば、おもてなしHRの導入をおすすめします。おもてなしHRは、宿泊業に特化した採用支援サービスです。通常業務が忙しい採用担当の方とアルバイト希望者を、専任のアドバイザーが取り次ぎます。
条件に一致する人材をピックアップして紹介しますので、不要な面接を省いて効率的に採用を進められるはずです。日本全国のホテル・旅館を対象としていますので、ぜひご活用ください。