パソコンスキルを活かせる仕事とは?
すっかり身近な道具になったパソコン。「ちょっとパソコン操作ができるくらい、今どきスキルと言えないよね」と思う人もいるのではないでしょうか。
しかし、ほとんどの仕事でパソコンを使うようになった今だからこそ、パソコンスキルは大いに活かせるはず。
この記事では、パソコンスキルを活かせる仕事やパソコンスキルを磨くメリット、求職活動でのアピール方法について詳しく解説します。転職・就職活動の参考にしてくださいね。
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パソコンスキルを活かせる仕事5選
パソコンスキルは幅広い業務で役に立つものですが、具体的にはどのような仕事で活かせるのでしょうか。パソコンを使用する職業として、代表的な例を見ていきましょう。
データ入力
お客様の情報や契約内容などを入力することが求められる仕事において、パソコンスキルは必須です。
変換を間違えたり、余分な空白が入ったりといった単純なことでも、ミスがあれば正確なデータを作ることはできません。また、1件でも多く処理することが求められるため、スピードも重要。
一定以上のタイピングスキルがなければ、苦戦する仕事と言えるでしょう。
一般事務・営業事務・会計など
売上や商品の在庫を管理したり、伝票を作成したりする業務でも、パソコンスキルが活かせます。データ入力と同様に正確性・スピード感が求められます。
また、ワープロや表計算といった、一般的なオフィスソフトのスキルもあった方が良いでしょう。中途採用では、使いこなせることを前提としている場合もあります。
コールセンター
コールセンターでは一般的に、お客様から受けた問い合わせの内容をパソコン入力で記録しています。
電話は次々と掛かってくるので、お客様を待たせないためには話をしながらパソコン入力を済ませるスキルが必須。入力時間を計測し、成績に反映させるといった厳しいコールセンターもあります。
営業職や接客業
直接お客様と顔を合わせる営業職や接客業でも、パソコンスキルは必要です。顧客情報を登録したり、1日の売上を記録したりといった場面では、パソコンを使うことが一般的。
また、チェーン店では本社や多店舗とのやり取りで、パソコンのメッセージアプリを使うことも。
コンピューター・インターネット関連の仕事
システムエンジニアやプログラマー、ウェブライターといったコンピューター・インターネット関連の仕事では、当然ながらパソコンスキルが必須です。
必ずしも最初から専門的な知識・技術を求められるとは限りませんが、基本操作を会得していなければ、こうした職業に就くことは難しいでしょう。
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就職・転職に向けてパソコンスキルを磨くメリットとは?
企業によっては、入社時のパソコンスキルを重視しない場合もあります。しかし、ある程度のパソコンスキルを身につけていた方が、求職活動にも入社後にも有利に働くもの。
転職・就職に向けて、パソコンスキルを磨くメリットを見ていきましょう。
仕事をスムーズに覚えやすい
就職・転職直後は覚えることが山ほどあり、いっぱいいっぱいになりがちです。仕事の進め方に加えて、パソコンスキルも新たに覚えようとすると、余計に大変な思いをするでしょう。
入社前にパソコンスキルを磨いておけば、仕事を覚えることに集中できるはず。また、業務に関するメモやTODOリストをパソコンで作るなど、効率化も可能。
仕事をスピーディーにこなせる
パソコンを使う職場では、高いスキルを持っているほど仕事を素早くこなせます。特に重要なのはタイピングスキル。タイピングが早ければ、すべての仕事がスピーディに片付きます。
反対に、業務の進め方をしっかり理解していてもパソコン操作がおぼつかなければ、余計な時間がかかるもの。効率的に仕事をこなすためには、パソコンスキルが必須なのですね。
即戦力として期待される
データ入力や一般事務などは、ひと通りのパソコンスキルがあれば進められる仕事です。
職場によっては専用ソフトを使うこともありますが、日頃からパソコンに慣れている人なら、十分に使いこなせるはず。
職種そのものは未経験でも、高いパソコンスキルがあることで「即戦力になってくれる!」と評価され、内定を勝ち取れるかもしれません。
また、パソコン操作に不安がないことでリモートワークを許可されたり、ポータブルスキルとして次回以降の転職で有利に働いたりといったメリットもあります。
パソコンスキルが活きる!就職・転職でのアピール方法
パソコンスキルは求職活動の場面できちんとアピールしたいもの。効果的なアピール方法を見ていきましょう。
パソコン関連の資格を取得する
パソコンを使う仕事は、特別な資格などがなくてもできることです。しかし、スキルを客観的に証明する手段として、資格取得は非常に有効。企業によっては資格手当などが付き、より高い収入を得られる可能性もあります。
以下の記事では、パソコンに関する資格について解説しています。併せてご一読ください。
応募書類をパソコンで作成する
ひと昔前まで、履歴書や職務経歴書といった応募書類は手書きで書いた方が良いとされていました。「手書きの方が熱意が伝わる」「文字に人となりが現れる」といった理由があってのことですが、今はパソコンでの作成が主流になりつつあります。
きれいで見やすいだけでなく、きちんとしたレイアウトの書類を作るだけのパソコンスキルがあることのアピールとしても有効ではないでしょうか。
制作物を提出する
ウェブライターやプログラマーといったクリエイターの求職活動には、制作物の提出がつきものです。パソコンを使ってどのような仕事ができるのか伝えるためには、作ったものを見せることが最も確実。
また、一般事務などに応募する際も、プラスαの資料としてパソコンで作成したレポートなどを提出しても、良いかもしれません。いきなり提出すると一方的な印象を与えるので「参考までにこうしたものも提出してよろしいですか?」と、お伺いを立てましょう。
パソコンスキルは仕事で必ず役に立つ
パソコンスキルは、あらゆる職場で役に立ちます。磨き上げたスキルは「これくらい誰にでもできる」などと思わずに、自信を持ってアピールしてくださいね!
なお、アピール方法で悩んだ際には、転職エージェントへの相談もおすすめ。ホテル・旅館への就職・転職であれば、おもてなしHRをご活用ください。